食物繊維がたっぷりなヘルシー食材といえば「こんにゃく」です。

代表的な料理法はおでんなどの煮物ですが、こんにゃくって中まで味が染みるまで煮ようと思うと、けっこうな時間がかかるんですよね。

うちはプロパンガスなので、長時間の煮物はガス代が気になっちゃうんです。

ところが、あっというまにこんにゃくに味を染み込ませる方法があったんですよ！

その方法とは、なんと「砂糖で揉む」というひと手間だけなんです。

とっても簡単で、もっと早く知りたかった！今までのガス代を返して〜って感じですよ。

この記事では、砂糖で揉んでこんにゃくに早く味を染み込ませる方法と、それを利用したレシピについてご紹介しています。

この技を使えば、おでんだけでなくデザートも作れちゃうので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

それではさっそく、こんにゃくの味の染み込みを早くする方法をご紹介しますね。

※動画前半

こんにゃくと砂糖の比率は、こんにゃく100gに対して砂糖5gです。

板こんにゃく1枚に大さじ1杯くらいになりますね。

調理前にこんにゃくを砂糖で揉む、本当にたったこれだけ！

これだけで味染みがぐんと良くなり、いつもの味付けの煮汁で5分ほど煮れば、まるで長い時間じっくり煮込んだみたいな、美味しいこんにゃくの煮物ができるんですよ。

この方法では、砂糖の水分を引き寄せる性質を使い、こんにゃくの水分を抜いています。

こんにゃくがスポンジみたいになって、水が抜けた部分に煮汁を吸い込んでくれるというわけなんですね。

砂糖で揉んだときに出てきた水分は、こんにゃく独特の臭いが出るので捨ててしまってください。

気になる臭みをとる下ごしらえとしても優秀な技ですね。

普通におでんを作ろうと思うと、こんにゃくってなかなか味が染みてくれません。

というのも、こんにゃくには加熱すればするほど固くなってしまうという性質があり、煮込むと同時に味がしみにくくもなるからなんです。

これからは砂糖で揉むひと手間で、おでん作りも時短することにしましょう。

ここでは、なんと煮込まずに味染みこんにゃくが作れるレシピをご紹介します。

おでんのこんにゃくだけを追加したいときや、こんにゃくだけ食べたいときに重宝する作り方ですね。

火を使わずに調理でき、冷たいままでも食べられるレシピです。

軽くあたためればいつものおでんなので、冷蔵庫に作り置きしておくといいですね。

次に応用編として、しらたきを使ったレシピをご紹介しましょう。

ダイエットにもよさそうなメニューですね。

砂糖で揉むだけでもこんにゃくの臭いは軽減されるので、生姜やわさびなどの薬味を使えばぜんぜん気にならず美味しくいただけます。

最後に、こんにゃくを砂糖で揉む技を使ったデザートの作り方をご紹介します。

こんにゃくデザートは、砂糖で揉むことによる浸透圧で脱水状態になったこんにゃくに、甘い液体を染み込ませて作ります。

コーヒー液は、インスタントコーヒーに多めの砂糖を入れて濃く作っておきます。

缶コーヒーを使う場合も、砂糖やシロップで甘みを足しておくといいでしょう。

ガラスの器に盛り付け、ホイップクリームを添えれば「これがこんにゃく？」とびっくりの素敵なデザートになります。

甘い味が楽しめますが、こんにゃく自体のカロリーが低く、食物繊維も豊富ですので、ダイエット中におすすめのスイーツですね。

コーヒーのほかには、蜂蜜とレモン汁を混ぜた液に漬けてもよく合います。

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