ゴーヤの色(濃い・薄い)でどんな違いがある?美味しいゴーヤの選び方は?
ゴーヤってものによって同じ緑でも薄いものと濃いものがありますよね。
色の濃さで味にも違いがあるのでしょうか?
できるだけ美味しいゴーヤを選びたいですよね。
今回は、そんなゴーヤの色の違いの原因や苦味の違い、美味しいゴーヤの選び方とレシピをご紹介していきます!
ゴーヤの色の違いは?濃いのと薄いのどっちが苦い?
一般的にはゴーヤの色が薄く、イボイボが大きいものほど苦みが少なく、逆に色が濃くてイボイボが小さく密集しているゴーヤは苦みが強いです。
緑の色が濃く、イボが密集しているものは新鮮でとれたての若いゴーヤです。
そしてゴーヤは成長していくにつれ、イボが大きく色は薄くなり、苦味が和らぎます。
最終的には、実は緑色ではなく黄色になり、種は白色から赤色になり、完熟をむかえます。
ここまでくるとあのゴーヤの苦味もシャキシャキとした食感もなくなり、赤いタネを舐めれば甘く感じることができますよ!
美味しいゴーヤの選び方は?
ではどうしたら美味しいゴーヤを選ぶことができるのでしょうか?
ここでは美味しいゴーヤの選び方をご紹介します!
重さが見た目よりも重いゴーヤ
ゴーヤを持ち上げたときに、見た目よりも実際の重さが重たく感じることができ、しっかりとハリがあるものをおすすめいたします。
見た目ふっくらしているものの大きすぎないゴーヤ
細すぎるゴーヤは成長不足であることが多い一方で、成長しすぎて大きいゴーヤもおすすめはできません。
ふっくらとしているけれども大きすぎないゴーヤが美味しいと言えるでしょう。
表面につやがあるゴーヤ
色がしっかりとした濃さと鮮やかさがあり、表面につやがあるゴーヤが新鮮な証拠です。
もちろん美味しさも新鮮な時が一番ですので、このようなゴーヤを選んでいただければと思います。
ゴーヤの下処理の仕方
ゴーヤの下処理方法
ゴーヤの苦味が大好きだという方もいれば、あの苦味が苦手だという方もいらっしゃいますよね。
苦味が好きな方はもちろんそのまま調理していただけますが、あの苦味がどうしても苦手だという方のための3つの下処理方法をご紹介します。
下処理の方法その1「塩もみ」
- まずば縦半分に切り、種とワタをしっかり取り除きます。
- 食感を残すため、5mmくらいの厚さにスライスしていきます。
- ゴーヤをボウルに入れて、軽く塩を振り、15分〜20分放置します。塩の量はゴーヤ1本に対して、塩小さじ1です。
- 水でしっかりと洗って塩抜きし、水気を切れば下処理の完成です。
下処理の方法その2「湯がく」
- まずば縦半分に切り、種とワタをしっかり取り除きます。
- 食感を残すため、2〜5mmくらいの厚さにスライスしていきます。
- ゴーヤをボウルに入れて、軽く塩を振り、15分〜20分放置します。(ここまでは「塩もみ」方法と同じです)
- 沸騰したお湯に塩を少々入れた鍋に塩もみしたゴーヤをそのまま入れます。
- 30秒ほど茹でたらザルにあげ、熱が取れるまで水につけます。(茹ですぎると食感がなくなるので注意してくださいね!)
- ザルにあげて水気をしっかり切れば、下処理完成です。
下処理方法その3「塩と砂糖でもむ」
ゴーヤの苦味をできるだけ多く取り除きたい!!という方にはこの方法が一番おすすめです。
- まずば縦半分に切り、種とワタをしっかり取り除きます。
- 食感を残すため、5mmくらいの厚さにスライスしていきます。
- ゴーヤをボウルに入れて、塩と砂糖を振り、15分〜20分放置します。塩と砂糖の量はゴーヤ1本に対して、それぞれ小さじ1/2です。
- 水でしっかりと洗って塩抜きし、水気を切れば下処理の完成です。
ゴーヤのおすすめのレシピを紹介!
ゴーヤのおすすめレシピその1「ゴーヤチャンプルー」
ゴーヤといえばやはりゴーヤチャンプルーは欠かせません!
ゴーヤの美味しい食べ方の一つであるといえます。
しっかりと下処理をすれば、ほんのり苦味の残る食べやすいいチャンプルーになります。
ゴーヤの苦さを存分に楽しみたい時は、下処理をせずにそのまま炒め始めてくださいね!
材料(4人分)
- ゴーヤ・・・2本
- にんにく・・・2片
- 木綿豆腐・・・1丁
- サラダ油・・・適量
- 塩コショウ・・・適量
- 醤油・・・大さじ1〜2
- 卵・・・2個
- かつおぶし・・・1袋
作り方
- ゴーヤを縦半分に切り、薄切りして下処理します。豆腐はしっかり水を切ります。
- フライパンを熱し、ニンニクを炒め、香りが出たらゴーヤを炒めます。
- 豆腐も入れて形が崩れないように炒め、塩コショウ、醤油で軽く味付けをします。
- 溶きほぐした卵を流し入れ、鰹節をかけてさっと混ぜ合わせ、味をみながら塩コショウで味を整えます。
- 卵に火がさっと通りゴーヤと豆腐に絡めば完成です。
おすすめのレシピその2「ゴーヤのサラダ」
簡単で美味しく、冷蔵庫で数日日持ちもするゴーヤのサラダです!
材料(2人分)
- ゴーヤ・・・1本
- 塩・・・適量
- ツナ缶・・・1缶
- マヨネーズ 大さじ2
- 醤油・・・少々
作り方
- ゴーヤの下処理をします。ツナ缶はあぶ亞をしっかり切っておきます。
- 大きなボウルにマヨネーズと醤油をよく混ぜ、そこへゴーヤとツナを入れて混ぜ合わせれば完成です。
おすすめのレシピその3「ゴーヤのチーズグラタン」
実は意外にもゴーヤと相性がいい食べ物の一つにチーズがあります。
下処理をせずにゴーヤをそのまま丸ごと使いますが、鶏肉とチーズの味と重なって苦みがあまり気にならず召し上がっていただくことができます!
材料(2人分)
- ゴーヤ・・・1本
- 鶏肉・・・100g
- チーズ・・・適量
- 塩コショウ・・・適量
作り方
- ゴーヤは縦半分に切り、ワタと種をしっかり取り除きます。
- 鶏肉を一口サイズに切り、軽く色が変わるくらいまでフライパンで炒めて、塩コショウで味をつけておきます。
- 耐熱皿にゴーヤをのせ、焼いた鶏肉を入れ、さらにチーズをふりかけ、コショウを少しふります。
- アルミホイルで蓋をして10分ほどオーブン(トースターでもできます!)で蒸し焼きにします。
- アルミホイルを外してさらに5分ほど色がこんがりつくまで焼けば完成です!
まとめ
いかがでしたか?
ゴーヤの色の違いは、収穫の時期によってかわり、苦みもそれにともなって変化することがおわかりいただけたでしょうか?
また美味しいゴーヤの選び方は、ふっくらとしていて、表面に鮮やかなツヤがあり、重みがしっかりとあるものでしたね!
次回のゴーヤ選びの際には、ぜひ参考にしていただければと思います。
そして今回はいくつかゴーヤのレシピもご紹介しました。
私はまずはチャンプルーで楽しみ、少し飽きてきたらチーズとの組み合わせやサラダでシャキッとしたゴーヤの食感を楽しみます。
苦みがどうしても苦手だという方には、白色のゴーヤがおすすめです!
この品種は、サラダとして生で食べてもゴーヤの苦味がなく食感だけ楽しむことができますよ!
ここでご紹介した以外にも、たくさんの美味しいゴーヤのレシピがあります。
これらのレシピを参考にしていただきながら、ゴーヤを美味しく召し上がっていただければ幸いです。
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