ハンバーグに合うひき肉の種類は?牛と豚の違いや合挽肉の割合とは?

ハンバーグに合うひき肉の種類は?牛と豚の違いや合挽肉の割合とは?

ハンバーグに合うひき肉の種類は?牛と豚の違いや合挽肉の割合とは?

ひき肉

 

ハンバーグといえばひき肉で作りますが、そのひき肉の種類によってハンバーグの味は変わるのだろうか、と疑問に思ったことはありませんか?

 

どのひき肉を使ったときが一番おいしいハンバーグができるのでしょうか?

 

 

そこで、ハンバーグに牛や豚、鶏のひき肉を使った時の違いや、合挽肉の牛と豚の割合など、ハンバーグの挽肉について調べたことをまとめます。


ハンバーグのひき肉の種類!牛・豚・鶏肉を使った時の違い!

 

ハンバーグに牛や豚、鶏肉を使った時、何が違うのか分かりますか?

 

それぞれのひき肉には特徴があるため、どのくらい混ぜるかなどによって出来具合に違いが出てきます。

 

 

そこでそれぞれのひき肉を使った時の出来具合はどうなるのかご説明いたします。

 

牛肉

 

牛をハンバーグに使った場合だと、肉感が強い食感になります。

 

また、牛肉は鉄分が豊富に含まれているため、貧血予防にもなります。

 

豚肉

 

次に豚ですが、豚をハンバーグに使うと豚の特徴から脂質が多いため、ハンバーグに使うと全体的にふっくらとして、柔らかい食感になります。

 

お子さんや高齢の方の場合は食べやすいのは豚を使ったハンバーグの方がいいと思います。

 

 

さらに、豚の場合はタンパク質やビタミンB1が豊富に含まれていて、特にビタミンB1は疲労回復効果もあると言われています。

 

 

鶏肉

 

合挽肉は豚と牛が入っているのは見かけますが、鶏肉を使っている合挽肉は見かけませんよね?

 

実は鶏肉をハンバーグに使うことで味に差が出てきます。

 

 

そのため、鶏肉しか使わなかった場合のハンバーグと豚や牛を使ったハンバーグを比べると少々変わったハンバーグになります。

 

人によりますが、鶏肉オンリーのハンバーグの方が好きな人もいるので、試しに作って食べてみるのもおすすめです。

 

 

ちなみに鶏を使ったハンバーグは味は淡白になってしまいますが、低カロリーでヘルシーなので健康に気を使うなら鶏肉を使ったハンバーグはおすすめです。

ハンバーグには合挽肉?合挽肉の一般的な割合は?

合挽肉

 

ハンバーグにはよく合挽肉を使うと思いますが、皆さんは合挽肉の割合はどのくらいにして作りますか?

 

私はあまり割合は気にしないのですが、市販の一般的に売られている合挽肉の場合は「牛7:豚3」または「牛6:豚4」が多いようです。

 

 

ハンバーグの合挽肉の割合の黄金比は「牛7:豚3」と言われていますが、「牛7:豚3」と「牛6:豚4」ではどのような違いが出るのでしょうか?

 

「牛7:豚3」の場合

 

「牛7:豚3」にすることで、牛肉の旨味が強くなります。

 

牛肉を多めにすると焼き上がりが硬くなってしまいますが、豚を入れることにより、甘みや柔らかさが出てきます。

 

そのため、食感より牛肉の旨味が引き立てられたハンバーグになります。

 

「牛6:豚4」の場合

 

「牛6:豚4」にする場合、豚肉が多いため、ハンバーグに柔らかさが出てきます。

 

しかし、豚肉をあまり多く入れると、牛の旨味が減ってしまうため、上手く量の加減をしてください。

 

 

このように合挽肉の割合を少し変えるだけで、柔らかさや旨味が変わってきます。

 

人それぞれ好みがありますので、自分で割合を考えながら作ってみて、この割合がおいしい!というのを見つけてみてください。

 

 

ちなみに牛肉だけのハンバーグだと旨味はありますが、ハンバーグが固くなってしまいがちです。

 

合挽肉の割合を考えながらハンバーグを作った方が旨味だけでなく、柔らかさも出てくるのでオススメです。


ハンバーグを肉だけで美味しく作るレシピ!

ハンバーグ

 

ハンバーグには材料を色々混ぜ込むと思いますが、ここでは肉だけでハンバーグを美味しく作るレシピについてご紹介いたします。

 

牛オンリーのハンバーグ、豚オンリーのハンバーグ、鶏肉オンリーのハンバーグ、そして合挽肉のハンバーグのレシピをそれぞれご紹介いたしますので、是非お気に入りのハンバーグを見つけてください。

 

合挽肉のハンバーグ

材料

  • 合挽肉・・・300g
  • 豆腐・・・100g
  • 玉ねぎ・・・1/4個
  • 溶き卵・・・1/2個分
  • パン粉・・・大さじ6
  • 白だし・・・小さじ2
  • 塩・・・小さじ1
  • サラダ油・・・適量
  • Aケチャップ・・・大さじ4
  • A中濃ソース・・・大さじ2
  • A醤油・・・大さじ2
  • A砂糖・・・大さじ1
  • A酒・・・大さじ2
  • A水・・・大さじ2
  • 塩胡椒・・・適量

 

作り方

  1. 豆腐をキッチンペーパーで包み、レンジで1分ほど加熱する。
  2. 玉ねぎをみじん切りにする・
  3. フライパンで玉ねぎが透き通るまで炒める。
  4. 玉ねぎをキッチンペーパーへと移し、粗熱をとる。
  5. ボウルに合挽肉、豆腐、玉ねぎを入れ、さらに、溶き卵、パン粉、白だし、塩を加える。
  6. 手を冷やしながらこね、形を整えて、真ん中にくぼみを作る。
  7. Aの調味料を混ぜ合わせておく。
  8. フライパンにサラダ油を入れ、ハンバーグを中火で焼いていく。
  9. 両面に焦げ目がついたら弱火にし、火が通るまで蒸し、Aの調味料を加える。
  10. 2分ほど煮込み、塩胡椒で味を整えたら完成。

 

 

牛オンリーハンバーグ

材料

  • 牛肉ブロック・・・400〜500g
  • 塩・・・5g
  • 胡椒・・・適量
  • 牛脂・・・50g
  • 卵・・・1個
  • Aにんにく(みじん切り)・・・小さじ1
  • A赤ワイン・・・50cc
  • Aソース・・・適量
  • Aケチャップ・・・適量

※Aはソースの材料です。

 

作り方

  1. 牛肉ブロックの赤身と脂身を切り分ける。
  2. 赤身だけやや粗めにミンチにする。
  3. ボウルに移して塩、胡椒をし、全体に練り込み、細かく刻んだ牛脂を入れる。
  4. よくこねて、卵を入れ、さらによくこねる。
  5. 冷蔵庫で1時間寝かせる。
  6. 両手にサラダ油を塗り、キャッチボールをして空気を抜いたら真ん中にくぼみを入れる。
  7. 強めの中火で下の面から焼き始める。
  8. 3分経ったら、裏返してさらに3分焼く。
  9. その後蓋をして両面4分焼く。
  10. 別のフライパンでブロックで切り分けた脂身を中火で溶けるまで温める。
  11. 弱火にしてにんにくを入れ、香りがしてきたら赤ワインを入れて中火にする。
  12. ソースとケチャップを加えとろとろになるまで煮詰めれば完成。
  13. 最後にハンバーグをお皿へ移し、ソースをかけたら出来上がり。

 

 

豚肉オンリーハンバーグ

材料

  • 豚挽肉・・・200g
  • タマネギ・・・1個半
  • パプリカ・・・お好みで
  • 塩・胡椒・・・適量
  • サラダ油・・・適量
  • ケチャップ・ソース・・・大さじ2

 

作り方

  1. タマネギとパプリカは薄切りにして、フードプロセッサーでペースト直前になるまでみじん切りにする。
  2. 1をサラダ油で炒める。
  3. 水分を飛ばし、タマネギの色が変わるまで炒める。
  4. 炒めた野菜と豚肉をボウルに入れて粘り気が出るまでこねる。
  5. その後、塩・胡椒をする。
  6. ハンバーグの形を整えて、フライパンで蓋をして弱火で焼く。
  7. 焼きあがったら皿に移して、フライパンでケチャップソースを煮詰めたら、ハンバーグにかけて完成。

 

 

鶏肉オンリーハンバーグ

材料

  • 鶏ミンチ・・・1パック
  • 塩胡椒・・・適量
  • タマネギ・・・1個
  • ブラックペッパー・・・適量
  • 人参・・・1本
  • ウスターソース・・・適量
  • ケチャップ・・・適量

 

作り方

  1. 鶏ミンチをかるくこね、塩胡椒、ブラックペッパーを入れてさらにこねる。
  2. みじん切りにしたタマネギを1に加えてさらにこねる。
  3. フライパンにクックパーを敷いて、形を整えたハンバーグを焼く。
  4. 時々中を見ながらひっくり返し、焼けたらソースをかけ、皿に移して完成。

まとめ

私は何も考えずにハンバーグには牛と豚の合挽肉を使っていましたが、肉の量や、牛だけ使ったりするだけで、味や食感に違いが出るということに驚きました。

 

お店で牛と豚の割合やそれぞれの肉だけを使って、皆さんもハンバーグを作って見てください。

 

 

今までのハンバーグとの違いを見つけたり、意外と口に合ったりするかもしれません。

 

特に鶏だけを使ったハンバーグは低カロリーでヘルシーですので、ダイエット中でも気にせずに食べられます。

 

 

是非いつもと違った肉を使ってハンバーグを作って見てください。

 

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