たらこと明太子の違いは?味は違う?辛子明太子は?
先日コンビニにお昼を買いに行きました。
手軽に食べることができておいしいおにぎり。
日本人になじみが深く年代を問わず大好きな人が多いですよね
悩むのが具材です!!
コンビニによって独特なものがあるため、優柔不断な私はとっても悩みます。
特に悩むのが、焼たらこと辛子明太子!!
どちらもおいしいから両方食べたいけど、買うのは2つです。
似たような具材1つにしようと思っているためとても悩みます。
その際にふと思いました。
この2つの違いっていったいなんだろう?と
勝手に私の中では同じ食べ物で焼いている方か、生の方かを基準として食べたい気分の物を手にとっていました。
実は厳密な違いがあるのかどうかについて気になり今回調べてみました。
たらこと明太子の違いは?味は?
この2つって同じような見た目ですよね。
左がたらこ、右が明太子です。
味はノーマルなものや辛いもの、ゆず風味の効いているものなど色々な種類があるけどメーカーがオリジナリティを出すために販売しているのでは...?
どちらも同じ意味で特に違いなんてないのでは...?
と思っていましたがきちんと違いはありました!!!
原材料、漬け方の違いについてです。
たらこは、タラの卵巣を塩漬けにしたもので、タラの中でも、主にスケトウダラの卵巣を使用して作られています。
それに対して、明太子は、明太魚の卵巣を辛子漬けにしたものでした。
早速、魚と漬け方に違いが...!と思いますよね!!
しかし、この明太魚に秘密がありました。
なんと、明太魚とは朝鮮半島でのあるもの呼び方なのです。
あるものとは...明太魚は日本でいう、スケトウダラのことだったのです!!!
ビックリですよね!!まさかの同じ魚です!!
これで原材料に違いがないことがわかりました。
しかし、漬け方にはきちんと違いが存在しました。
たらこは塩漬け、明太子は塩漬けする際に一緒に唐辛子を入れて辛味を付けています。
確かに辛子明太子という言葉もあるので、明太子は辛い方というイメージをお持ちの方もいらしたのではないでしょうか?
以上のことからたらこと明太子を比較すると、呼び方に違いはあっても、同じスケトウダラの卵巣を使用していること。
しかし味付けは、たらこは塩漬け、明太子は辛子漬けという違いがあることがわかりました。
明太子と辛子明太子は違う?
先ほど明太子の話が挙がった際に辛子明太子という言葉も登場しました。
たらことの違いが分かると今度は明太子と辛子明太子の違いについて気になりますよね!!
結論からいうとたらこと明太子は商品として名乗る時の規約について違いがありました。
区別が難しいものって知らないだけで定義が存在するものなのですね〜!
辛子明太子は、原材料がスケトウダラのものしか名乗ることができません。
これに対して明太子は、原材料がタラなら大丈夫なため、スケトウダラだけでなく真鱈が使用されていることがあります。
贈答品で頂くものって辛子明太子なことが多く、スーパーでよく見かけるものは明太子なイメージが強かったのですが、確かにスケトウダラに限定されている方が高級感を感じますよね。
たらこを明太子にすることは可能?
一応可能なようです...!
ただし食中毒の可能性もあるため、作成する際には清潔な場所で、温度管理など衛生面に気を付けて行ってください。
昆布やかつおだし、粉唐辛子、酒、みりん、しょうゆ、砂糖などを用いて作った辛子調味液に2日程度漬けこむと辛子明太子にすることができるそうです。
オレンジページやクックパッドなどにレシピがのっていたので、市販のたらこを自分で好きな辛さや風味に漬けこんでみるのも楽しそうですね。
しかし、生たらこを使って自分で一から漬け込むときには注意が必要です。
生たらこには寄生虫がいるため、―20℃(冷凍庫)で一晩凍らせてから使用して下さい。
市販の塩漬けたらこなら安心してください。
すでに販売される前に冷凍による寄生虫対策はされています。
最初は市販のたらこを使用する方が安心かもしれませんね。
まとめ
以上たらこと明太子、辛子明太子の違いについて書かせていただきました。
たらこと明太子の違いについてですが、
- 原料は同じスケトウダラの卵巣(魚の呼び名の違い)
- たらこは塩漬け、明太子は塩漬け+唐辛子
明太子と辛子明太子の違いについてですが、
- 明太子は原材料がタラ
- 辛子明太子はタラの中でもスケトウダラのみ
たらこを辛子明太子にすることはできるということでした。
私も確かに食べている時を思い返すと味よりも、生や焼き、パスタに入れるなど調理法にこだわって選んでいました。
本能的に味は同じものだという風に感じとっていたのかもしれませんね。
辛子明太子ですと、ゆず風味やしそ風味のものも好きなので市販のたらこを実際に自分でも漬けて辛子明太子を作ってみようと思います。
違いを知って食べたり、違いを人に聞かれたりしたときにスラスラと答えることができたらよりおいしく味わうことができそうですよね♪
この記事があなたのお役に立てれば幸いです!
素敵な食生活を!!