ハンバーグの焼き時間は何分?火加減や裏返すまでの時間を徹底解説!

ハンバーグの焼き時間は何分?火加減や裏返すまでの時間を徹底解説!

ハンバーグの焼き時間は何分?火加減や裏返すまでの時間を徹底解説!

ハンバーグを焼く

 

 

あなたは、ハンバーグを手作りしたとき、何分くらい焼きますか?

 

 

できればお店に出てくるみたいに、外はカリっとして、中はふんわり柔らかく焼きたいですよね。

 

ただ自分達で手作りすると、なかなかうまく焼けず、失敗してしまった経験ありませんか?

 

 

今回はハンバーグの焼き時間について何分がちょうどよいのか、火加減や裏返すまでの時間を紹介してきます。


ハンバーグの焼き時間・裏返すまでの時間や火加減は?

タイマー

 

ハンバーグを手作りしたとき、焼き時間や裏返すまでの時間、火加減はどのくらいにすればよいのでしょうか?

 

料理本や料理サイトをいくつか調べてみました。

 

 

すると、半分ほどのサイトが始めの中火で2〜3分、その後は裏返して弱火にし、酒等を入れて蒸し焼きにするとあり、全体では13〜15分ほどとありました。

 

 

しかしもう半分は特に焼き時間の記載はなく、中火で焼き目をつけ、裏返して蒸し焼きにした後、楊枝で刺し、肉汁の色を確認するというものでした。

 

 

ここまでを見ると、特に決まった焼き時間はなく、焼いている本人たちの目安で判断しているような印象ですね。

 

 

しかし共通している作業があります。

 

 

それは裏返してから酒等を入れ、蓋をして蒸し焼きにし、楊枝で刺して肉汁の色を確認するといった作業です。

 

 

この作業がなぜ共通しているのか、料理している人であれば想像がつきますよね。

 

 

それは、蒸し焼きにすることで火を通し、楊枝を刺して中身が焼けているか確認するためです。

 

 

もし楊枝を刺して肉汁の色が透明であれば、火が通っている証拠となり、赤色であればまだ焼けていないことになります。

 

 

ハンバーグを美味しく焼く工程として、非常に重要な作業ですね。

 

 

しかし蒸し焼きの時間に関しては特に決まった時間が記載されておらず、肉汁の色が取り出す目安となっているようです。

 

 

決まった焼き時間があるとやりやすいのですが、私は実際に手作りしてその時間でやってみるとうまく焼けないことがありました。

 

蒸し焼きにして、肉汁の色を注意深く確認することが美味しく焼くポイントといえそうですね。

 

ハンバーグを作るときは肉汁の色を確認しながら、焼いてみましょう。


ハンバーグの中まで火を通すコツ

ハンバーグの中まで火を通すとき、コツはあるのでしょうか?

 

調べてみたところ、4つほどコツがありました。

 

 

1. 粘り気が出るまでしっかりこねる

ハンバーグをこねる

 

1つ目は、ハンバーグのタネを粘り気が出るまでしっかりこねることです。

 

 

これは肉の繊維をしっかりくっつける役割を果たしており、焼いた後、肉汁を閉じ込めることにつながります。

 

ちなみに合いびき肉を使用する場合は、牛肉と豚肉の繊維をくっつける役割を果たすのが、塩となるため、塩こしょうをしてからしっかりとこねる方がよいみたいです。

 

 

ハンバーグの作り方を見ていると、よくこの工程を目にしますが、こうした意味があったのですね。

 

 

こねるときのおススメな方法は、指先で1分こねるようにすると、手の温度で、肉の脂が溶けず、タネもベタベタしないようです。

 

 

 

 

2. 空気をしっかり抜く

2つ目のコツは、空気をしっかり抜くことです。

 

 

手の平に成形したハンバーグのタネを打ち付ける作業は見たことがあるかと思います。

 

この作業は、ハンバーグを焼いたときのひび割れを防ぐ役割を果たしています。

 

もし空気が入ったまま焼いてしまうと、表面にひびが入り、せっかくの肉汁が流れ出してしまう原因となります。

 

 

手の平に10回ほど打ち付けると、しっかりと空気も抜けて、手早く空気を抜くようにしておくと、手の温度により肉の脂も溶けないようになります。

 

ここまで見ていくと、手の温度で肉の脂を溶かさないようにすることがポイントなのがわかります。

 

 

 

 

3. 真ん中をくぼませる

3つ目のコツは、真ん中をくぼませることです。

 

 

これは中まで火を通しやすくするだけではなく、周りが焼けすぎてパサパサになるのを防き、しっとりとした焼き上がりにする効果があります。

 

 

中まで火を通すためだけの作業だと思っていましたが、実際はこのくぼみが美味しい焼き上がりにしていたのですね。

 

 

4.タネの厚さを2pほどにしておく

最後の4つ目は、ハンバーグのタネの厚さを2pほどにしておくことです。

 

 

家庭でハンバーグを作るとき、失敗しやすい事例として生焼けがあります。

 

 

その原因となるのが、ハンバーグの厚さにあります。

 

 

いくら火加減に気をつけていても、ハンバーグの厚さによっては焼ききれず、生焼けになってしまう可能性があるようです。

 

 

2pほどであれば、厚すぎることなく、生焼けを防ぐことができます。

 

 

確かに2p以上の厚さのハンバーグはお店で見たことはないですよね・・・。

 

ハンバーグを美味しく作るまでには、この4つの作業をしっかりと行う必要があるみたいです。

 

これらのコツをふまえた上で、ハンバーグを焼くと、より美味しく焼き上がるのではないでしょうか?

焼いた後にハンバーグが生焼けだったらどうする?

もし焼いた後、ハンバーグが生焼けだった場合、どうしたらよいのでしょうか?

 

生焼けの対策について調べてみると、2つの方法が出てきました。

 

 

1. 電子レンジでチンする

電子レンジ

 

1つ目は、電子レンジに入れてチンをするといった方法です。

 

 

電子レンジに入れると、固くなってしまわないか心配になってしまいますよね。

 

 

この方法ですが、別のお皿に移し、ラップをして様子をみながら1〜2分を目安に加熱していきます。

 

 

しかしこれはハンバーグの大きさにもよるため、1〜2分とはなかなか言い切れず、都度肉汁の様子を見る必要があるようです。

 

作る側としては少々面倒くさいかもしれませんね・・・。

 

 

2. リメイクする

煮込みハンバーグ

 

2つ目は煮込みハンバーグにリメイクしてしまうことです。

 

 

まず焼いたハンバーグを別のお皿に移し、焼いたフライパンに野菜を入れて炒めます。

 

 

あとはトマトソース、もしくはデミグラスソースなどで煮込み、ハンバーグを入れて弱火で5分ほど煮込みます。

 

 

楊枝を刺して、生焼けでないことを確認して完成です。

 

 

個人的にはこちらの方が、家族をごまかせそうですし、手っ取り早くいただけそうです。(笑)

 

もしハンバーグを焼いて生焼けだった場合は、この2つの方法のどちらかを試してみるとよいでしょう。

まとめ

まとめると

 

  • ハンバーグの火加減は、最初は中火で焦げ目をつけ、裏返して弱火にし、酒を入れて蒸し焼きにする
  • 最後に楊枝を刺して肉汁の色を確認し、取り出す目安とするため、焼き時間は特に決まっていない
  • ハンバーグに火を通すには、しっかりとこね、空気を抜き、真ん中をくぼませ、2pの厚さにする
  • ハンバーグをこね、空気を抜くときは、手の温度で脂を溶かさないようにする。
  • 生焼けだった場合は電子レンジに入れてチンをするか、煮込みハンバーグにしてリメイクするとよい

 

といったことでした。

 

 

実際に私も夕食にハンバーグを作ることがあるのですが、ひび割れを起こしてしまうことが多く、正直困っていました。

 

しっかりと空気を抜ききれなかったことが原因とわかったので、次回作るときに試してみようと思います。

 

 

ハンバーグを作る機会は多いかと思いますが、家族に上達したねと言われるようにこれらの方法を一度試してみましょう。

 

関連ページ

ハンバーグのタネがゆるい…その原因と、おいしいハンバーグ作りのコツ!
ハンバーグのタネがゆるくなってしまうのはナゼなのか? また、ゆるくなってしまった時に適切な対処法はあるのか? ちょっとの手間でおうちハンバーグを格上げするコツを、ご紹介していきましょう。
ハンバーグの材料に卵は必要?パン粉は必要?なしでもできる?
あなたはご家庭でハンバーグを作るとき、卵やパン粉を入れたりますか? 料理本を見ていると、大体ハンバーグの材料に卵やパン粉が書いてありますよね。 ハンバーグの材料に卵やパン粉は本当に必要なのか、それらがなくても美味しく作れる方法があるのか調べてみました。
ハンバーグのカロリーと糖質は?ダイエット中はステーキのほうがいい?
「ダイエット中でもお肉は食べていい食材なのにハンバーグはダメなの?」 「ダイエット中でも食べていいハンバーグはないの?」 などダイエット中でも気にせず食べたいので、ハンバーグのカロリーや糖質について調べてみました! 太りにくいハンバーグのレシピもご紹介しますので、ぜひご参考にしてくださいね。
ハンバーグが固い!柔らかくする方法は?別の料理にリメイクできる?
ハンバーグの魅力は何と言っても肉汁。 そのためにはふっくらジューシーに焼き上げることが何より大切です。 でもコツをつかんでいないとパサパサとした固くて残念なハンバーグになってしまうのです! 今回はハンバーグを柔らかく仕上げるコツと、またもしも失敗してしまった場合のリメイク方法なんかも見てましょう。
ハンバーグを蒸し焼きにするときの水の量は?時間は何分?蓋がないときは?
ハンバーグを蒸し焼きに失敗するとハンバーグが生焼けしてしまいます。 蒸し焼きにすると言っても、その時間や水の量や、ひっくり返すタイミングも悩みますよね? そんなあなたのために、ハンバーグを蒸し焼きするときのコツややり方をご紹介いたします。
ハンバーグにナツメグは必要?量やタイミング、他の香辛料のおすすめも紹介!
ハンバーグを作ろうとレシピを見ると、材料のひとつに「ナツメグ少々」と書かれていることが多いですよね。 ナツメグなんて香辛料はうちにないんだけど…入れなきゃダメなの? 今回は、ハンバーグを作るならナツメグは必要なのか、使う量やタイミングって決まっているのか、ということについてまとめてみました。
ハンバーグににんにくは入れる?すりおろしとみじん切りどっちがいい?
あなたはハンバーグににんにくを入れますか? 外で食べたにんにく風味のハンバーグが実は美味しく、チャレンジしようと思い色々と調べてみました。 そして自宅でもとても美味しいハンバーグができたので、ぜひあなたにもその方法をご紹介したいと思います。
ハンバーグは寝かせる方が美味しい?時間は?常温or冷蔵庫?
ある日ハンバーグを作って食べてみたらいつもと同じ材料で、同じ焼き方なのに何かが違う?? ハンバーグにはコネて焼くだけではなく、寝かせるという工程があったんですね! あなたにもぜひ、その方法をご紹介したいと思います。
ハンバーグの合い挽肉の豚肉と牛肉の割合はどのぐらいが美味しいの?
あなたはハンバーグを作る時はどんな合い挽肉を使いますか? 一般的にはスーパーで売ってる牛と豚6:4または5:5でしょうか? 実際割合はどれくらいが一番美味しいのでしょうか? 今回はハンバーグの合い挽肉の割合や分量、簡単レシピをご紹介いたします。
ハンバーグに入れる具材は?野菜嫌いの子にいいアレンジ法は?
子供が野菜を食べてくれない!! そんなママ達の救世主がハンバーグ。 野菜を色々入れることで食べてくれることも!! 野菜嫌いの子供向けハンバーグの具材やアレンジレシピをご紹介したいと思います。
ハンバーグに水を入れると美味しくなる?入れるタイミングは?
突然ですが、あなたはハンバーグに水を入れますか? 私はなかったんですが、半信半疑で入れてみたところとても美味しく焼き上がり、ジューシーだったんです!! 今回はハンバーグに水を入れると美味しくなる理由や、タイミングなどをご紹介したいと思います。
ハンバーグのつなぎに片栗粉はあり?パン粉の代わりになる?
ハンバーグのつなぎに、パン粉以外のもので代用できるものはないのか!? 実はけっこうあります! ハンバーグのつなぎに片栗粉は使えるのか? 片栗粉の使い方 パン粉と片栗粉以外のつなぎ これらをご紹介します。
ハンバーグに氷を入れて焼くとジューシーになる?大きさやタイミングは?
肉汁が、ジュワーっと溢れ出すハンバーグが食べたい! そんな時、テレビで見かけた ハンバーグに氷を入れて焼くとジューシーになる!! という話題を見て、さっそく調べてチャレンジしてみました。
ハンバーグの下味は必要?作る種類で調味料を変える?入れるのを忘れたら?
ハンバーグには下味を入れることがとても重要であることをご存知ですか? 下味を付けたお肉と付けていないお肉では、料理の仕上がりが全くと言って良いほど異なります。 ハンバーグ作りを成功させたいあなたのために、下味に関するいくつかの疑問を解説していきますね!
ハンバーグをこねる理由とは?こねる時間や手順も解説!
そんなハンバーグを家庭で作る時、材料がしっかり混ざるようによくこねますよね。 こねればこねる程おいしくなる…なんて聞いたこともあります。 しかし一体どれくらいこねるのがいいんでしょうか? 今回はハンバーグをこねる理由から手順まで詳しく紹介したいと思います!
ハンバーグの中が赤い生焼けを食べてしまった!焼いても赤い場合もある?
ハンバーグを焼いて、さあ食べようと思ったら中身が赤かった!ということってありますよね? また、ハンバーグの生焼けを食べてから、中身が生焼けだったことに気づいたという方も多いと思います。 そこで、ハンバーグの生焼けを食べてしまった場合どうすればいいのか、ハンバーグの生焼けを防ぐ焼き方などをご紹介いたします。
ハンバーグのつなぎに小麦粉をつける意味は?なしでも作れる?
ハンバーグにつなぎの材料を使う手間がなくなれば、大分楽になりますよね。 そこで、ここではハンバーグのつなぎに小麦粉をつける意味について、ハンバーグはつなぎなしでも作ることができるかなどについてご説明いたします。 また、ハンバーグの小麦粉を使った場合と使わなかった場合のレシピもご紹介いたしますね。
牛肉100%のハンバーグは合挽き肉より美味しい?生焼けでも大丈夫?
ハンバーグ作りの際に、牛肉100%のものは合挽き肉のものよりも美味しくなるのでしょうか。 ここでは牛肉100%のハンバーグが合挽き肉よりも美味しくなるのか、調理方法はどのようにすれば良いか詳しく紹介させていただきます!
ハンバーグソース代わりに焼肉のたれは使える?マヨネーズを混ぜてもおいしい?
ハンバーグを作ろうと思ったけど、いつも同じソースじゃ飽きた。 たまには味変したいと思い、焼き肉のたれを試してみました。 そしたら思いのほかおいしかったのでレシピを紹介します!
ハンバーグを美味しくする調味料は何?基本の調味料や隠し味を紹介!
お店で食べるような美味しいハンバーグを作りたい! そう思ったことありませんか? ハンバーグを作るとき、いつもの調味料にあるものを加えると、美味しくなるんです。 今回、ハンバーグを美味しくする調味料、基本の調味料や隠し味について紹介します。
ハンバーグに合うひき肉の種類は?牛と豚の違いや合挽肉の割合とは?
ハンバーグの味の決め手となるのがひき肉。 ではどのひき肉を使ったときが一番おいしいのでしょうか。 そこで、ハンバーグに牛や豚、鶏のひき肉を使った時の違いや、合挽肉の牛と豚の割合など、ハンバーグの挽肉について調べたことをまとめます。