イカの目玉は食べられる?目玉を簡単に取る方法とは?
イカを買ってきて自分でさばく時に気になるのが「目玉ってどうすればいいの?」ということですよね(´・ω・`)
私もよくイカの料理を作るのですが「なんとなく食べない方がいい気がするし、とりあえず取っとこう」とよく考えずに取って捨てていました。
でもよく考えたら、本当に取る必要はあるの?
本当は、取らずに食べちゃってもいいのかな?
なんて疑問が浮かんできました。
そこで今回は、
- イカの目玉って食べられるの?
- 目玉の簡単な取り方は?
- 目玉以外に食べない方がいい部位はある?
という疑問について、調べてまとめてみました☆
イカの目玉は食べても平気?
そもそも、イカの目玉って食べても大丈夫なんでしょうか?
結論から言いますと…
ズバリ、食べられます!
食べても全く問題なしです!!
なぜかというと、イカの目玉はほとんど水分でできているからです。
特に有害な物質が入っているわけではないので、食べても健康を害する心配はないのです(*^_^*)
実際、イカ料理の専門店では、イカの目玉を刺し身で出してくれる所もあるんですよ!!
目玉の刺し身とは、ビジュアル的にはちょっとびっくりかもですね…(´∀`;)
そして「生のイカの目玉」の気になるお味は?と言いますと…
ほとんど水分なので、うっすらと「潮の味(?)」を感じる程度みたいです(´・ω・`)
「美味しいのか?」というと、好みが大きく分かれそうですね。
ちなみに私は、生で食べる勇気はありません(ビジュアル的にもちょっと…)
ただ、加熱したイカの目玉なら、今までにも食べたことがある気がします。
小さいイカの煮物なんかは、目玉ついたまま丸ごとかぶり付きますよね!
結局「イカの目玉は食べても害はないけれど、見た目や食感の問題で取り除いた方が無難だよ☆」ということです。
(どうしても面倒くさい人は別に取らなくても死なないので思い切ってそのまま食べちゃってOKです☆)
イカの目玉を上手に取る方法!
では、イカの目玉を上手に取るにはどうしたらいいのでしょう?
一般的な方法としては、
- 目の周りに包丁で切りこみを入れる
- 靴下を折り返すようなイメージで「ぐりっ」と目を押し出す
こうすると、簡単に目を取ることが出来ます。
ポイントは、目玉をつぶさないように注意することです!!
なぜかと言いますと、目玉をつぶしてしまうと黒っぽい汁が「ブシャーッ!!」と飛び散ってしまうからです。
私、何度もそれで服を汚してしまいました(´;ω;`)
汁が飛び散らないためにおススメの方法は「水の中で目玉を取ること」です。
例えば、ボールに水をはってその中にイカを沈めて目玉を取れば、間違って目玉をつぶしても汁が飛び散らずに済みますよ♪
イカの目玉以外に食べない方がいい部位はある?
では、イカの部位で食べられないところってあるのでしょうか?
まず「硬くて食べられない」という理由から、
- 口ばし
- 軟骨(胴体についているプラスチックのような透明の細長いもの)
この二つは、取り除いた方がいいですね。
イカのくちばし「いかとんび」の食べ方は?下処理・燻製のやり方
また、足についている「吸盤」も、食べた時に口の中に残ると食感が悪いので、取り除いた方が美味しく食べられます。
「吸盤」は包丁の背でそぎ落としたり、指先でしごくなどすると簡単に取れますよ♪
ただ、基本的にイカは「余すところなく食べられる食材」と言われるだけあって、ほとんど捨てる所なく美味しくいただけます(*^_^*)
(食べても健康に害はないという意味では、全部食べられます)
実際に、ホタルイカのように小さなイカは、さばかずに丸ごと煮付けて食べますよね♪
中でも「墨袋(イカスミ)」や「わた(内臓)」は調理方法によっては料理をワンランクアップさせるのに重宝する部位です。
真っ黒な「イカスミパスタ」なんかは、潮の香りが絶品ですよね(*´ω`*)
「イカスミ」は、オリーブオイルやニンニクと相性がいいので、一緒に調理するといい感じになりますよ。
またイカ大根を作る時に「わた」も一緒に入れて煮ると、コクが出てとっても美味しくなるのでおススメです♪
新鮮な「わた」は塩辛で食べることもできるんですよ(*´∀`*)
塩辛、私も今度チャレンジしてみたいです☆
アニキサスに注意!
生のイカをさばいて食べる時に絶っっ対に取り除いた方がいいものがあります。
それは…「アニサキス」!!
「アニサキス」というのは生の魚介類についていることが多い寄生虫です。
万が一アニサキスを食べてしまうと、のた打ち回るほどの激痛に襲われ、それはそれは大変なことになるそうです…(´;ω;`)
なので、生で食べるイカをさばく時には「アニサキス」がついていないか、しっかり注意して見て下さいね!!
ちなみに「アニサキス」は白っぽい色をしていて、普段はとぐろを巻いて丸っぽくなっていることが多いようです。
まとめ
では、今回の記事で伝えたかったポイントはこちら。
- イカの目玉は食べても問題なし
- 目玉を取り出す時は「周りに切り込みを入れて水の中で取り出す」のがポイント
- 「口ばし」「軟骨」「吸盤」は取り除いた方がいい
以上でした☆
私、今までずっとイカのさばき方は、母親に教えて貰ったのをそのままマネしてやっていたんです。
今回調べてみて、その方法がだいたい正しかったので「やっぱり昭和の母ちゃんは偉大だな!!」と実感しました(笑)
ただ、目玉も生で食べられることまでは知らなかったので、なんだか得した気分です。
もし海で遭難して腹ペコになったら、泳いでいるイカを捕まえて生のままむしゃむしゃ食べて生き延びようと思います(ヽ´ω`)!!
今回の記事が、あなたのお役に立てたなら嬉しいです☆
どうか、美味しいイカを余すところなく使って、色々な料理にチャレンジしてみて下さいね!!
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