ハンバーグを美味しくする調味料は何?基本の調味料や隠し味を紹介!
子どもが大好きな食べ物、ハンバーグ。
家で作ると、固くなったりパサパサだったりと、なかなかお店のようにうまくいかない。
お店で食べるような美味しいハンバーグを作りたい!
そう思ったことありませんか?
ハンバーグを作るとき、いつもの調味料にあるものを加えると、美味しくなるんです。
今回、ハンバーグを美味しくする調味料、基本の調味料や隠し味について紹介します。
ハンバーグに入れる基本の調味料!
ハンバーグを作るとき、肉以外で使われる基本の材料は、
- たまねぎ
- 溶き卵
- パン粉
- 牛乳
- ナツメグ
- 塩コショウ
- 油
- ソース(トマトケチャップ、ウスターソース)
です。
ナツメグは肉の臭い消しで、ハンバーグ作りでよく使われています。
溶き卵は、ハンバーグの形を整えるのと、肉汁が逃げないよう旨味を閉じ込めてくれます。
パン粉はつなぎで使い、肉汁が外に流れ出ないようにジューシーさを保つために使います。
牛乳は、肉の臭みを取って柔らかくしてくれます。
ハンバーグを作るとき、牛乳にパン粉を浸して肉と混ぜますよね。
混ぜる理由は、肉と卵だけではたんぱく質だらけで固いハンバーグになってしまうので、牛乳とパン粉を入れることでハンバーグをふっくらと柔らかい食感にするためなんですね。
牛乳とパン粉の量を調節すると、ハンバーグの柔らかさを調節できますよ。
私の場合、この基本の材料でハンバーグを作ると、ふっくら感やジューシーさが足りなかったんです。
基本の材料にある食材を加えて作ったら、やわらかジューシーなハンバーグになったんですよ。
食材だけではなく、作り方にもコツがあったんですけどね。
基本の材料に加える食材、隠し調味料を紹介します。
やわらかジューシーなハンバーグの作り方は後ほど紹介しますね。
ハンバーグを美味しくする隠し調味料!
ハンバーグを作るときに加えると美味しさがUPする隠し調味料は、
- 味噌
- 麩
- マヨネーズ
- 牛脂
味噌は大豆から作られる発酵食品で、大豆が分解されてできたアミノ酸(主にグルタミン酸)が旨味となって、さらに塩味・酸味・甘味が調和されて美味しさを作っているそうです。
そんな味噌を加えることで、旨味とコクが加わってハンバーグをより美味しくしてくれます。
麩はパン粉より吸水力が強いので、より肉汁をハンバーグに閉じ込めてくれます。
麩はパン粉の代わりに使います。
ドレッシングは油が分離しているので、使うときは容器を振って混ぜて使いますが、マヨネーズは油で作られているのに全体がクリーミーな状態。
これは卵黄がつなぎとなって酢と油が分離することなく乳化しているので、クリーミーな状態なんですね。
マヨネーズの乳化された粒子の細かい油が肉に加わることで、ハンバーグが固くならずにジューシーにしてくれます。
牛脂はスーパーの肉売り場の片隅に置いてあるキューブ状の白いもので、牛の油を精製して固めてできていて、肉に牛脂を加えるとハンバーグの肉汁が増えてジューシーになります。
私の場合、ハンバーグを作る基本の材料に味噌・麩・マヨネーズを加えています。
味噌、マヨネーズを加えているので塩は使っていません。
私の隠し調味料、味噌・麩・マヨネーズがハンバーグに旨味とコクをだし、柔らかくジューシーにしてくれて、以前より美味しいハンバーグが作れるようになりました。
ケチャップやソースなどの調味料を使った煮込みハンバーグレシピ!
煮込んだソースをご飯にかけて食べたくなりますよね。
煮込みハンバーグのレシピを紹介します。
材料4人分
- 合いびき肉・・・・・400g
- たまねぎ・・・・・・1個
- 麩・・・・・・・・・20g
- 牛乳・・・・・・・・大さじ4
- 卵・・・・・・・・・1個
- マヨネーズ・・・・・大さじ2
- 味噌・・・・・・・・大さじ1
- コショウ・・・・・・適量
- ナツメグ・・・・・・適量
- 油・・・・・・・・・適量
- A水・・・・・・・・150t
- A酒・・・・・・・・大さじ1
- Aケチャップ・・・・大さじ3
- A中濃ソース・・・・大さじ2
- A砂糖(お好みで)・・大さじ1
- Aしめじ・・・・・・・・・・適量
作り方
- たまねぎはみじん切りにして油で飴色になるまで炒め、熱をとって冷蔵庫で冷やしておく
- 麩はおろし器か棒で叩いて細かくし、牛乳に浸して冷蔵庫で冷やしておく
- ボウルに合いびき肉、1、2、卵、マヨネーズ、味噌、コショウ、ナツメグを入れて木べらで粘りがでるまで混ぜる
- 3を両手でパンパンと空気を抜いてハンバーグの形にし、真ん中をくぼませて冷蔵庫で1〜2時間冷やす
- フライパンに油をひいて、中火でハンバーグの両面に焼き色がついたら一旦お皿にだしておく
- フライパンにAを入れてひと煮立ちしたら、焼いたハンバーグを入れて煮込んだらできあがり(ソースの味はお好みで調節してください)
ハンバーグを焼く前の手順(1〜4)まで、できるだけ肉の温度を上げないようにすることがコツです。
材料は冷蔵庫で冷やす、肉と材料を混ぜるときは手ではなく木べらで、焼くまで冷蔵庫で冷やしておくなど。
手の温度で肉の油が溶けだしてしまうので、焼くまで油がでていかないように肉の温度を低く保つことで、ジューシーなハンバーグができますよ。
私の場合、ハンバーグを成形するまで肉の温度に気をつけていませんでした。
手で混ぜないようにして冷蔵庫で冷やすようにして、さらにマヨネーズと麩を使うようになったら、やわらかジューシーなハンバーグが作れるようになりました。
まとめ
ハンバーグを美味しくする調味料、基本の調味料や隠し味について紹介させていただきました。
まとめると、
- 味噌は旨味とコクをだす
- 麩は吸水力が高く、肉汁を閉じ込める
- マヨネーズは柔らかくジューシーにする
- 牛脂は肉汁をUPする
- 牛乳、ナツメグは肉の臭みを取る
- ハンバーグを焼くまでは肉の温度を低く保つ
です。
私の場合、ハンバーグに柔らかさやジーシーさが足りませんでした。
味噌、麩、マヨネーズを加えて、さらにハンバーグを作るときの温度に気をつけるようにしたら、柔らかいジューシーなハンバーグができるようになりました。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
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