お酢にはアルコールが入っている?妊婦や子供が摂取しても大丈夫?

お酢にはアルコールが入っている?妊婦や子供が摂取しても大丈夫?

お酢にはアルコールが入っている?妊婦や子供が摂取しても大丈夫?

お酢

 

 

お酢にアルコール成分が入っているのは知っていますか?

 

 

私は全然知らなかったのですが、お酢といえば体に良さそうなイメージですよね。

 

 

ただ、お酢にアルコールが含まれているとしたら、妊婦さんや子供が摂取しても問題ないのか気になりませんか?

 

 

さらに言えば、りんご酢は水などで割って、小さい子供も飲んでいるので、もしアルコールが入っているのなら何だか心配ですよね。

 

お酢にアルコールは入っているのか、妊娠中や小さい子供が摂取しても大丈夫なのか、よく飲まれているりんご酢の度数はどのくらいなのかを紹介します。


お酢にアルコールは入ってるのか?

 

まず、お酢にアルコールは入っているのかどうか気になりますよね?

 

 

ずばり、お酢の中にアルコールは入っています。

 

 

アルコールが入っていると聞くと、びっくりですし、少し抵抗ありますよね。

 

実は、お酢はお酒を発酵させてできる調味料で、米や麹、酒や酒かすなどから作られます。

 

 

お酒にできるものであれば、酢も作ることができるので、穀物酢や果実酢、ワインビネガーなどその種類は多数あるんです。

 

 

確かにお酒の中には、米酒や果実酒、ワインなどの種類がありますが、お酢の中にも米酢やりんご酢、ワインビネガーなど同じような種類がありますよね。

 

つまり、お酒の種類があれば、それだけ同じ種類のお酢もあると考えてよいといえますね。

 

 

お酢にはどのくらいアルコールが入っている?

ただ気になるのは、お酢にはどのくらいアルコールが入っているのでしょうか?

 

 

実際に含まれているアルコール濃度は・・・、

 

 

何と0.2%ほどです。

 

 

少ないですね!

 

なぜこんなにも低い数値かというと、作る工程に理由があります。

 

 

それは、お酒を発酵させている段階で、アルコールが酢に変化してしまうからです。

 

 

まず穀物(米や麦など)や果実(りんごやぶどうなど)からお酒を作り、それに酢酸菌を加えて発酵させます。

 

 

発酵後、アルコールは酢酸に変化するため、残る濃度は約0.2%となるのです。

 

 

この濃度であれば、アルコールはほとんど残っていない状態となります。

 

お酢からアルコールの匂いがしないのは、アルコールが飛んだわけではなく変化したからなんですね。

酢のアルコールは妊娠中・小さい子が摂取しても大丈夫?

アルコール分はほとんど残っていないとはいえ、妊娠中や小さい子供がお酢を摂取しても問題はないのでしょうか?

 

 

実際は、全く問題はありません。

 

 

ただし、1日の理想的な量として約15〜30ccで、水などで濃度を薄めて摂取することが大切です。

 

これ以上に摂取すると、胃を痛めてしまう可能性があるからです。

 

 

特に、妊娠中の方が摂り過ぎた場合は、排泄作用が高まる働きもあることから流産の可能性があります。

 

 

妊娠中は塩分を控えなければならず、塩の代わりにお酢を調味料として使うことがあるかと思います。

 

1日の摂取量を守るのは大変かと思いますが、調理を工夫しましょう。

 

 

お酢がもたらす健康効果とは?

ここで、お酢が持っている健康効果についてはどんなものがあるのでしょうか?

 

代表的な効果を3つ紹介します。

 

 

1. 疲労回復・ダイエット効果がある

 

 

1つ目は、疲労回復・ダイエット効果を持っていることです。

 

 

お酢の中にはクエン酸とアミノ酸が含まれています。

 

クエン酸とアミノ酸には疲労回復のスピードを速める効果があり、脂肪燃焼や脂肪をエネルギーに変えてくれる効果も持っています。

 

 

この他にもお酢に含まれる酢酸には、脂肪の蓄積を抑える効果があり、まさにダイエットに効果があるといえます。

 

 

ちなみにダイエットのときは、運動する30分〜1時間前にお酢を飲むと、最も効果が出るとされています。

 

ダイエット中の方は運動前に、疲れを回復したい方は運動後や仕事後などに飲むとよさそうですね。

 

 

2. 血糖値の上昇を抑える効果がある

 

 

2つ目は、血糖値の上昇を抑える効果があることです。

 

 

血糖値は食事をとることで上がっていくのですが、お酢には上昇する血糖値を抑える効果があります。

 

実際に同じ量の食事で、酢を混ぜたものと混ぜないものでは、混ぜた食事をとった方が、血糖値の上昇が緩やかであるといった事例もあります。

 

高血圧でお悩みの方にはおススメな調味料といえますね。

 

 

3. 抗菌作用と腸内環境を整える効果がある

 

 

3つ目は、抗菌作用と腸内環境を整える効果があることです。

 

 

酢に含まれる酢酸には、腸内にある悪玉菌の増殖を抑える効果があります。

 

これは水で薄めた酢でも効果があるとされており、便秘解消に効果が期待できます。

 

 

また大腸菌やサルモネラ菌など人間に害を及ぼす菌においても繁殖を抑える効果があり、お酢は抗菌作用も持っているのです。

 

 

お酢の摂り過ぎには注意が必要ですが、基本的にお酢はメリットの多い調味料をいえます。

 

私個人としては、お酢は料理に使いながら摂取するのが一番な気がしますね(笑)。

りんご酢のアルコール度数とは?低いメーカーはどこ?

よくジュースの代わりに飲まれているりんご酢ですが、こちらのアルコール度数はどのくらいなのでしょうか?

 

 

りんご酢のアルコール度数ですが・・・、約0.2%となります。

 

 

先ほども書いた通り、これはどのお酢にもいえることですが、0.2%ほどアルコールが残ります。

 

ただし、アルコールが入っていないお酢も存在するんです。

 

 

それは、ミツカンの純りんご酢です。

 

 

こちらの商品は原料にアルコールを使用していないため、アルコールを心配する必要が全くありません。

 

この他にも、純玄米酢や純米酢金封などアルコールを使っていない商品があります。

 

 

他のメーカーにもアルコール分が入っていないものもありましたが、ミツカンが一番商品を取り扱っているようです。

 

 

ちなみに商品名に「純」とつくものが、アルコールを原料としない商品が多かったのですが、中には扱っているものもあります。

 

必ず商品裏の原材料を確認することをおススメします。

まとめ

ここまでお酢にアルコールが入っているのか、妊娠中や小さい子供に影響はあるのか、りんご酢のアルコール度数と低いメーカーについてまとめました。

 

  • お酢はお酒を発酵させたものであるため、アルコール濃度はどれも0.2%ほど残る
  • 妊娠中や小さい子供がお酢を摂取しても問題ないが、摂取しすぎると、胃を痛めたり、流産の可能性がある
  • お酢は1日約15〜30tで、薄めて使うのが理想的である
  • お酢にはダイエットや疲労回復、血糖値抑制、抗菌作用と腸内環境を整える効果がある
  • アルコールが含まれていないお酢もあり、ミツカンが一番商品数を扱っている

 

ということでした。

 

 

お酢は健康によいイメージでしたが、まさかお酒から作られていたことにびっくりでした。

 

小さい頃にしゃっくりを止めるために酢を少量で飲むとよいと教えられ、微量で飲んだことがあります。

 

 

しゃっくりは止まりましたが、胃を痛めてしまいました(笑)。

 

 

それ以来原料で飲むことはなく、薄めて飲んでいますが、本当に胃を痛めてしまいますので、必ず薄めて飲むことをおススメします。

 

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