すりごまの栄養効果とは?1日にどれくらいの量が効果的?レシピも紹介!

すりごまの栄養効果とは?1日にどれくらいの量が効果的?レシピも紹介!

すりごまの栄養効果とは?1日にどれくらいの量が効果的?レシピも紹介!

すりごま

 

 

すりごまの栄養効果ってどんなものなんだろう?

 

 

そう思ったことはありませんか?

 

 

様々な料理のちょっとしたアクセントに欠かせないすりごまは、私のキッチンで常備品のひとつです。

 

でもそのすりごまの栄養効果や1日にどれくらいの量が効果的かなどについて深く考えたり、意識して料理したことはありませんでした。

 

 

栄養効果ならびにそれを得るための適量を理解して、上手に毎日の料理に取り入れていけたら嬉しいですよね!

 

 

今回は、

 

  • すりごまの栄養効果
  • 1日にどれくらいの量が効果的なのか
  • すりごまを使ったレシピ

 

をご紹介していきたいと思います。


すりごまの栄養効果とは?

すりごまは、ごまをすったものであり、古くからごまは「不老不死の薬」としてその栄養成分の豊富さが評価されている食べ物です。

 

なぜならば、ごまの中には高い抗酸化作用をもつ「セサミン」「セサミノール」「セサモリン」が含まれているからです。

 

これらの成分が、具体的にどんな栄養効果があるのか順番にみていきましょう!

 

 

セサミン

まずは「セサミン」をご紹介します!

 

セサミンは体の中でコレステロールの吸収を抑えてくれると同時に、高血圧の防止効果、うつ病や更年期障害の予防効果があります。

 

 

また肝臓の働きも助け、アルコールの解毒にも効果があるので、2日酔いの解消を助けます。

 

 

セサミノール

セサミノールには、体内の活性酸素を消す役割があります。

 

動脈硬化予防効果も期待ができます。

 

 

セサモリン

アンチエイジング効果があり、老化や癌を防止します。

 

脂質の代謝を活性化する働きもありますよ!

 

 

これらのごま特有の栄養素以外にも、丈夫な骨を形成してくれる「カルシウム」や貧血防止をしてくれる「鉄分」、腸内環境を整えてくれる「食物繊維」も豊富です。

 

 

しかし、ごまを食べる際に注意したいことが一つあります。

 

こんなにも豊富な栄養素を含むごまですが、そのまま食べると頑丈な皮に栄養素が守られているため、なかなか体内で吸収することができません。

 

ここまでご紹介してきたごまに含まれる栄養素を効果的に体内で吸収するために、そのままのごまとしてではなく、「すりごま」にして食べるのが理想的です。

 

 

一手間ですが、すり鉢を使うと確実にまとめてたくさんの量をすることができます。

 

すり鉢を出すのが一手間だったり、使う量が少量であれば、私はいつもさっと親指と人差し指でこすり合わせてすってすりごまを作って使っています。

 

 

ぜひ試してみてくださいね!

 

 

すりごまを効果的に食べる適量とは?

ここまでご紹介してきたごまの効果を得るために食べるすりごまの適量は、

 

「1日大さじ1〜2杯(10〜20g)」

 

です!

 

この量を目安に毎日の食事に取り入れてみてくださいね。

すりごまを使った美味しいレシピ

ごまを使う前にさっと煎って、すりごまにしてご飯にかけたり、おひたしや和え物に使うのはもちろんですが、それ以外にもオススメのレシピがあります。

 

ご飯ものとおやつにぴったりなレシピをそれぞれご紹介していきます!

 

 

鶏肉とすりごまのサラダ

 

材料(3人分)

  • 鶏肉・・・100g
  • 酒・・・大さじ1
  • もやし・・・200g
  • きゅうり・・・1本

 

  • 醤油・・・大さじ2
  • 酢・・・大さじ2
  • 砂糖・・・大さじ1
  • ごま油・・・小さじ2
  • すりごま・・・大さじ3

 

作り方

  1. 鶏肉を酒で和え、10分置いておき、沸騰した湯にさっと通しほぐします。
  2. きゅうりは塩もみをして水気を切り、もやしも熱湯をさっとかけておきます。
  3. 醤油、酢、砂糖、ごま油、すりごまを合わせて、そこに鶏肉、もやし、きゅうりを入れてよく和えます。
  4. 器に盛って完成です!

 

 

すりごまのお味噌汁

白菜とすりごまの相性はバッチリなんです!

 

お味噌汁で一度試してみてください。

 

材料(4人分)

  • すりごま・・・大さじ4
  • 白菜・・・数枚
  • 油揚げか厚揚げ・・・1枚
  • 信州味噌・・・大さじ2
  • 出汁・・・800ml

 

作り方

  1. 白菜と油揚げもしくは厚揚げを一口サイズに切ります。
  2. 出汁を火にかけて、野菜を少し煮ます。
  3. 火が通ったら味噌を溶かして、すりごまを入れれば完成です!

 

 

すりごまクッキー

ザクザク食べだしたら止まらないすりごまクッキーです!

 

材料

  • すりごま・・・20g
  • 薄力粉・・・140g
  • 片栗粉・・・20g
  • はちみつ・・・50g
  • 菜種油・・・70g
  • 上に飾りでのせるすりごま・・・20g

 

作り方

  1. すりごまと薄力粉、片栗粉をよく混ぜ合わせます。
  2. はちみつと菜種油は混ぜておき、1に入れてさっくりと混ぜ合わせます。
  3. 粉っぽさがなくなったら、クッキングシートに広げてのばします。
  4. 上に飾り用のすりごまをふります。
  5. 切り目を軽く包丁で入れたら、180度に予熱したオーブンで15分焼きます。
  6. 切り目に沿って割れば完成です!

 

 

すりごまプリン

子どもにも大人気のプリンです!

 

材料(3カップ分)

  • すりごま・・・大さじ3
  • 牛乳・・・350cc
  • 砂糖・・・大さじ3
  • 粉ゼラチン・・・5g

 

作り方

  1. 粉ゼラチンを大さじ2の水に溶かしておきます。
  2. 牛乳を鍋に入れて温め、沸騰する前に火を止めます。
  3. そこへ砂糖とすりごまを入れ、ゼラチンも入れてよく混ぜ合わせます。
  4. 熱いうちにカップへ流し入れ、祖熱が取れたら冷蔵庫で冷やしたら完成です!

まとめ

いかがでしたか?

 

 

ごまにはセサミンをはじめとした多くの栄養素が含まれていることがお分りいただけたと思います。

 

そしてそれを効率的に体内で吸収するためには「すりごま」として1日大さじ1〜2杯を目安に召し上がっていただく必要があります!

 

 

またすりごまを使ったレシピもご紹介してきました。

 

私はこれら以外にも、チャーハンに混ぜ込んだり、蒸しパンに入れたりしながらすりごまの香ばしさを楽しんでいます。

 

何を作るかによって、黒ごま、白ごま、金ごまなど使い分けるとみても楽しめるようになりますよ!

 

 

すりごまは意識さえすれば毎日の食事に意外と簡単に取り入れることができる食材です。

 

ぜひ今回ご紹介してきたレシピを参考にしていただきながら、すりごまの栄養効果をしっかりと得つつ、美味しく召し上がっていただければ幸いです。

 

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