うずらの卵の栄養価は普通の卵より高い?どんな効能があるの?
八宝菜などの中華料理によく入っているうずらの卵!
一口でパクっと食べられて、おいしいから好きですよね〜
ところで、そんなうずらの卵の栄養ってどれくらいあるんでしょう?
いつも使っている普通の卵とどっちが高いんだろう…と考えたことありませんか?
ということで今回はうずらの卵の栄養や効能について詳しく紹介します!
うずらの卵と普通の卵の栄養価を比較!
うずらの卵と普通の卵の栄養価は、ほぼすべてにおいてうずらの卵の勝利!
勝ち負けではないですが(笑)
普通の卵とうずらの卵を比較すると、ほぼすべての栄養素の含有量において、うずらの卵の方が多いのです!
どちらも100g単位で比較した場合なので、普通の卵だとMサイズが約2個分・うずらの卵だと約10個分になります。
ビタミン類から鉄、葉酸までうずらの卵の方が栄養価が高く、特に突出して多く含まれているのがビタミンA・葉酸・セレン・ビタミンB12・ヨウ素です。
ビタミンAは普通の卵の約2.2倍!葉酸も約2.2倍!
セレンは約1.5倍!ビタミンB12は約5倍!
ヨウ素はなんと約9倍も含まれています!
これらの効能はのちほど説明しますね!
普通の卵さんと比較してしまうのが申し訳なくなるくらいの結果になってしまいました。
その他にもビタミンD・モリブテン・ビタミンB2などの、重要な栄養素たちもうずらの卵の方が多く含まれています。
唯一普通の卵の方が多く含まれていたのは、ビオチンという栄養素だけでした!
うずらの卵にはどんな効能がある?
それではさっそくうずらの卵の効能を紹介していきます!
- ビタミンA
- 葉酸
- セレン
- ビタミンB12
- ヨウ素
先ほど紹介した、これらの突出して多く含まれている栄養素について解説します。
ビタミンA
ビタミンAは肌や粘膜を健康に維持してくれる効果があります。
また暗いところでも次第に目が慣れて、見えるようになる機能に関わったり、体を細菌から守ってくれるなどの重要な役割がたくさんあります。
葉酸
葉酸はビタミンB群の仲間で、レバーやほうれん草などに多く含まれている栄養素です。
胎児の先天的な異常を予防してくれる効果があり、妊婦さんにはとても大切な栄養素ですね!
セレン
普段あまり聞き慣れない栄養素ですが、セレンは体内を酸化から守ってくれて、免疫系や甲状腺ホルモンを正常に保つ効能があるんです!
体の中の悪い細胞たちをやっつけてくれる役目です。
老化や生活習慣病などの予防や、がんの発生や転移を予防する効果もあるとされているすごい栄養素です。
ビタミンB12
普通の卵の約5倍も含まれているビタミンB12は、血を作る作用があり貧血やめまいを予防するのに有効なビタミンです!
また正常な神経の働きを維持してくれる役割もあります。
ヨウ素
ヨウ素は昆布やわかめ・ひじきなどの海藻類に多く含まれている栄養素です。
成長を促進する働きや基礎代謝を活発にしてくれ、風邪予防や疲労回復の効果があります。
健康維持に欠かせない栄養素ですが、適度に取ることが重要なので過剰摂取には注意が必要です。
このようにうずらの卵には様々な健康維持や予防作用があります!
うずらの卵を使った簡単レシピ
うずらの卵を使った簡単レシピを紹介します!
- うずらの卵入りミートボール
- うずらの卵の味玉
うずらの卵入りミートボール
材料(10個分)
- うずらの卵・・・10個
- 鶏ひき肉(豚でも!)・・・300g
- パン粉・・・大さじ3
- 酒・・・大さじ2
- 塩こしょう・・・少々
- レ
- 醤油・・・大さじ2
- 砂糖・・・大さじ2
- 酢・・・大さじ1
- 水・・・大さじ4
作り方
- ハンバーグのたねを作るように、まずは肉だねを作ります。
- ひき肉にパン粉、酒、塩こしょう、お好みで炒めた玉ねぎを入れても栄養アップ!
- 粘りが出るまで混ぜたら肉だねを10等分し、茹でたうずらの卵をはみ出ないように包み込みます。
- 少し多めの油でこんがり焼いて、タレを入れて煮絡めたら完成!
普通のミートボールだと思ったら、中からうずらの卵が!
お子様は特にテンション上がっちゃいます!
タレは甘酢ダレではなく、醤油・砂糖・みりんを使ってテリヤキ風にすると、よりお子様向けになります!
うずらの卵の味玉
材料
- うずらの卵・・・10個
- 水・・・大さじ4
- 醤油・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ2
- 顆粒だし(ほんだしなど)・・・小さじ1/4
作り方
- うずらの卵は茹でて殻をむいておきます。
- 水と調味料を混ぜレンジにかけて、顆粒だしを溶かします。
- ジップロックや瓶にうずらの卵と調味液を入れ、粗熱が取れたら密封し一晩漬けたら完成!
簡単!前もって作っておけば、もう一品ほしい時の強い味方です。
基本的なうずらの卵の茹で方も紹介しておきますね!
うずらの卵を鍋に入れて、ひたひたにかぶるくらいの水を入れます。
沸騰したら2分茹で、火を止めたら2分放置して冷水にさらします。
うずらの卵がしっかり冷めたら殻をむきます。
茹でる時に菜箸でコロコロと転がすように混ぜると、黄身が真ん中に来ますよ〜
そして1つずつむくのが面倒な時、殻にヒビを入れる技が!
小さめのボウルかお椀を二つ用意し、片方にうずらの卵を入れ、もう片方でフタをします。
それからやさしくシェイク!だいたい20回くらいです。
すると全体に細かいヒビが入り、つるん!ときれいにむくことができます。
まとめ
ということで今回はうずらの卵について書いてみました!
うずらの卵は普通の卵より栄養価が高く、体にうれしい効能がたくさんある!
大人も子供も喜ぶレシピでおいしくいただけます!
うずらの卵ってすごいですね!
私のイメージでは、うずらの卵は小さいから栄養素も少ないのかと思っていました。
しかし逆でうずらのような小さな鳥は、早く成長し大きくなる必要があるため栄養素を多く蓄えているのです!
手軽に使えて値段も安いからやっぱり普通の卵を使うことがどうしても多い〜
しかし!私もこれからは栄養のためにも、うずらの卵を積極的に使おうと思います!
うずらの卵の栄養や効能について知りたい方のお役に立てたら嬉しいです!
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