ハンバーグの下味は必要?作る種類で調味料を変える?入れるのを忘れたら?
食卓でも登場機会の多いハンバーグですが、下味を入れることがとても重要であることをご存知ですか?
普段から料理をする方にとっては、今さら?と思うことかもしれませんが、下味を侮ってはいけませんよ!
下味を付けたお肉と付けていないお肉では、料理の仕上がりが全くと言って良いほど異なります。
せっかくなので、美味しいハンバーグを作って、家族みんなから褒められたいですよね?
ハンバーグ作りを成功させたいあなたのために、下味に関するいくつかの疑問を解説していきますね!
ハンバーグの下味は必要?
そもそもハンバーグって、下味がついているんでしょうか?
ぜひ料理本やインターネットのレシピを見て確かめてみてください。
おそらく、ほとんどのレシピには下味となる調味料が記載されているはずです。
そうです!
ハンバーグも他のお肉料理と同様に、下味をつけた方が断然美味しいのです!
というのも、なぜ下味が必要なのかご存知ですか?
ハンバーグは、割ると肉汁が溢れてきてとてもジューシーで美味しいですよね!
実は、お肉に下味をしっかりつけているからこそ、肉汁の旨味を舌でより感じることができるのです!
もちろん、食べる際にかけるソースにもしっかりと味がついていますが、下味を付けずそれだけで味を足そうとすると、物足りないハンバーグになってしまいます。
したがって、ハンバーグの原料となる牛豚の合挽き肉に、下味をつけましょうね。
では、どんな調味料を使えばよいのでしょうか?
それは、塩とこしょう、ナツメグの3つです!
塩とこしょうはお肉の旨味を引き立て、ナツメグはお肉の臭みを消してくれるのです。
下味をつけたお肉を、粘り気が出るまでしっかりとこねてフライパンで蒸し焼きすれば、とっても美味しいハンバーグに仕上がるはずです!
ハンバーグを含むお肉料理には、下味を忘れないようにしましょうね!
ハンバーグの下味に使う調味料は作るレシピの種類で違うの?
下味の重要性を理解したところで、こんな疑問が浮かびますよね。
レシピによって下味に使う調味料は異なるのでしょうか?
もちろん、異なります!
ただし、先程説明したように、塩とこしょう、ナツメグの3つはほぼ全てのレシピにも下味として使用するよう記載されています。
これらをベースに、どんな風味を加えたいかによって追加する調味料が異なります。
とは言っても、他にどんな調味料を加えたら良いかわからないですよね!
さまざまなアレンジ方法をお教えしますので、これを機にぜひ、ハンバーグのレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか?
@和風ハンバーグ
大根おろしやぽん酢をかけて食べる和風ハンバーグは美味しいですよね!
ファミリーレストランでも、人気メニューのひとつとして提供されています。
そんな和風ハンバーグでは、下味としておろししょうがや醤油、みりんなどを入れると良いですよ!
和食でよく使われる調味料を入れれば、和風になるのです。
Aカレーハンバーグ
ハンバーグレストランのびっくりドンキーなどでは、カレーハンバーグというものがあります!
名前の通り、ソースがカレーなのです!
このようなハンバーグには下味としてカレー粉も加えれば、よりソースに馴染んで美味しい一品になります。
ハンバーグの下味を入れるのを忘れたときは?
お肉料理では、お肉に下味をつけることが大前提と言っても過言ではありません!
それくらい下味は大事なのですが、時間がなくて慌てていると、つい忘れてしまうこともあります。
下味を入れることを忘れたくありませんが、もし忘れてしまった場合の対処法をお教えしますね!
@煮込みハンバーグにする
これは下味を忘れてしまった際の、最もおススメの調理法です!
お肉に味がついていないので、煮込むことでソースの旨味がハンバーグ全体に染み込んで、美味しく仕上がります。
Aソースを濃いめにする
下味を入れていないハンバーグは味が薄いので、それにかけるトマトソースやデミグラスソースを濃いめにすると良いでしょう!
コンソメや塩分を足す、もしくは煮詰める時間を長くすると味が濃くなります。
もし、下味を入れ忘れた場合には試してみてくださいね!
とは言っても、これらはあくまで対処法です。
煮込みハンバーグもソースをかけて食べるハンバーグも、お肉に下味をつけた方が美味しいですよ!
まとめ
いかがでしょうか?
料理において、下味をつける工程の重要性がご理解いただけたと思います。
下味は手間がかかりますが、その分美味しく仕上がりますので、忘れないようにしましょうね!
すでにお肉に味がついていて少しのソースで十分味わえるため、塩分を控えている方にもメリットがあります。
でも、忙しいと慌てて下味を忘れてしまうこともあるでしょう。
忘れてしまっても先程紹介した方法を実践すれば、なんとか対処できます。
みんなが大好きなハンバーグを上手に作れるようになったら、自慢できちゃいますよね!
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