マシュマロを食べ過ぎたら太るの?適量なら美容に良いのは本当?
ホワイトデーのお返しの定番のマシュマロは、甘くてフワフワしていて、いくらでも食べれてしまいそうですよね。
マシュマロは食べ過ぎると、太ってしまうのでしょうか?
1日にどれくらいなら食べても大丈夫なのでしょう?
また、美容効果もあるという噂を聞いたことがありますが、この噂は果たして本当なのでしょうか?
今回は、そんなマシュマロについて、詳しくご紹介したいと思います。
マシュマロを食べ過ぎたら太る?
マシュマロは太りやすいのかということですが、まずはマシュマロに含まれるカロリーから見ていきましょう。
マシュマロは1粒約3gで、カロリーはなんと10kcalしかないんです。
ポテトチップスなどは1袋で300kcalですが、マシュマロは30粒食べてやっと同じだけのカロリーになります。
マシュマロがフワフワしているのは中に空気が含まれているからで、空気が多い分カロリーも低いのかもしれないですね。
では、マシュマロはたくさん食べても太りにくいのかというと、そうでもありません。
問題なのはカロリーではなく、マシュマロに含まれる糖分です。
マシュマロ1粒には糖分が約2.4gも含まれていて、3gのうちのほとんどが糖分でできていることになります。
なので、糖分をたくさん食べているのとほとんど変わらないんです。
もちろん糖分を摂りすぎると太りますので、マシュマロの食べ過ぎは太りやすくなってしまいます。
フワフワしていてたくさんたべてもあまり食べた気にならず、つい手が伸びてしまいますが、食べ過ぎには注意しましょう。
マシュマロは1日にどのくらいが適量なの?
1日の糖分の摂取量は、成人男性で50g以下になるのが理想だと言われています。
マシュマロは1粒2.4gですので、マシュマロだけで20粒くらいしか食べられないことになります。
さらに、普段の食事からももちろん糖分を摂取していますので、間食ではせめて1日の摂取量の半分の25g程度の摂取が望ましいでしょう。
となると、マシュマロの1日の適量は、10粒程度ということになります。
意外と少ないような気もしますが、ダイエット中にこれだけ食べられるのであれば、多い方ではないでしょうか。
糖分の摂りすぎは太りやすいだけでなく、糖尿病や、肌の老化にもつながります。
適量の摂取はエネルギーになるので必要ではありますが、摂りすぎは体に悪影響を及ぼします。
美味しくて食べやすいマシュマロはたくさん食べてしまいがちですが、1日に10粒くらいに抑えて、糖分の摂りすぎを防ぎましょう。
マシュマロに美容効果があるって本当?
実はマシュマロには、美容効果があると言われています。
マシュマロにはゼラチンが多く含まれていますが、ゼラチンは体内で分解されアミノ酸となり、コラーゲンに変わります。
肌には表皮、真皮、皮下組織の3層がありますが、そのうちの真皮は約70%がコラーゲンでできています。
コラーゲンは肌の弾力を保つためにとても重要なものなので、美肌には欠かせません。
コラーゲンよりもゼラチンの方が消化しやすく、吸収もしやすいそうです。
というのも、ゼラチンはコラーゲンを加熱して分子を小さくしたものなので、分子が小さいほど吸収しやすいんです。
コラーゲンの1日に必要な摂取量は5〜10gですが、マシュマロは10粒ほどでその必要な量を摂取できます。
10粒だとマシュマロの1日の摂取量なので、マシュマロを1日に10粒食べると、太ることもなく、コラーゲンをたくさん摂取でき、美肌になれるんですね。
また、コラーゲンは美肌効果だけでなく、血管や骨、内蔵なども丈夫にする働きがあります。
他のゼラチンが含まれたお菓子といえば、ゼリーやムース、ババロアなどがありますが、その中でもマシュマロはダントツでお値段もお手頃ですし、カロリーも低いので、ダイエット中のお菓子としてもおすすめです。
効率よくコラーゲンを摂取して美肌効果を得たいときには、ぜひマシュマロを食べましょう。
まとめ
マシュマロは、
- カロリーは低いがほとんどが糖質なので、食べ過ぎは太りやすくなる
- 1日の適正摂取量は10粒
- マシュマロに含まれるゼラチンが体内でコラーゲンになり、美肌効果がある
- 10粒で1日に必要なコラーゲンの量を摂取することができる
- ゼラチンはコラーゲンよりも吸収しやすいので、効果を得やすい
ということでした。
わたしは今までマシュマロが嫌いなわけではないですが、あまり食べていませんでした。
こんなにカロリーが低く、美肌効果もあるのなら、これからは積極的に食べようと思います。
マシュマロはカロリーも低く、1日に10粒でたっぷりのコラーゲンを摂ることができます。
お値段も安く手に入れやすいので、ダイエット中のお菓子やコラーゲンを摂りたいときには、ぜひ食べてみてくださいね。
しかし、食べ過ぎると太ってしまうので、くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。
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