かき揚げが崩れるのはなぜ?バラバラにならないコツ!
かき揚げはいろんな野菜を入れて作れて美味しいですよね。
しかし、揚げているうちにどんどん崩れていくことがあります!
最終的にはなかなかカリッとならず残念な仕上がりになることもしばしば…
そこで今回はかき揚げが崩れる原因・バラバラにならないコツを解説します!
かき揚げが崩れる!原因は?
かき揚げを美味しく作るには何と言ってもサクサク感が大切!
ただ具材がバラバラになるとべちゃっとなってしまいます。
1. 水分が多すぎる
その理由の1つが水分量!
水分が多すぎるとどうしてもまとまらずにバラけやすいですね。
気持ち粉を多めに入れるくらいの方が良いでしょう。
2. 衣のつけすぎ
また衣の量はつけすぎはいけません。
天ぷらの場合普通天ぷらの粉は衣の役割を果たしますがかき揚げの場合は、あくまでつなぎですので少なめの方がカリッと揚がります。
3. 揚げてる時に触り過ぎ
また触り過ぎも原因の1つですね。
つい気になって触ってしまう人も多いのですが気をつけましょう。
4. 油の温度が高すぎ
他には高すぎる油の温度も原因の1つ。
最初はやや低いかなというくらいの温度がベストです。
かき揚げがバラバラにならないコツは?
かき揚げをきちんと形を崩さずに最後までバラバラにならずに揚げるためにはいくつかのコツがあります。
1. 小麦粉を多めにする
まずは水分量の問題ですね。
ベチャベチャにならないためにも、バラバラにならないためにもできた衣にさらに小麦粉を1、2つまみ入れるようにしましょう!
これで衣が強くなって崩れにくいです。
2. 油の温度を適温にする
次に温度問題。
サクッと揚げるためには高温であげるのが良いと勘違いされている方も多いのですが、実は温度が高いと良いというわけではありません。
温度が高いと具材の水分が蒸発してかき揚げがバラバラになりやすいのです。
つまり適温であげるのが1番良いというわけです。
では適温はどのくらいかというとだいたい衣を垂らして、それが鍋の底につき浮き上がってくるのが適温の目安になります。
この時温度が低すぎると衣は浮き上がってきませんし高すぎると底につくことなく浮き上がります。
覚えておきましょう!
3. 揚げるときの入れ方を工夫する
そして最後は油への入れ方です。
まず簡単なのがおたまを使うこと!
鍋のふちから入れるのがポイントで菜箸で形を最初に整えても良いでしょう。
あるいは適当な大きさに切ったクッキングシートのうえにスプーンで衣を絡めた具材をのせてシートごと揚げるやり方!
この方法の場合固まるとシートが勝手に剥がれるので裏返す際にシートは取り除き捨て、もう片面を焼けば良いです。
他には100均にもかき揚げを高く作れる便利グッヅがありますので一度チェックしてみてはどうでしょう。
かき揚げにすると美味しいおすすめの具材は?
かき揚げがバラバラになる原因と対策などを見てきたところで今度はかき揚げの具材選びです。
王道なのは玉ねぎと人参などではないでしょうか?
ただ、それ以外もかき揚げに入れると美味しい野菜は色々あるののでアレンジは色々ありますよ。オススメを見ていきましょう。
海苔かき揚げ
まずオススメが海苔を入れたかき揚げです。
作り方は簡単でかき揚げの具材を味付け海苔に乗せて油に入れそのまま揚げるだけです!
キッチンペーパーと要領は同じなのですが、海苔の場合はかき揚げにくっつきます。
海苔の代わりに大葉でも構いません。
ごぼうとしめじのかき揚げ
ごぼうはかき揚げに入っていることがあってもなかなかきのこ類は入れない人が多いかもしれませんね。
ただ意外とマッチして美味しいんですよ。
ちなみにべちゃっとならないためにもしめじの水分はあらかじめしっかり拭き取っておきましょう。
キャベツちくわかき揚げ
このかき揚げも珍しいですよね。
キャベツってあまり揚げるイメージは少ないのですが実は揚げることでとっても美味しくなるんですよ。
癖になるかもしれません!
ちなみにキャベツの水分が出るとべちゃっとなるのでじっくり揚げるのがポイントです!
梅と枝豆のかき揚げ
次にさっぱりと楽しみたい方に梅干しを入れたかき揚げなんかはどうでしょう。
天つゆでいただきます。
枝豆を入れることで食感も楽しいですし、見た目も綺麗ですよね。
ビールのお供にも良いのでぜひ試してみてください。
コーンと魚肉ソーセージのかき揚げ
子供のお弁当に作るならコーンと魚肉ソーセージを入れた簡単かき揚げもオススメです。
野菜を追加して入れても良いですし大人ならネギを入れても良いですね。
少ない油で揚げ焼きするとサクサクになりやすいですよ。
ちょっとしたおやつにもなりそうです。
まとめ
いかがでしたか?
かき揚げがバラバラになるのには作る工程で水の量が多かったり、温度が適温でないことなどが関係していることがわかったかと思います!
その辺を注意して作ると随分違った仕上がりになるはずですよ。
可能な場合は今回紹介したキッチンペーパーにのせる方法で一度揚げてみてください。
手間も少なく洗い物も増えないので知っておくと便利です。
かき揚げは冷蔵庫の残り野菜を片付けるのにも最適!
いろんな具材を入れて味や食感など、自分のお気に入りを見つけてみるのも楽しいですよ。
関連ページ
- コロッケの衣がはがれるのはなぜ?アレンジレシピを紹介!
- コロッケを揚げているときに、衣がはがれてしまったことはありませんか? コロッケの衣がはがれないようにするコツは、コロッケの余分な水分をとり、衣をしっかりつけて、高温で短時間で揚げることです。 今回、コロッケを揚げたときに衣がはがれないコツを紹介します。
- コロッケを爆発させずに作る方法とは?爆発の原因は揚げ方?
- コロッケを油で揚げているときに爆発すると、見ためはよくないし、油がはねて火傷をするかもしれません。 コツをつかめば爆発することなく、安全にコロッケが作れます。 今回、コロッケを爆発させずに作る方法を紹介します。
- 唐揚げの衣がはがれるのはなぜ?はがれるのを防ぐ方法は?
- 唐揚げを揚げているとき、「衣がはがれたー!」と、ガッカリしたことはないですか では、どうしたら鶏肉と衣がしっかりつくのか… それは、ちょっとしたコツで衣がはがれにくくなります。 今回、唐揚げの衣がはがれる原因と、唐揚げの衣がはがれないコツを紹介します。
- 唐揚げの下味は一晩漬けたら長すぎ? 漬け時間による味の変化は?
- 唐揚げを作る時、下味に漬け込む時間に迷ったことはありませんか? 手が空いた時に漬け込んでおけば楽だけれど、漬かりすぎてしまうのもよくなさそう。 今回は、唐揚げの漬込み時間と味の変化について、はっきりとさせていきましょう。
- とんかつの衣がはがれる!原因と上手く揚げるコツは?
- お家でサクサクのとんかつを揚げようとしてもお店のように上手くいかないこと結構多いのではないでしょうか? とんかつを作る時の工程は少ないのですが中でも衣は厄介で、揚げている途中にはがれてしまうことがあるかもしれません。 そこで今回はとんかつの衣をはがれなくするちょっとしたコツを紹介します。
- 天ぷらの衣がはがれるのはなぜ!?衣がはがれないサクサク天ぷらのコツ!
- せっかくつけた天ぷらの衣が、揚げているうちにはがれてしまう・・・。 衣をまとわせて油に入れた天ぷらが、油から揚げたときには、具材とボロボロの衣に分離してしまった…ともなれば、なんとも悲しい食卓になってしまいます。 そうならないために、衣がはがれず、キレイな見た目でサクサクの天ぷらを揚げるポイントを、ご紹介していきます。
- 海老天をまっすぐ揚げるコツは?衣をカラッとさせるには?
- 家で海老を揚げると、まっすぐ揚げられない!衣がカラッとしない! こんなことありませんか? 実はちょっとしたコツで、海老が曲がらず、衣をカラっと揚げられるんです。 今回、海老天をまっすぐ揚げるコツ、衣をカラッとさせる方法を紹介します。