ホットケーキにメレンゲでふわふわに!お店のパンケーキを作るには?
あなたはホットケーキといわれると、どんなイメージをしますか?
手軽に作れる、おやつにぴったり、アレンジが効くなどをイメージするのではないでしょうか。
このホットケーキですが、メレンゲを利用するとふわふわで、お店のパンケーキにみたいに作ることができるのを知っていますか?
今回はホットケーキがふわふわになる作り方やお店の味に近づける方法を紹介します。
ホットケーキにメレンゲでふわふわに?基本的な作り方!
ホットケーキがメレンゲによってふわふわになるにはどんな作り方をしたらよいのでしょうか?
いくつかのサイトから作り方について調べてみました。
基本的な作り方を紹介!
まず、ホットケーキミックス120gに対し、卵1個、牛乳100mlを準備します。
次に卵を卵黄と卵白に分け、卵黄に牛乳とホットケーキミックスを混ぜます。
卵白はハンドミキサーなどを使って、角が立つまで泡立て、先ほど混ぜた卵黄、牛乳、ホットケーキミックスの中に入れます。
卵白の泡を潰さないように混ぜ、その間にフライパンを熱しておきます。
フライパンに油をひき、混ぜ合わせたものを入れて、焼きます。
表面がプツプツしてきたら、裏返して弱火にし、2〜3分焼き、中まで焼けたら完成です。
ここまで見ていくと、ホットケーキと作業はさほど変わらないですね。
卵白をしっかりと泡立てるところがふわふわになるポイントみたいです。
メレンゲを入れるとなぜふわふわになるの?
なぜメレンゲを入れると、ホットケーキがふわふわに仕上がるのでしょうか?
それはメレンゲの泡を焼くと、水蒸気の力で膨張するため、ふんわりと大きく膨らむ効果があるからです。
私はよくシフォンケーキを焼くのですが、メレンゲをしっかり泡立ててから焼きます。
あのふんわりと大きく膨らむのを不思議に思っていたのですが、膨張していたのですね。
ちなみにこのメレンゲの泡ですが、タンパク質の多い強力粉と混ぜ合わせると、あまり膨らまないようです。
家の強力粉を使ってケーキを作りたいと考えている方は、注意が必要ですね…。
ふんわりとしたホットケーキを焼きたいときは、メレンゲをしっかり泡立ててから焼いてみましょう!
ホットケーキをお店の味に近づけるには?
ホットケーキをお店の味に近づけるには何をしたらよいのでしょうか?
調べてみたところ、メレンゲを泡立てた後に、プラスして混ぜるとよりふわふわになるものが2つありました。
1. ヨーグルトを混ぜ合わせる
1つ目は、ヨーグルトを混ぜ合わせることです。
ただ、なぜヨーグルトなのでしょうか?
実は、ホットケーキミックスの中のベイキングパウダーがヨーグルトの酸に反応し、炭酸ガスを発生させ、よりふわふわとした焼き上がりになるのです。
ベイキングパウダーと酸の反応を利用することで、ふんわりとさせるのですね!
分量としては、ホットケーキミックス1袋150gに対して、ヨーグルト大さじ3入れて混ぜ合わせるようです。
ヨーグルトを混ぜることで、味もより美味しくなりそうですよね。
2. マヨネーズを混ぜ合わせる
2つ目は、マヨネーズを混ぜ合わせることです。
ホットケーキの中にマヨネーズを混ぜるなんて、ちょっと抵抗を感じてしまいませんか?
実は、ホットケーキミックス内にあるベイキングパウダーと、マヨネーズの酢が合わさることによって、炭酸ガスが発生し、より生地をふわふわにする効果があるのです。
また乳化された植物油や酢がグルテンの形成に影響を与え、より柔らかい生地に焼き上がる効果も持っています。
分量としてはホットケーキミックス150gに対して、マヨネーズ大さじ1と1/2を混ぜ合わせるようです。
どちらも共通しているのは、どちらも炭酸ガスの力を利用することですね。
何だかお菓子作りというより、理科の実験みたいです。(笑)
あとはフライパンを強火で熱し、一旦タオルで温度を下げてから生地を流して弱火で焼くと、より完璧に近づけるとのことです。
家の冷蔵庫にあるものでできるので、試してみてはいかがでしょうか?
メレンゲを簡単に作る方法は?
ここで、メレンゲが簡単に作れる方法はあるのでしょうか?
調べてみると、2つの方法が見つかりました。
1. 卵白を冷凍してから混ぜ合わせる
1つ目の方法は、卵白を冷凍してから混ぜ合わせることです。
卵白を冷凍と聞いて、驚くかもしれないですね。
やり方としては、卵白をカチカチにした後、レンジで少し解凍します。
ボウルに移して、シャーベット状にし、あとは普通にかき混ぜるのみで完成です。
混ぜ合わせた時間としては、約1分と通常よりも簡単にできます。
1分はすごいですね!
ただ、わざわざ冷凍しないといけないのかと思うと、面倒ですね・・・。
これについては何かお菓子を作るときに卵白が余った場合、冷凍しておくと便利なようです。
2. ビニール袋で振ってメレンゲをつくる
2つ目の方法は、ビニール袋に卵白を入れて振ることです。
ただ、本当に角が立つようなメレンゲができるのか不安ですよね。
やり方としては、卵白と砂糖をビニール袋に入れた後、手でよく揉んで、卵白をほぐしサラサラの状態にします。
袋に空気を入れて、漏れないようにしておき、あとは卵白が動くように振るのみです。
卵1個に対し、約2〜3分振ると、しっかりとしたメレンゲの完成です。
凍らせるよりは時間がかかるようですが、それでも2〜3分は早いですね!
お菓子をよく作らない限り、卵白を凍らせる機会はないと思うので、私個人としてはビニール袋派ですね。
どちらの方法も簡単にできるようですので、あなたも時間がないときは試してみるとよいでしょう。
まとめ
今回調べたことについて、まとめてみました。
- ホットケーキをふわふわにするには、メレンゲをしっかりと泡立てる必要がある
- お店の味に近づけるには、ヨーグルトかマヨネーズを使用すると、炭酸ガスの力で、よりふんわりと焼き上がる
- フライパンで焼くときは、1度強火で熱してからタオルで冷まし、弱火で焼く
- メレンゲは冷凍かビニール袋を使用することで、通常よりも簡単にできる
といったことでした。
いつもホットケーキを焼くときは、ホットケーキミックスの裏面に書いてある通りに焼くのみだったのですが、ひと工夫でこんなに変わるのですね。
特にメレンゲはビニール袋を利用すると早くできることには感動でした!
子どものおやつにホットケーキを出したいときは、このやり方を試してみると、より美味しくふわふわに焼き上がるので、ぜひあなたもやってみましょう。
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