はっさくと夏みかんの違いは何?旬の時期や味は?見た目での見分け方!

はっさくと夏みかんの違いは何?旬の時期や味は?見た目での見分け方!

はっさくと夏みかんの違いは何?旬の時期や味は?見た目での見分け方!

はっさくと夏みかん

 

酸味の効いた柑橘系の果物が食べたくなることありませんか?

 

代表的なものといえばみかんですが、その他にも様々なものがありますね。

 

 

その中でもはっさくと夏みかん!どちらも必ず聞いたことのある果物ですよね。

 

 

でもこのふたつの違いって一体何?

 

考えてみるとよくわからない・・・

 

 

ということで今回は、はっさくと夏みかんの違いについて詳しく紹介します!


はっさくと夏みかんの違い〜旬の時期・味編〜

はっさくとなつみかんはそれぞれ旬の時期が違い、味も違います!

 

 

はっさくと夏みかんの旬の時期・味の違いを詳しく紹介していきます!

 

旬の時期

はっさくの旬は2〜3月・夏みかんの旬は4〜5月です!

 

 

はっさくは寒〜い冬に収穫が始まります。

 

果物は収穫したらすぐ出荷!というイメージがありますが、実は違うんです。

 

 

収穫してから1〜2ヶ月ほど貯蔵されるんですよ!

 

 

なぜすぐに出荷しないかというと、しばらく貯蔵している間に、少し酸味が落ち着くからという理由なんです。

 

 

なので、はっさくをおいしく食べられる旬の時期は2〜3月となります!

 

 

夏みかんははっさくよりも少し遅めの4〜5月が旬です。

 

 

えっ!?夏みかんの旬は夏じゃないの?

 

 

そうですよね!私はそう思いましたよ。

 

だって名前に思いっきり夏って入っているじゃないですか!?

 

いや〜びっくり。

 

 

しかも夏みかんも収穫する時期は冬なんです!

 

 

ただしこちらも冬に収穫したものをしばらく保存、もしくは暖かくなる頃までそのまま木に成らせたままにして、ある程度寝かせてから出荷します。

 

その理由は、夏みかん特有のあの酸味を軽減するためなんです。

 

 

実際に収穫するのは冬ですが、夏になる頃まで寝かせて酸味をとらないと食べられないから、夏みかんという名前になったようですよ。

 

はっさくは独特の苦みが!夏みかんは酸っぱい!

 

 

はっさくは果肉の水分がとても少なく、少しパサパサしています。

 

水分が少ないため、食感はサクサク!というようなおもしろい食感が楽しめます。

 

味は甘みの中に独特な苦みがありますが、それがまたクセになります!

 

 

夏みかんは逆に果肉の水分がとても多いです。

 

 

ジューシーで甘〜いなんて思うかもしれませんが・・・

 

実は、その味はとても酸っぱい!

 

 

もちろんほのかな甘みはありますが、その甘みを酸味が包み込んでいるような味です。

 

甘酸っぱくてそれが爽やかでいい!といった感じです。

 

 

夏みかんはそのまま生で食べることよりも、ジャムやジュースといった加工品によく使われます。

はっさくと夏みかんの違い〜見た目編〜

はっさくと夏みかん

 

はっさくと夏みかんの見た目の違いはわかりにくい!

 

 

はっさくも夏みかんも、色はどちらも全体的に濃い黄色です。

 

大きさもそこまで変わりがないので、見た目で見分けるのはなかなか難しいです。

 

 

しかし!手に取ってみるとその違いはすぐにわかります!

 

 

はっさくの皮は、とてもなめらかでツルツルとしています。

 

夏みかんの皮は、デコボコしていて厚みがあります。

 

お肌だったらはっさくがいいですね(笑)

 

 

スーパーに売っているものにはついていませんが、葉にも違いがあります。

 

 

はっさくの葉の付け根には翼葉という、膨らんでいる小さい葉のようなものがついています。

 

夏みかんの葉には翼葉はついていません。

 

 

なかなかはっさくの木や葉を見る機会はあまりないかもしれませんが、知っておくと面白いですよ!


甘夏ははっさくや夏みかんとどう違う?

甘夏みかん

 

 

甘夏ははっさくや夏みかんと違って甘みが強いです!

 

 

実は甘夏とは、夏みかんの一品種なんです。

 

夏みかんよりひと回り小さく、その皮はツルツルしています。

 

 

こちらも収穫の時期は冬ですが、数ヶ月寝かせて酸味を抜き、実際に食べるのは初夏の頃です。

 

 

味の特徴としては、夏みかんより酸味が少なく糖度が高いので、そのまま生食で食べるのに向いています。

 

 

スーパーなどでは甘夏のことを、夏みかんとして販売していることもあります。

 

夏みかんと思って食べていたけど、実は甘夏だった!?ということがあるかもしれませんね。


まとめ

ということで今回は、はっさくと夏みかんの違いについて紹介してみました!

 

今回の記事の要点をまとめると…

 

  • はっさくの旬は2〜3月で夏みかんの旬は4〜5月!
  • はっさくはくせになる独特の苦み・夏みかんは酸っぱい!
  • ふたつを見た目で判断するのは難しい!でも手に取ればすぐわかる!
  • 甘夏は夏みかんの品種で甘みがあっておいしい!

 

 

柑橘系って昔に比べると、今はいろんな種類がありますよね!

 

デコポン・カラマンダリン・せとか・バレンシアなどなど・・・

 

 

そんな中でもはっさくや夏みかんは昔から馴染みのある果物ですね。

 

見た目はそっくりなふたつでも、調べてみると様々な違いがありましたね〜

 

 

夏みかんの名前が入ったジュースは、酸味があるけれど甘いので、夏みかん自体も甘い果物なのかと思っていました!

 

酸っぱいからこそ加工品としてよく使われているんですね!

 

 

はっさくは漢字で書くと「八朔」と書き、旧暦の八月朔日がちょうと食べ頃だったことから八朔と名がついたと言われています。

 

 

私はあのパサパサした感じと少しの苦みが好きですね〜

 

大人な柑橘系というような(笑)

 

 

旬の時期が少し違うので、実際に店頭でふたつが並んでおいてあることは少ないでしょう。

 

 

はっさくと夏みかんの違いって何?と思った方のお役に立てれば嬉しいです!

 

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