自家製だしの冷凍キューブの作り方
忙しい時でもきちんとだしをとってお料理したい、という方は多いですよね。
でも主婦も忙しいので、毎回そんなことはやっていられないという方も多いと思います。
我が家では、自宅でとっただしを手軽にいつでも使えるように冷凍キューブにしています。
これがあれば、お料理の工程一つ飛ばせますし、粉末のだしなどを使わずにお料理ができます。
また、解凍せずにすぐ使えるので、お醤油や塩などの調味料と一緒に気軽に利用できます。
出汁の風味があれば、塩分に頼らずにお料理の味わいを深めることもでき、体にも優しいですよね。
だしキューブの作り方
ご家庭によってだしの取り方が異なるかもしれませんが、ここでは我が家のだしの取り方でご説明しますね。
一言で言えば、とっても濃い目に出汁をとって、キューブ状に冷凍する。
必要に応じてこれをお湯に入れて溶かすだけ、というものです。
まず、だしの材料ですが。
だしの材料
- 水…カップ10
- だし昆布…10cm角5枚
- 削り節…80g
が材料です。
だしの作り方
- 材料全てを鍋に入れ、弱火で加熱します。
- 静かに沸騰し始め、だし汁の色が綺麗な琥珀色になったら、火を止めます。
- ざるでだし汁をこして、だしガラを絞るような感じでだし汁をこしきってください。
- 濾しただし汁は、小さなスプーンなどを使って、製氷皿などに注ぎます。
- しばらく常温で置き、熱をとります。
- それから冷凍庫に入れて、冷やし固めます。
- 硬くなったら、製氷機から全てだし汁キューブを取り出して、冷凍用保存袋などに移し替えても大丈夫です。
- このだし汁キューブを使うときは、用途によって濃度を水で調節して使ってくださいね。
水分が少なすぎて材料が見ずに浸りにくい場合などは、適宜水を足してください。
アクが出たらおたまなどですくってください。
水のうちからゆっくり煮出すことで、旨味がしっかりと出て、風味も損ないません。
2〜3人分の煮物なら、3センチ角ほどのキューブ1個と調味料が目安です。
もちろんご家庭の好みでキューブの数を増減しても大丈夫ですよ。
我が家では、お味噌汁や蕎麦つゆ、炊き込みご飯などにも使っています。
また和風のあんダレや、だし茶漬け、天つゆなど、少量欲しいときにもとても便利です。
離乳食にも、調味料の代わりにこちらのだしを入れてあげると、塩分も控えられるし、赤ちゃんも目先が変わり、喜んでくれます。
おかゆや魚の煮付け、に合わせていました。
また、離乳食だけでなく、介護職用にも使えます。
煮野菜のペーストなどを冷凍しておいて、食べるときには解凍して、このだしキューブを混ぜるのもおすすめです。
でも必ず味を見てくださいね。
はじめの出汁の取り方や、キューブの数でかなり変化がついてしまいますのでご注意を。
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だし汁キューブの保存期間の目安
だし汁キューブの保存は10日くらいが目安です。
冷凍なので腐るということはありませんが、だしの風味が損なわれすぎないのがそのくらいかなと思います。
一度に出汁をとっておくと、とっても気が楽です。
お料理の手を抜きつつ仕上がりは満足行くものになりますよ。
ぜひお試しくださいね。