ピーマンの臭みを簡単に取る方法!苦味を消す方法も紹介!

ピーマンの臭みを簡単に取る方法!苦味を消す方法も紹介!

ピーマンの臭みを簡単に取る方法!苦味を消す方法も紹介!

ピーマン

 

ピーマンといえば栄養たっぷりで、ぜひとも子供に食べさせたい野菜ですよね!

 

 

でも子供が嫌いな野菜といえばピーマン・・・

 

ピーマン特有の臭みとあの苦みは、大人でも苦手な人ってたくさんいますよね。

 

 

どうにかして臭みや苦味を消すことってできないかしら?

 

 

気になったのでおもに次の3点を調べてみることにしました!

 

  • ピーマンの臭みを取る方法
  • ピーマンの苦みを消す方法
  • 子供でも食べやすいピーマンの品質

 

をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!


ピーマンの臭みを取る方法とは?

ピーマン 種とワタ

 

ピーマンの臭みを取る方法は切り方と調理法にあり!

 

ピーマン独特の、苦みを感じるあの臭み。

 

 

このにおいの原因は「ピラジン」というアミノ酸の一種の香り成分だそうです。

 

ピーマンの実の中にある種とワタに多く含まれています。

 

 

なので、まずはしっかりと種とワタを取り除くことがとても重要です。

 

 

調理する時切って普通に取り除いていますよね?

 

 

でもよーく見ると白いワタの部分がまだ残ってくっついていることがあります。

 

その部分をギリギリまで取り除くことで臭みが取れる期待大!

 

 

そしてもうひとつ、ポイントはピーマンの切り方!

 

ピーマンの繊維は縦に伸びており、その繊維を切断するように切ってしまうと細胞が壊れてしまい臭みがアップしてしまいます。

 

 

そのため切る時は繊維に沿って縦に切ることで、臭みを抑えることができます。

 

 

また調理法も大事!

 

ピーマンの臭みの成分は油に溶けるという性質があるんだそうです。

 

 

油通しすることで臭みを抑える効果があります。

 

だから中華料理でよくピーマンって使われるのか!?なんて思った私…

 

ちょっとひと手間だけど、やってみる価値ありですね!


ピーマンの苦味を消すには?

ピーマンの苦みを消すには切り方がポイント!レンジや干すことも効果あり!

 

栄養があるから食べたい!食べさせたい!と思っても、苦いとなかなか厳しいですよね〜

 

 

ピーマンの苦みの原因はポリフェノールの一種である「クエルシトリン」という渋みの成分と、先ほど紹介したピラジンが合わさって、苦い!と感じるんだそうです。

 

 

臭みの素のピラジンを抑えることで苦みも軽減されるため、先ほど紹介した、

 

  • しっかりとワタを取ること
  • 繊維に沿って縦に切ること
  • 油通しすること

 

これら3つは苦みを消すにも効果的です。

 

 

このほかにも調べてみてわかった、苦みを消すおすすめの方法はこのふたつ!

 

  • 干す
  • レンジで加熱する

 

どちらも手軽で、面倒くさがりな私でもチャレンジできそうだったので紹介します!

 

 

干す

ピーマンを干す!?と驚きの方法ですが、苦みが消える効果があるそうです。

 

干すことによって香りの成分であるピラジンが蒸発して消えるため、苦味を感じなくなる!というわけです。

 

 

干し方も簡単!

 

  1. ピーマンを半分に切る
  2. 中の種とワタをしっかりと取り除く
  3. 風通しのいとことで数時間干す!

 

夜食べる時は、朝切って干しておけばいいですね!

 

 

レンジで加熱する

ピーマンはよく火を通すと苦みが少なくなり、甘みが増すと言われているそうです。

 

 

茹でて火を通しても苦みは消せますが、栄養成分がお湯に流れ出てしまいもったいないです。

 

そんな時は主婦の味方!電子レンジの登場です!

 

 

実はレンジで加熱するとただ火を通したピーマンより、さらに苦みが少なくなり、ほぼほぼ苦みを感じなくなるんだそうです。

 

 

加熱方法もとっても簡単!

 

  1. ピーマンを半分に切る
  2. 中の種とワタをしっかりと取り除く
  3. ひとつずつラップで包む
  4. 500Wで40秒ほどチン!

 

この簡単な方法は、私もすぐに実践してみました!

 

 

なんとびっくり・・・本当に苦味はなく、まるで絹さやのような感じで優しい甘さがありおいしく食べられました!

 

 

シャキシャキとした食感はなくなってしまいますが、苦味を消すということに関してはかなりおすすめです〜

 

ご自宅のレンジで試すときは様子を見ながら加熱してくださいね!

子供でも食べやすいピーマンの見分け方

 

子供でも食べやすいピーマンを選ぶ時、簡単な見極めポイントがあります。

 

 

それはピーマンのヘタの形!

 

 

ヘタの形を見ると五角形のものと六角形のものがあります。

 

 

なんと角が多いほうがピーマンの糖度が高いんです!

 

ピーマンの樹が疲れて栄養や水分が絞られ、時間をかけて大きくなったという証拠だそうです。

 

 

角の多さによって糖度が倍近く変わることもあるため、スーパーでピーマンを買う際は必ず角をチェックしましょう!

 

 

調理法を工夫しても「ピーマンが入っている」というだけで、はじめから嫌がる子供も多いですよね。

 

 

どうにかして子供でも食べやすいピーマンはないものか…と調べてみたところ「こどもピーマン」なるものを見つけました!

 

 

こどもピーマン
子供ピーマン

 

 

名前はピーマンですが、見た目はトウガラシにそっくりです。

 

メキシコで有名なハラペノというトウガラシが元になっています。

 

 

育成過程で偶然にもまったく辛くないものが見つかり、そこから開発を重ねこどもピーマンができたそうです。

 

また一般的なピーマンに比べてもビタミンCやカロテンの量が多く含まれています。

 

 

そして問題の味!ですが、こどもピーマンは全体的に糖度が高くて苦みが少なく、酸味も少ないです。

 

普通のピーマンは生で食べることは少ないですが、こどもピーマンは生でもおいしく食べられるそうです。

 

小学生を対象に調査したデータによると80%以上の子供がおいしい!と回答していることがわかりました。

 

 

スーパーではまだ出回っておらず、苗から育てる必要があります。

 

そこはちょっと手間ですが、子供と一緒に育てると苦手な野菜も食べてくれたりしますよね。

 

自分たちでぜひこどもピーマンを栽培してみてはいかがでしょう!?

まとめ

ということで今回はピーマンの臭みや苦味に関して調べてみました。

 

知らなかったことがたくさんあり、私自身参考になりました!

 

 

今回の記事を簡単にまとめると、

 

  • ピーマンの臭みを取るにはワタをしっかりと取り除くこと!油通しも効果的!
  • ピーマンの苦みを消すには繊維に沿って縦に切る!
  • 干したりレンジを使うのもおすすめ!
  • 子供でも食べやすい品質はこどもピーマン!
  • 六角形のものを選ぶと糖度が高い!

 

ピーマンの選び方や臭み・苦味を消す方法も意外と手軽にできるため、これからは「苦くても体にいいから食べなさい!」と言わずに済みそうです。

 

 

みなさんもぜひ参考にしてみてください。

 

ピーマンの臭みや苦味を消す方法ってない!?とお悩みの方のお役に立てたら嬉しいです!

 

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