きのこのタンパク質含有量は多い?栄養価や健康への効果は?

きのこのタンパク質含有量は多い?栄養価や健康への効果は?

きのこのタンパク質含有量は多い?栄養価や健康への効果は?

きのこの種類

 

きのこはヘルシーな上にうま味成分も含んでいるので、料理には大活躍しますよね。

 

そんなきのこにどんな栄養が入っているのかご存知ですか?

 

 

「三大栄養素のひとつタンパク質の含有量は?」

 

「きのこの栄養価や効能は?」

 

などきのこの気になる栄養についてまとめてみました。

 

 

きのこの栄養素を効率よく取り入れる簡単な方法もご紹介しますので、ご参考にしてくださいね。


きのこのタンパク質含有量はどのくらい?

タンパク質は人間の身体を作るのに欠かせない栄養素のひとつで、欠かせないエネルギー源です。

 

そんなタンパク質を普段の食生活で摂取できたら嬉しいですよね。

 

 

料理に使う事の多いきのこに含まれるタンパク質含有量はどのくらいなのかを調べました!

 

今回はスーパーで見かける手に入りやすいきのこに的を絞ってご説明しますね。

 

きのこの種類 タンパク質含有量
マッシュルーム 3.8g
まいたけ 3.7g
エリンギ 3.6g
しいたけ 3.0g
えのき 2.7g
しめじ 2.7g
まつたけ 2.0g
なめこ 1.6g

 

 

全て100gあたりのタンパク質含有量になります。

 

 

こう見ると、きのこのタンパク質はそんなに多く含まれていませんよね。

 

きのこっていろんな料理に使うけど、そんなにたくさんは使わないと思います。

 

少しでも多くタンパク質を摂りたい人は乾燥きのこを使うのがオススメです。

 

 

  • 干しシイタケ…19.3g
  • きくらげ(乾燥)…7.9g

 

しいたけは乾燥させただけで、タンパク質が6倍以上になっていますΣ(゚Д゚)

 

我が家の煮物には干しシイタケ決定!(笑)

きのこに含まれる栄養素は?どんな効果があるの?

ダイエット

 

きのこにはタンパク質の他にもたくさんの栄養が含まれているのです。

 

ダイエット中や女性に嬉しい効果がある栄養素が入っていました!!

 

 

食物繊維

 

きのこには便秘解消に効果がある食物繊維がたっぷり含まれているのです!

 

便秘に悩んでいる女性の方は積極的に摂り入れるといいですね。

 

 

きのこに含まれている食物繊維の一種のB-グルカンは免疫力がアップしてアレルギーの予防や改善にも効果があると言われています。

 

B-グルカンはがん細胞の増殖を抑える働きも報告されていますよ。

 

 

カリウム

 

カリウムには塩分を体外に排出してくれる働きがあり、高血圧を予防します。

 

カリウムを摂取する事でむくみの解消にもつながるので、女性には嬉しい効果ですよね。

 

 

きのこの中でもエリンギに多く含まれています。

 

 

ビタミンD

 

ビタミンDには、カルシウムの吸収率をアップして、老化防止や骨粗しょう症の予防のも効果があります。

 

特に干しシイタケに凝縮されていますよ。

 

 

ビタミンB1、B2

 

ビタミンB1には炭水化物の代謝を助ける働きがあります。

 

また「疲労回復ビタミン」とも呼ばれています。

 

 

ビタミンB2は肌荒れ防ぎ、シミやそばかすを抑えて美肌効果が期待できます。

 

女性には嬉しい効果ですね(*^^*)

 

 

葉酸

 

妊娠中に積極的に摂り入れたい葉酸は、胎児の正常な発育に不可欠と言われています。

 

普通の食事で不足する事はないのですが、妊娠や授乳中の女性は意識的に多く摂取する必要があるようです。

 

 

干しシイタケやエリンギ、えのきに多く含まれています。

 

 

きのこはヘルシーな食材で栄養価も高いので、ダイエットに最適な食材です。

 

そんなきのこの栄養をなるべくたくさん摂れる方法を次にご紹介します(^^♪


きのこの栄養を逃さず食べたい!正しい調理法は?

きのこにはたくさんの栄養が含まれている事が分かりました。

 

日々の食卓に摂り入れたい食材ですが、正しい調理法で料理しないと栄養が逃げちゃうのです(;・∀・)

 

まずは正しい調理法を覚えておきましょう!

 

 

きのこは水洗いをしない

 

他の食材と一緒にきのこもついつい洗っていませんか?

 

きのこは洗うと栄養素が逃げてしまうのです!

 

各きのこメーカーさんは洗わなくてもいいように品質管理をしていますので、これからは洗わず料理に使ってくださいね。

 

 

加熱は短時間で

 

きのこの栄養は熱に弱いので、調理時間は素早くしましょう!

 

きのこは後から加えると、香りや歯ごたえも残ってより美味しくなりますよ。

 

 

きのこの栄養が溶けた汁も残さず食べよう

 

きのこのビタミンは水溶性なので、どうしても外に流れ出てしまいます。

 

きのこはスープや炊き込みご飯などがおススメです。

 

干しシイタケの戻り汁もそのまま活用しましょう!

 

 

きのこを冷凍保存や乾燥させてから調理する

 

きのこは冷凍や乾燥させると栄養価がさらにアップします。

 

なんと!乾燥させたきのこはビタミンDが10倍も増えるようですΣ(゚Д゚)

 

 

きのこの冷凍方法は食べやすい大きさにカットして、そのままフリーザバックへ入れて冷凍庫へ。

 

解凍せず、凍ったまま料理に使うと栄養を逃さず摂れますよ♪

 

 

乾燥方法は食べやすい大きさにカットして、かごや新聞紙などに広げて日に当てます。

 

半日くらいでも大丈夫ですが、しっかり乾燥させたい場合は3日くらい干しましょう!

 

 

干しシイタケ同様に水に浸けて戻し、浸けた水が栄養たっぷりなので活用しましょう!

 

 

どれも簡単な方法できのこの栄養吸収がアップできるので、ぜひ試してみてくださいね(^_-)

まとめ

きのこの栄養がについてまとめてみました。

 

きのこのタンパク質含有量は少ないですが、食物繊維やビタミンは豊富に含まれています。

 

女性には嬉しいダイエット効果や美肌効果も期待できます。

 

 

きのこは冷凍したり、乾燥させるだけで栄養が増える事が分かったので、スーパーでお買い得になったきのこを見つけたらたくさん買っておくのもいいですよね。

 

料理に使いやすいきのこの調理法に気を付けて、これから栄養を逃さず摂り入れましょう!

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