あんこが起こす食中毒の症状は? 食べてしまったらどうする?

あんこが起こす食中毒の症状は? 食べてしまったらどうする?

あんこが起こす食中毒の症状は? 食べてしまったらどうする?

食中毒

なんだかお腹の調子がおかしいけど、肉や海鮮など、食中毒を起こしそうなものを食べていなかったり、冷やしたりなど思い当たる節がない時、もしかしておやつに食べたあんこがいつもと食感や味がちょっと違っていませんでしたか?

 

 

あんこで食中毒にかかった事例は意外と多くあります。

 

今回はあんこが起こす食中毒の症状と、その対処法について解説いたします。


あんこが起こす食中毒の症状は?

あんこが原因の食中毒の主たる症状には下痢、嘔吐、そして発熱があります。

 

 

近年報告があったものには

 

  • 原因があんこに繁殖していたセレウス菌であった、幼稚園であんこ餅を食べた園児の集団食中毒。
  • 原因があんこに繁殖していた黄色ぶどう球菌であった、製造所にてあんこもちを作り食した従業員の嘔吐、下痢の体調不良。
  • 原因があんこに製造者の保有していたノロウィルスが繁殖していたものだった、菓子製造者が作った饅頭を購入して食べた150人以上の人の、嘔吐・発熱・下痢などの体調不良。

 

などがあります。

 

 

共通してみられる症状は下痢と嘔吐そして発熱です。

 

 

セレウス菌は嘔吐型と下痢型があり、嘔吐型は症状が30分から5時間以内に発症し、下痢型は6時間から15時間に発症します。

 

通常は嘔吐、腹痛、下痢が症状のセレウス菌ですが、免疫が抑制された人には菌血症、心内膜炎、髄膜炎、肺炎を起こすことがあります。

 

 

発熱がある場合はノロウィルスが疑われます。

 

ノロウイルスの場合、主な症状は嘔吐、下痢、38度程度の発熱で、突発的な激しい吐き気や嘔吐、下痢、悪寒、腹痛が、早い人だと食後30分ほどで症状が現れます。

 

 

黄色ぶどう球菌の場合は早くて数十分、通常は食べてから2~3時間で発症します。

 

黄色ぶどう球菌は悪心や嘔吐の症状が主に見られますが、腹痛と下痢を伴う場合もあります。

 

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腐ったあんこを食べてしまったときの対処法

あんこはその砂糖の多さから食中毒にかかりにくいと思われがちですが、常温で保管される事が多く、菌が繁殖するのに向いているんですね。

 

作った直後でないあんこや、購入したあんこを食べる前には、よく注意しましょう。

 

 

あんこを食べて食中毒の兆しが会った場合に、自宅でできる応急処置は、繰り返される嘔吐と下痢で脱水症状にならないために水分補給をする事です。

 

吐き気やお腹の調子が悪いため、食べ物も飲み物も口にするのがつらいときがありますが、少しずつ無理のない方法で経口保水液、もしくはスポーツドリンクを人肌に温めて飲むようにしましょう。

 

 

スポーツドリンクは飲み過ぎると体内のイオンバランスを乱す可能性があるので、他の飲み物と調節して飲む様にしましょう。

 

 

自宅にこれらがない場合は、100mlに食塩を0.9g溶かした生理食塩水でも代用できます。

 

湯冷ましやお茶などは、電解質を含まず水分の吸収がされにくいので、これらではなく、電解質を含む飲料を温めて少しずつ補給しましょう。

 

 

市販薬で食中毒への効能をうたったものがありますが、下痢止め、吐き止めでは体内にあるウイルスが排出されなくなり、治癒が遅くなる事があります。

 

安易に市販薬に頼るのはやめましょう。

 

 

食中毒で激しい腹痛や発熱、悪寒、血便などの症状があった場合は急いで医者にかかりましょう。

 

食中毒になったときは、すぐにお医者さんに診てもらうことが一番ですが、治療はよほど重症でない限り、黄色ブドウ菌には抗生物質、ノロウイルス、セレウス菌には主に対処療法になります。

 

激しい下痢、嘔吐の症状が治まって来たら、おかゆや柔らかいうどん、スープ、ヨーグルトなど、胃腸に優しいものや成長作用のある食品で栄養補給しましょう。

 

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あんこの食中毒を予防するには?

あんこは作った当日と翌日に食べきれる分をのぞいて、小分けに冷凍保存しましょう。

 

ラップになるべく空気を抜いた状態で小分けをして、食品保存用袋に入れて冷凍保存すれば、約2ヶ月間は食べられます。

 

 

また、食中毒にかからないためには以下の事項をしっかり守る様にしましょう。

 

  • あんこを室温で保管するのは避けましょう。
  • 5度から60度の間ではセレウス菌が増殖しやすいので、高温で保管する場合は、60度より高い温度で、低温で保管する場合は、5度より低い温度で保管するようにしましょう。
  • あんこを冷ますときは小分けにして早く冷ますようにしましょう。
  • 再加熱する場合は速やかに74度以上になるように加熱しましょう。
  • あんこを作る前には手、調理器具を清潔にしましょう。
  • 料理や食べる前にはしっかり手洗いをしましょう。

 

 

食中毒は、二次感染を防ぐことも重要です。

 

二次感染を防ぐためには次の3つをしっかり守りましょう。

 

  • 石けんでしっかり手洗いをする
  • タオルを共有しない
  • お風呂は最後に入って、お湯を必ず抜く

 

食中毒は一度かかっても長く持続する免疫ができるわけではなく、何度でも同じ菌で同じ症状がでます。

 

以上のことを気をつけて、食中毒にかからないように気をつけましょうね!

 

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まとめ

あんこって手作りをすると、思ったより大量にできますよね。

 

せっかく作ったあんこを無駄にしないように、あれこれレシピを考える前にさっと冷凍保存しておけば、急いで食べ続けなくてもよくて一石二鳥です。

 

あんこをこれからもおいしく安全に食べるために、食中毒には気をつけましょう!