コロッケの衣がはがれるのはなぜ?アレンジレシピを紹介!

コロッケの衣がはがれるのはなぜ?アレンジレシピを紹介!

コロッケの衣がはがれるのはなぜ?アレンジレシピを紹介!

 

 

コロッケを揚げているときに、衣がはがれてしまったことはありませんか?

 

 

衣がはがれてコロッケの形が悪くなると、がっかりしますよね。

 

コロッケの衣がはがれないようにするコツは、コロッケの余分な水分をとり、衣をしっかりつけて、高温で短時間で揚げることです。

 

 

コロッケはご飯の定番おかず。

 

手作りコロッケを家族みんなで楽しく食べたいですよね。

 

 

今回、コロッケを揚げたときに衣がはがれないコツを紹介します。

コロッケの衣がはがれる!原因は?

コロッケを揚げているときに衣がはがれて中が見えてしまうと、ほんとがっかりしますよね。

 

そうならないためにも、衣がはがれる原因をしっかり押さえておきましょう。

 

コロッケを油で揚げたときに衣がはがれる原因は、

 

  • コロッケに余分な水分が残っている
  • コロッケの中に空気(すきま)がある
  • 衣の厚さが均一ではない
  • コロッケに衣がしっかりついていない
  • 油の温度が低くて一定ではない
  • 揚げているときにコロッケを触りすぎている

 

からです。

 

 

では、コロッケの衣がはがれる原因を詳しくみていきましょう。

 

1. コロッケに余分な水分が残っている

じゃがいも、具(ひき肉、野菜)に余分な水分が残っていませんか?

 

余分な水分が残っていると、油で揚げたときに水分が蒸発して爆発しやすくなります。

 

爆発しやすくなると、コロッケと衣がはがれやすくなります。

 

 

2. コロッケの中に空気(すきま)がある

コロッケを小判型に成形したとき、中に空気が入っていませんか?

 

コロッケの中に空気が入っていると、油で揚げたときに空気が膨張して爆発してしまいます。

 

爆発してしまうと、コロッケから衣がはがれてしまいます。

 

 

3. 衣の厚さが均一ではない

衣の厚さが均一になっていますか?

 

衣の厚さにムラがあると、衣の薄い部分が爆発しやすくなり、衣がはがれやすくなります。

 

 

4. コロッケに衣がしっかりついていない

コロッケの揚げる前

 

コロッケに衣がしっかりついていますか?

 

しっかりついていないと、油で揚げたときに衣がはがれやすくなります。

 

 

5. 油の温度が低くて一定ではない

 

揚げる油の量は十分足りていますか?

 

油の量が少なく、コロッケ全体が油につかっていないと、コロッケ内の温度に差がでてしまい、衣がはがれやすくなります。

 

 

油の中に何個もコロッケを入れすぎていませんか?

 

入れすぎると、油の温度が急激に下がって爆発しやすくなり、衣がはがれてしまいます。

 

 

油の温度が低くなっていませんか?

 

油の温度が低くてコロッケを揚げるのに時間がかかってしまうと、コロッケ内の温度が高くなりすぎて爆発しやすくなり、衣がはがれやすくなります。

 

 

6. 揚げているときにコロッケを触りすぎている

油に入れたコロッケを触りすぎていませんか?

 

衣が固まる前に触って衣に傷がつくと、衣がはがれやすくなります。

 

 

私の場合、衣の厚さにムラがあり、衣がしっかりついていなかったことが原因で、衣がはがれていました。

 

衣がはがれないようにするには、揚げる前のコロッケのコンディションがとても大事だなと、失敗して気づきました。

 

衣がはがれてしまったコロッケのアレンジレシピ!

コロッケを作ったときに、もし、衣がはがれてしまっても大丈夫。

 

アレンジレシピではがれた衣をカバーして、もう一品おいしいおかずを作りましょう!

 

 

コロッケの衣がはがれてしまったときの超簡単アレンジレシピを紹介します。

 

コロッケグラタン

コロッケの上にレトルトシチュー、とろけるチーズ(粉チーズでも可)の順にのせて、オーブンでチーズに焼き色がつくまで焼く。

 

 

コロッケピザ

コロッケの上にピザソース、ピザ用チーズ(とろけるチーズでも可)の順にのせて、オーブンでチーズに焼き色がつくまで焼く。

 

 

焼きカレー風チーズコロッケ

コロッケの上にレトルトカレー、とろけるチーズ(粉チーズでも可)の順にのせて、オーブンでチーズに焼き色がつくまで焼く。

 

 

コロッケ卵とじ丼

作り方はかつ丼と同じで、とんかつの代わりにコロッケを使い、卵をとじてご飯にのせる。

 

 

レトルト食品や缶詰めを使うと、簡単にアレンジできますよ。

 

 

私の場合、よくレトルトカレーを使います。

 

レトルトカレーを使う理由は、コロッケを揚げすぎて焦げたこともカバーしてくれるからです。

コロッケを上手く揚げるには?

コロッケの揚げ方

 

手作りのコロッケを作るからには、やはり見た目よく作りたいですよね。

 

 

コロッケを上手に揚げるコツは、

 

  • コロッケの余分な水分や空気をとる
  • 衣の厚さを均一にして衣をしっかりとつける
  • 油の温度を一定にして短時間で揚げる
  • 油に入れたコロッケはできるだけ触らない

 

ことです。

 

 

ここで、コロッケを上手に揚げるコツをひとつずつみていきましょう。

 

 

1. コロッケの余分な水分をとる

皮つきのじゃがいもは茹でずに蒸すか、電子レンジで加熱すると、じゃがいもが水っぽくならずにすみます。

 

電子レンジで加熱する場合、洗った皮つきのじゃがいもを耐熱容器に入れてラップをして加熱しましょう。

 

 

コロッケに入れる具(ひき肉、野菜)は油かバターで炒め、水分をしっかりとばします。

 

そして、じゃがいもと炒めた具を混ぜて、扇風機やうちわで粗熱を取って水分をとばしましょう。

 

 

2. コロッケの中の空気(すきま)をとる

コロッケを成形するとき、空気が中に入らないようにします。

 

 

3. 衣の厚さを均一にして衣をしっかりとつける

衣の厚さが均一になるようにつけます。

 

衣は小麦粉と卵と水を混ぜた「バッター液」というのを使うと、なめらかに均一に衣をつけることができますよ。

 

 

コロッケ全体をバッター液にくぐらせて、パン粉をまんべんなくつけましょう。

 

パン粉は強く押し付けないように注意してくださいね。

 

小麦粉は強力粉を使うと衣がはがれにくくなりますよ。

 

 

バッター液の作り方

  • 強力粉:大さじ4
  • 卵:1個
  • 水:大さじ2

 

材料をよく混ぜ合わせます。

 

バッター液は、トロっと絡むくらいの濃度がいいので、水っぽいまたは固い場合は小麦粉や水の量を調節してくださいね。

 

 

4. 油の温度を一定にして短時間で揚げる

揚げる油の温度は高温(180℃前後)で、コロッケ全体がつかる多めの量の油で揚げましょう。

 

油の温度が下がらないように1個ずつ鍋に入れて、最初のコロッケの色が少し変わってきたら次を入れるようにして、油の温度が下がらないようにします。

 

コロッケを揚げるとき鍋の温度が下がらないように、一度に揚げる量は2〜3個にしてくださいね。

 

コロッケ内部の温度が高くなると爆発しやすくなって衣がはがれる原因になるので、できるだけ短時間(2〜3分)で揚げるようにしましょう。

 

 

5. 油に入れたコロッケはできるだけ触らない

油に入れたらコロッケに触らないようにして、触るのは裏返しにするときぐらいにしましょう。

 

コロッケを裏返すとき、お箸よりもフライ返しを使うと傷がつきにくいですよ。

 

 

私の場合、衣がはがれた原因が衣の厚さにムラがあり、衣がしっかりついていなかったことだったので、バッター液を使ったところ、衣がはがれなくなりました。

 

バッター液は、コロッケだけでなく、とんかつやエビフライなど、他の揚げ物も上手く揚がる、魔法の液です。

 

 

バッター液はおすすめなので、ぜひ、使ってみてくださいね。


まとめ

コロッケの衣がはがれないコツについて書かせていただきました。

 

まとめると、

 

  • コロッケの余分な水分をとる
  • コロッケの中の空気(すきま)をとる
  • バッター液を使って衣の厚さを均一にし、衣をしっかりつける
  • 油の温度を一定にする
  • 高温の状態まま短時間で揚げる
  • 油に入れたコロッケはできるだけ触らない

 

ということでした。

 

 

コロッケ作りは失敗しないコツがいくつもあって、ちょっと大変と感じるかもしれません。

 

実際、私もそうでした。

 

でも、バッター液で失敗がなくなってくると、大変さなくなり、また作りたいと思うようになりました。

 

 

いかがでしたか?

 

この記事があなたのお役に立てれば幸いです!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

関連ページ

コロッケを爆発させずに作る方法とは?爆発の原因は揚げ方?
コロッケを油で揚げているときに爆発すると、見ためはよくないし、油がはねて火傷をするかもしれません。 コツをつかめば爆発することなく、安全にコロッケが作れます。 今回、コロッケを爆発させずに作る方法を紹介します。
唐揚げの衣がはがれるのはなぜ?はがれるのを防ぐ方法は?
唐揚げを揚げているとき、「衣がはがれたー!」と、ガッカリしたことはないですか では、どうしたら鶏肉と衣がしっかりつくのか… それは、ちょっとしたコツで衣がはがれにくくなります。 今回、唐揚げの衣がはがれる原因と、唐揚げの衣がはがれないコツを紹介します。
唐揚げの下味は一晩漬けたら長すぎ? 漬け時間による味の変化は?
唐揚げを作る時、下味に漬け込む時間に迷ったことはありませんか? 手が空いた時に漬け込んでおけば楽だけれど、漬かりすぎてしまうのもよくなさそう。 今回は、唐揚げの漬込み時間と味の変化について、はっきりとさせていきましょう。
とんかつの衣がはがれる!原因と上手く揚げるコツは?
お家でサクサクのとんかつを揚げようとしてもお店のように上手くいかないこと結構多いのではないでしょうか? とんかつを作る時の工程は少ないのですが中でも衣は厄介で、揚げている途中にはがれてしまうことがあるかもしれません。 そこで今回はとんかつの衣をはがれなくするちょっとしたコツを紹介します。
天ぷらの衣がはがれるのはなぜ!?衣がはがれないサクサク天ぷらのコツ!
せっかくつけた天ぷらの衣が、揚げているうちにはがれてしまう・・・。 衣をまとわせて油に入れた天ぷらが、油から揚げたときには、具材とボロボロの衣に分離してしまった…ともなれば、なんとも悲しい食卓になってしまいます。 そうならないために、衣がはがれず、キレイな見た目でサクサクの天ぷらを揚げるポイントを、ご紹介していきます。
かき揚げが崩れるのはなぜ?上手く作るコツ!
かき揚げはいろんな野菜を入れて作れて美味しいですが揚げているうちにどんどん崩れていくことがありますよね。 最終的にはなかなかカリッとならず残念な仕上がりになることもしばしば… そこで今回は失敗しないかき揚げの作り方を見ていきましょう!
海老天をまっすぐ揚げるコツは?衣をカラッとさせるには?
家で海老を揚げると、まっすぐ揚げられない!衣がカラッとしない! こんなことありませんか? 実はちょっとしたコツで、海老が曲がらず、衣をカラっと揚げられるんです。 今回、海老天をまっすぐ揚げるコツ、衣をカラッとさせる方法を紹介します。