オムライスの卵が破れるのはなぜ?絶対に破れない焼き方や包み方!
洋食屋さんでメニューをみると、思わず頼んでしまうオムライス。
思い出しただけでも食べたくなりますよね。
でも家で作ると、卵が破けてご飯がうまく包めない!
こんなことありませんか?
実はちょっとしたコツで、卵の破けないオムライスが作れるようになるんです。
今回、オムライスの卵が破れる原因、絶対に破れない焼き方や包み方を紹介します。
オムライスの卵が破れる理由
オムライスの卵が破れてしまう主な理由は、フライパンにくっついてしまうからなんですよね。
卵がフライパンにくっついてしまう原因は、フライパンの温度、油の量と温度、卵の温度にあります。
また卵が破けてしまう理由は他にもあって、それは卵の厚さと卵の混ぜ方です。
1.フライパンの熱し方が足りない
フライパンの熱し方が足りないと、卵がフライパンにくっついて破けやすくなります。
では、どのくらいフライパンを熱すればいいかというと、フライパンの上に手をかざして熱いと感じるくらいがいいです。
2.油が少なく熱し方が不十分
そもそも、油の量が少ないと卵がフライパンにくっついてしまいます。
フライパン全面に油が行き渡るように多めに入れ、さらに油をよく熱してから卵を入れるようにしましょう。
すると、油が卵と馴染んでフライパンにくっつかなくなるんです。
3.卵の温度が低い
冷蔵庫に入れてある卵をすぐ使うと、フライパンの温度が下がって卵がフライパンにくっつきやすくなります。
また、フライパンの温度が下がることで焼くまでに時間がかかり、卵が焦げやすくなってしまいます。
フライパンの温度が下がらないようにするには、卵を常温に戻してから使いましょう。
4.卵が薄すぎる
卵が薄いとケチャップライスを包むときに破けやすくなります。
フライパンが大きければ大きいほど、卵が広がって薄くなりますよね。
ご飯一人分を卵で包むことを考えると卵は2個で、フライパンの大きさは直径21p前後がいいでしょう。
5.卵の白身と黄身が均等に混ざっていな
白身と黄身がよく混ざっていないと、卵の厚さにばらつきがでて、薄いところが破けやすくなります。
白身と黄身を混ぜた後にざるでこすと、白身と黄身が均等に混ざり、さらに卵焼きの口当たりが滑らかになるので美味しさもUPしますよ。
私の場合、フライパンの熱し方が不十分で油の量が少なかったため、卵がフライパンにくっついて破けていました。
フライパンをよく熱し、油を多めにして焼くようにしたところ、フライパンにくっつかなくなり、卵が破けなくなりました。
でも、ケチャップライスを包むときに卵が破けることがありました。
そこで卵にある材料を加えたら、卵が破けることなくケチャップライスを包めるようになりました。
では卵が破けない材料と卵の焼き方を紹介します。
オムライスの卵が破れない焼き方とは?
卵にある材料を加えると、ケチャップライスを包むときに卵が破れなくなります。
その材料とは、片栗粉、牛乳、マヨネーズです。
では、卵が破れない材料と焼き方を紹介しましょう。
材料1人分
- 鶏ひき肉・・・・・・・・・・・適量
- たまねぎ・・・・・・・・・・・適量
- バター(ケチャップライス用)・・適量
- ケチャップ・・・・・・・・・・適量
- 温かいご飯・・・・・・・・・・150g
- 塩コショウ・・・・・・・・・・適量
- 卵・・・・・・・・・・・・・・2個
- 片栗粉・・・・・・・・・・・・小さじ1
- 牛乳・・・・・・・・・・・・・大さじ1
- マヨネーズ・・・・・・・・・・大さじ1
- サラダ油(卵焼き用)・・・・・・適量
- バター(卵焼き用)・・・・・・・適量
片栗粉を混ぜることで卵に弾力がでます。
また牛乳とマヨネーズを混ぜると、しっとり、ふわっと、柔らかさが加わり、さらに食感や美味しさもUPするんです。
ケチャップライスと卵の焼き方
- たまねぎはみじん切りにする
- フライパンにバターを入れて溶けたら鶏ひき肉と1を炒める
- 2の火が通ったら、フライパンの端に寄せて、空いたスペースでケチャップを焦げないように炒めて水分をとばす
- 3に温かいご飯を入れて混ぜながら炒め、塩コショウで味を整えたらお皿に移す
- ボウルに常温に戻した卵、片栗粉、牛乳、マヨネーズを入れて混ぜた後、ざるでこして白身と黄身を均等に混ぜる
- きれいなフライパンをよく熱してから油を入れて、油が十分温まったら一旦油を捨てる
- フライパンにバターを入れて溶け切らないうちに5を入れて、フライパン全体に広げて中央を箸でかき混ぜ、生地に穴が開かないようにフライパンを少し揺すりながら焼く
- 卵が半熟になったら火を止めて真ん中に4をのせ、ケチャップライスに卵を被せたらお皿に移してできあがり
手順3、4は、卵が破けることと直接関係ないのですがプチ情報です。
ケチャップを炒めてからご飯と混ぜると、ご飯がべちゃっとならずにすみます。
手順5の卵に片栗粉、牛乳、マヨネーズを加えることで、卵に弾力性としなやかさが加わり、ケチャップライスを包むときに卵が破けなくなるんです。
手順6では、フライパンの上に手をかざしてみて熱いなと感じるくらい熱しましょう。
よく熱したフライパンに直接バターを入れてしまうと焦げてしまうので、サラダ油をひいてからバターを入れると焦げずにすみます。
ただ、サラダ油を使ってもバターが溶け切ってから卵を入れるとバターが焦げやすくなるので、バターが溶け切る前に卵を入れてくださいね。
ちなみに、バターは使わずサラダ油だけでも卵は焼けますが、バターを使ったほうが卵に風味が加わるで、私はバターを使っています。
オムライスの卵が破れない包み方のコツ
オムライスの卵が破けないようにするには、包み方にコツがあります。
ここでは火を消したまま、フライパンの上でケチャップライスを包んでいきます。
予め、ケチャップライスをラグビーボールの形にしておくと、卵が包みやすいですよ。
ケチャップライスの包み方
- シリコンベラを使って、フライパンの両端の卵をケチャップライスの上に被せるようにして、奥から手前に巻いていく
- ケチャップライスに卵を被せたら、フライパンの取っ手と反対の端にスライドさせて寄せる
- フライパンを逆手に持ち、もう片方の手のひらにお皿を置いて、フライパンを立てながらお皿に移す
- 温かいうちにキッチンペーパーを被せて、ラグビーボールの形に整えてできあがり
手順3で、卵の開いているところがお皿の下になるように移します。
手順4で、温かいうちなら卵が柔らかいので成形しやすいんです。
キッチンペーパーで形を整えつつ、卵の端をケチャップライスの下側に入れ込むと、きれいにみえますよ。
火をつけたままやる方法もありますが、火は消してやったほうが急がなくてすむし、卵も焦げないので余裕をもって卵を包めます。
さらに材料に片栗粉、牛乳、マヨネーズを混ぜているので、卵が柔らかく、弾力があって破けにくいので、包みやすくなっています。
火を消していても余熱で卵に火が通るので、卵とケチャップライスは合わさるので大丈夫です。
私の場合、ケチャップライスを包むときに卵が破けていました。
そして、火をつけたまま包んでいたんです。
そこで、卵に片栗粉、牛乳、マヨネーズを加え、火を止めて落ち着いてやるようにしました。
すると、卵に弾力と柔らかさが加わったことと、焦らずにやったことで、卵が破けることなくケチャップライスを包めるようになりました。
まとめ
オムライスの卵が破れる原因、絶対に破れない焼き方や包み方について紹介させていただきました。
まとめると、
- フライパンを十分熱する
- 油を多めに使ってよく熱する
- 卵は常温に戻して使う
- 卵の白身と黄身を均等に混ぜる
- 卵に片栗粉、牛乳、マヨネーズを加える
- 火を消して卵にケチャップライスを包む
- 最後にキッチンペーパーで形を整える
です。
私の場合、フライパンの熱し方が不十分で油の量が少なかったためにフライパンに卵がくっついて破けていました。
さらに、ケチャップライスを包むとき卵が破けていました。
そこで、フライパンを十分に熱して油の量を多くし、卵に片栗粉、牛乳、マヨネーズを加えました。
そして火を消して落ち着いて卵を包むようにしたら、卵の破けないオムライスが作れるようになりました。
しかも牛乳とマヨネーズを使ったことで、卵にしっとり、ふわっと、柔らかさが加わって美味しくなりました。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
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