まいたけが腐るとにおいが変わる?まいたけの賞味期限と保存方法は?
きのこは比較的賞味期限が短く、つい食べるのを忘れてしまっていて、「これまだ食べられるのかな?」なんてことになってしまいませんか?
わたしもきのこが大好きでたくさん買うのですが、使うのを忘れていて腐っていないか心配になることが時々あります。
まいたけも他のきのこと同様、賞味期限が短いのですが、腐っていないかどうかはどうやって判断すればいいのでしょう?
また、長期保存するにはどんな方法があるのでしょうか?
今回は、そんなまいたけについて、腐った時の見分け方や長持ちさせる正しい保存方法などをご紹介したいと思います。
まいたけは腐るとどうなる?見分け方とは?
まいたけが腐ってしまったら、すっぱい臭い、白いカビ、ヌメリ、黒ずみなどの変化があらわれます。
徐々に水分が増えてきて食感が悪くなり、ふわふわとしたカビが生えてき始めます。
完全に腐ってしまったらすっぱい臭いがし、表面にもヌメリが出てきて、目に見えて変化が分かるようになります。
多少のカビが生えている状態いならまだ食べることはできるのですが、臭いが変わってきたり、ヌメリが出てきたまいたけは完全に腐っているので、決して食べてはいけません。
通常のまいたけは表面にハリがあり、きのこならではの香りがします。
腐ってしまったまいたけは美味しくありませんし、人体にも悪影響で、食べてもいいことは何もありません。
もったいないかもしれませんが、腐ってしまったまいたけは無理に使おうとはせず、捨てるようにしましょう。
まいたけの賞味期限はどのくらい?
まいたけは生のまま冷蔵庫で保存するか、長期保存するために冷凍させる、もしくは乾燥させて保存します。
生の状態だと、長持ちしても3〜4日ほどしかもちません。
なので、生の状態で保存しておきたい場合は、買ってきたらすぐに料理に使う必要があります。
元々まいたけは冷凍保存に適した食品で、冷凍させることで旨味がさらに増すと言われています。
冷凍保存で約1ヶ月ほど、天日干しで乾燥させた場合には約3週間ほど保存しておくことができます。
乾燥させれば常温保存が可能になるので、冷凍庫や冷蔵庫がいっぱいだ、という方にはおすすめです。
さらに、なんと干したまいたけは保存期間が長くなるだけでなく、栄養価も3.5倍になるそうなんです。
手間はかかりますが、まいたけを一番おいしく、栄養もしっかり摂れる保存方法は、干して保存しておく方法ですね。
まいたけの正しい保存方法
まいたけを保存するには、冷蔵庫で保存する方法と、冷凍して保存する方法、乾燥させて保存する方法があります。
それぞれの方法を、詳しくご紹介します。
冷蔵庫での保存
冷蔵庫で保存する場合は、ラップでしっかりと包み、野菜室で保存します。
まいたけは水分が苦手なので、濡らさないよう注意しましょう。
冷凍庫での保存
まいたけを冷凍させるには、まず石づきを取ってから小分けにし、密閉できる袋に入れ、しっかりと空気を抜いてから冷凍庫に入れます。
料理に使う時には解凍させず、冷凍したまま料理することで、美味しく仕上がります。
冷凍させる際に濡れてしまっていると傷みやすく味が落ちてしまうので、濡れていたら拭き取ってから冷凍させてください。
天日干しで乾燥させて保存
天日干して乾燥させるには、まずまいたけを小分けにし、ザルなどに重ならないように広げます。
風通しがよく太陽のよく当たる位置にザルを置き、そのまま3〜5日ほどかけてしっかりと乾燥させましょう。
まいたけは天日干しすることで、香りがより強くなります。
まいたけの風味を活かした、味噌汁や炊き込みご飯にピッタリな保存本法ですよ。
乾燥させたまいたけは、乾燥剤と一緒に密閉できる袋に入れておくと、いい状態を長持ちさせることができます。
天日干ししたまいたけはアクが強くなるので、料理に使う前に水で洗い流し手からぬるま湯で10分ほどかけて戻し、5分ほど下茹でしてから使いましょう。
まとめ
まいたけは、
- 完全に腐るとすっぱい臭い、ヌメリが出てくる
- 冷蔵保存で3〜4日、冷凍保存で約1ヶ月、乾燥させて約3週間ほど保存できる
- 冷蔵庫で保存する際には水分をしっかり拭き取り、ラップで包む
- 冷凍庫で保存する場合は小分けにし、空気に触れないように袋に入れる
- 天日干しする場合は小分けにしてザルで3〜5日かけて乾燥させ、乾燥剤と一緒に服とで保存する
ということでした。
わたしもまいたけをよく買いますが、乾燥させて保存する方法は知りませんでした。
栄養価も高くなるとのことなので、次にまいたけを買う時はたくさん買って、天日干ししてみようと思います。
まいたけは栄養価も高く、正しい賞味期限内に食べればとても美味しく食べられます。
ぜひみなさんも、まいたけを正しい保存方法で腐らせることなく、美味しく食べてくださいね。