レンジでステーキが作れる?!簡単牛肉レンジレシピまとめ!
牛肉でステーキを作りたいけど、フライパンで調理するのは手間だと感じてしまう場面も多いのではないでしょうか?
また、その他の牛肉を使用した様々なレシピについても、フライパンなどで加熱調理を行わなければならず、なかなか手軽に作るのを実現するのに手間取っている方も少なくないのではないかと思います。
そこで今回は、時短レシピとして、レンジで手軽に作れるステーキやビーフストロガノフなどのレシピ、お肉を柔らかくするための一工夫などについてもご説明してみました。
ぜひ、ご参考にしていただけたらと思います。
牛肉をレンジでステーキにするレシピ!
牛肉をレンジでステーキにするレシピは、基本的には、普通に調理する際にフライパンで加熱するところ以外はほぼ同じです。
用意するもの
- 牛肉(種類は問いません)
- 塩コショウ
- 耐熱容器
- ラップ
ソースの材料
- 醤油
- 日本酒
- ニンニク
- バター
- たまねぎ
- りんご
- みりん
- 砂糖
これらが基本的に用意するものとなります。
作り方
- 牛肉をあらかじめ常温に戻しておきます(加熱する際に、ムラなく火が通るようにするためです。
- 耐熱容器に牛肉を入れ、塩コショウを揉み込みます(肉汁の流出を防ぐためです)
- 耐熱容器にラップをし、600Wで4分程加熱します。
- 加熱したら、中の牛肉を別の容器に移し、10分程放置します(中までしっかりと火を通すため。残った肉汁は後でステーキにかけ、ソースにします)
- 放置したら、容器から取り出し、お皿に盛り付け完成です。
ステーキソースのレシピ
- 玉ねぎ、りんご、ニンニクをすりおろします。
- それ以外の調味料を全て1で使った素材と混ぜ合わせて、レンジで1分加熱したら完成です。
1の行程で、安いお肉を柔らかくしたい場合は、後の項で述べますが、キウイやヨーグルトなどを、フリーザーバッグなどに牛肉と一緒に入れて揉み込むのが効果的です。
この調理法の利点は、フライパンで調理するのとは違い、油も飛ばず、洗い物が少なくなる点や、手軽に作れる点にあります。
3の行程でお好みで、一緒にニンジンやジャガイモなどを一緒に加熱しても構いません。
また、4の段階でお肉を放置している間に、醤油や玉ねぎ、ワインなどを使用して、ステーキソースを準備しておくのも良いでしょう。
4と5の行程で加熱した後にレンジから取り出す際は、手前からラップを開けると中の蒸気により火傷の恐れがありますので、必ず後ろ側から取るようにしましょう。
スポンサーリンク
レンジでできる牛肉レシピまとめ!
この項では、レンジで手軽に作れる、牛肉を使った様々なレシピをご紹介していきたいと思います。
まずは、牛丼から。
牛丼
用意するもの
- 牛肉(薄切り肉か、切り落とし肉)
- 醤油
- 砂糖
- 玉ねぎ
- 紅生姜
- 卵
- トマト
- パセリ
- 耐熱容器
作り方
- 牛肉はあらかじめ常温に戻す(中までしっかりと加熱できるようにするため)。
- 玉ねぎは5mmくらいに薄切りにしておく。
- 耐熱容器に、牛肉、玉ねぎ、醤油、砂糖を入れ、ラップをし、600Wで10分加熱する。
- 加熱したら、いったん取り出し、よくかき混ぜ、再度、600Wで4分加熱する
- 加熱が終わったら、レンジから出し、4分ほど置いといて、余熱で素材に中までしっかりと熱を通すようにする。
- 4の行程が終わったら、ラップをとり、お皿に盛り付け完成です。
2の行程で、先に玉ねぎを加熱したい場合は、600Wで5分ほど温めるのが良いです。
作り終わった牛丼には、お好みで、紅生姜や、卵、トマト、パセリなどを載せても美味しく召し上がれます。
2の加熱時間については、加熱の時間が長すぎると、お肉が固くなったりしますので、10分程度に止めておくと良いです。
肉じゃが
用意するもの
- 牛肉(細切れ)
- ジャガイモ
- ニンジン
- 玉ねぎ
- しらたき
- 砂糖
- 醤油
- 酒
- 耐熱容器
作り方
- 牛肉は常温に戻しておきます。
- ジャガイモとニンジンは乱切り、玉ねぎはくし形切りにしておく。
- フリーザーバッグなどに、砂糖、醤油、水、酒、牛肉を入れ、混ぜ合わせ、牛肉に下味をつけておく。
- 耐熱容器に素材を全て入れ、ラップをし、600Wで7分加熱する。
- 7分経ったら、一度、素材を再度混ぜ合わせる。
- 再度、600Wで7分加熱する。
- 6の工程が終わったら、しらたきを入れ、混ぜ合わせ、再度、600Wで2分加熱する。
- 加熱が終わったら、レンジ内で5分放置し、素材に味を染み込ませる。
- 放置したら、レンジから取り出し、お皿に盛り付け完成です。
お好みで、豆板醤や鷹の爪などを添えると、ピリ辛のお味を楽しめます。
ビーフカレー
用意するもの
- 牛肉(合挽肉、角切りにく)○
- 玉ねぎ○
- ニンジン○
- ジャガイモ(長芋やサツマイモなどでも可)○
- カレールー○
- 醤油○
- ケチャップ○
- はちみつ○
- ご飯
- 福神漬け
- トマト
- カツ
- かぼちゃ
- 耐熱容器
作り方
- 牛肉はあらかじめ常温に。
- ニンジン・ジャガイモは適当な大きさに、玉ねぎはみじん切りにする。
- 耐熱容器に、ご飯を除いた○のついている全ての素材を入れ、ラップをし、600Wで15分加熱する。
- 加熱が終わったら、レンジから取り出し、混ぜ合わせます。
- 混ぜ終わったら、お皿にご飯と一緒に盛り付け完成です。
用いる野菜は、トマトやかぼちゃなどにするのもオススメです。
完成後は、お好みで福神漬けなどを付け合わせるのも良いでしょう。
できたカレーにカツを盛りつければカツカレーも召し上がれます。
ビビンバ
用意するもの
- 牛肉(バラ)
- キムチ
- ご飯
- もやし
- ニラ
- ニンジン
- ほうれん草
- 塩
- 砂糖
- ごま油
- 鶏がらスープの素
- 白ごま
- コチュジャン(豆板醤でも可)
- 卵(温泉卵でも可)
- ショウガ
- 耐熱容器
作り方
- 牛肉は常温に。
- ニンジンは千切りに、ほうれん草やニラはざく切りにする。
- 耐熱容器に、野菜を入れ、塩、砂糖、鶏がらスープの素、ごま油を入れ、よく混ぜ、レンジで600Wで3分加熱します(ナムルです)。
- 加熱したら、レンジから取り出し、また混ぜた後、600Wで3分加熱します。
- フライパンにごま油をしき、牛肉を炒めます。
- ある程度炒めたら、醤油、みりん、酒、豆板醤、ショウガを入れ、再度、炒めます。
- 牛肉がお好みの焼き加減になったら、加熱を止めます。
- 牛肉の調理が終了したら、お皿に野菜と牛肉を盛り付け、卵を添えたら完成です。
ビビンバなので、スープなどを別に作っておくと、さらに充実した内容になると思います。
ビーフストロガノフ
用意するもの
- 牛肉(細切れ肉)
- 長ネギ
- パセリ
- まいたけ(ホワイトマッシュルーム、しめじでも可)
- 玉ねぎ
- 塩コショウ
- レモン汁
- 生クリーム
- サワークリーム
- 砂糖
- ケチャップ
- 水
- ウスターソース
- 薄力粉
- 耐熱容器
作り方
- 牛肉を常温に。
- 耐熱容器に牛肉を入れ、塩コショウと薄力粉をまぶし、よく揉み込む。
- 玉ねぎは薄切りに、まいたけは石づきを取り、小房にしておく。その後、その材料を1の容器に移し、再度薄力粉をまぶし、よく混ぜる。
- 混ぜ終わったら、600Wで4分加熱します。
- サワークリームを加え、また混ぜます。
- 混ぜ終わったら、600Wで3分加熱します。
- 加熱し終わったら、レンジから取り出し、お皿に盛り付け完成です。
お皿に盛り付けた後に、パセリなどを添えると、彩りが華やかになります。
また、サワークリームは、生クリームとレモンがあれば作れるので、準備していなかった場合は、それで代用すると良いでしょう。
スポンサーリンク
牛肉をより柔らかくするための一工夫!
牛肉を柔らかくする方法はたくさんあります。
まず、漬け込む方法で用いるのは、
※()内は、お肉を柔らかくする成分名です。
- キウイ(アクチニジン)
- ヨーグルト(乳酸菌)
- 牛乳 (乳酸)
- 炭酸水 (炭酸水素ナトリウム)
- 重曹 (炭酸水素ナトリウム)
- きのこ (プロテアーゼ)
- パイナップル(ブロメレイン)
- 赤ワイン(有機酸)
- ビール (アルコール、炭酸)
- はちみつ (果糖、ブドウ糖)
以上となります。
また、他にも、コーラや玉ねぎ、塩麹、お酢などを使用しても、それに含まれている酵素の効果でお肉を柔らかくすることが可能です。
これらの材料を用いて、お肉を柔かくする方法は、例として、
キウイを用いる場合は、
- キウイをすりおろします。
- すりおろしたキウイを牛肉にかけて、もみこみます。
- ラップをし、約30分ほど置いておいたら完成です。
他にも綿棒や包丁の背でお肉が均等な厚みになるように叩いたり、フォークでお肉に満遍なく穴を開ける方法などもあります。
また、牛肉の筋を切っておくことも有効です。
市販でお肉を叩く用のハンマーなども売られていますので、気になる方は確認してみると良いでしょう。
スポンサーリンク
まとめ
牛肉をレンジでステーキにする調理法は、基本的にはフライパンで加熱する部分以外はほとんど変わりがありません。
その他のレンジを使用したレシピについても、とてもお手軽に作れることがわかりました。
今まで本当は食べたいけど調理が面倒でステーキを作るのを諦めてた人もレンジでステーキが作れるならやりますよね。
調理にかける時間がない方、洗い物を増やしたくない方などはぜひ、日々の調理に取り入れていただけたらと思います。
合わせて読みたい牛肉についてのおすすめ記事
関連ページ
- ローストビーフは冷たいまま食べるのがいい?温め方と保存方法も!
- ローストビーフはどう食べればいいのか迷われる方は少なくありません。 冷たいまま食べるのがいいのか、あっためても大丈夫なのか、それらの知識を事前に知っておけば、ローストビーフの美味しさを最大限味わうこともできます。 この記事ではそのようなローストビーフについて、冷たいまま食べてもいいのか、美味しくするためにはどうローストビーフを扱えばいいのかなどについてまとめましたので、ご参考にしていただけたらと思います。
- 牛肉の中身が赤いまま食べても大丈夫?加熱の仕方や緑色になった場合は!?
- 牛肉をレアやミディアムで焼くと、中身が赤いままの状態となりますが、この状態に不安や疑問をお持ちの方も多いと思われます。 牛肉も豚肉や鶏肉と同様、しっかりと加熱をしないと、食中毒にかかる恐れがあります。 今回は、そのような牛肉について、中身が赤いままの部分を食べても問題はないのか、実際の加熱の仕方や、緑色に変色した場合などについてご説明しましたので、ご参考にしていただけたらと思います。
- 牛肉とガーリックを使用したレシピまとめ!牛肉の焼き加減の目安も!
- 牛肉とガーリックを使用したメニューといえば、ガーリックライスが思い浮かぶ人も少なくないのではないでしょうか。 ですが、他にも、同様の食材を使用したオススメの料理はたくさんあります。 今回は、そのような牛肉とガーリックを使用した料理レシピや、牛肉の焼き加減の種類や確認方法、牛肉を柔らかくする方法などもまとめてみましたので、ぜひ、ご参考にしていただけたらと思います。
- 牛肉はレアで食べても問題はない?焼き加減の種類や確認方法も!
- 牛肉はレアでも食べれるっていうけど、本当に大丈夫なの? 今まで何となく牛肉をレアの状態のまま食べてこられた方も、食中毒に関して正しい知識を持てば、さらにお肉を安心して食べることもできます。 そこで今回の記事では、牛肉をレアの状態のまま食べることの問題性や、牛肉の食中毒の原因菌などまとめてみましたので、ご参考にしていただけたらと思います。
- 牛肉とりんごのレシピを紹介!りんごを使って柔らかくする方法も!
- 牛肉の料理にりんごを使うことで、さらにお料理を良いものへと仕上げることが可能となります。 この記事では、そのような牛肉とりんごを使用したレシピや、りんごを使って柔らかくする方法、食材の組み合わせでカロリーダウン事柄などについてご説明してみました。 ぜひ、ご参考にしていただけたらと思います。
- 牛肉を使った幼児食! 年齢別のオススメレシピを紹介!
- 牛肉を使った幼児食を作りたいけど、どんなお料理を作ればいいのか迷われる方も少なくありません。 ですが、調理の工夫次第で、分量は少なく、大人と同じお料理を提供することも可能となります。 今回は、そのような牛肉を使用した幼児食のレシピや、幼児食の注意点や時期、お肉の焼き加減の確認方法などをご説明して見ましたので、ぜひ、ご参考にしていただけたらと思います。
- 牛肉が臭い!臭みの原因は何?腐っていて食べられない場合の匂いとは?
- 牛肉を買ってきてしばらくすると臭いが気になる…ということありませんか? 食中毒なんかも心配ですよね! そこで今回は牛肉から臭いがした場合に食べられるのか? また独特な臭みを取る方法などをみて行きましょう。
- 牛肉が黒くなった!腐ってるの?食べても大丈夫?
- スーパーで、新鮮そうな牛肉を選び、家に帰って開けてみるとあれ?黒い部分があるー!!なんて経験、あなたはありませんか? この牛肉は腐っているのでしょうか? このまま食べても問題ないのか、牛肉の消費期限と保存方法も合わせて、ご紹介したいと思います。
- 牛肉が茶色に変色する原因は何?緑の場合は?食べられるか見極める方法!
- なんとか半額でゲットした牛肉。 次の日にさっそくお肉を取り出してみると裏側が黒ずんだ茶色の部分がありました。 今回は牛肉が変色する原因と腐ってる?食べられる?の見極め方について調べてまとめてみました!
- 牛肉を牛乳に漬けると柔らかくなって臭みも取れる?牛肉の下処理も紹介!
- 安い牛肉といえば輸入肉で、輸入牛肉は硬いし、臭みもある… どうせ食べるならおいしく食べたい! ちょっとしたコツで、硬くて臭みのあるお肉を、柔らかく臭みのないお肉に変身させることができるんです。 今回、牛肉を柔らかくして臭みも取れる方法を紹介します。
- 牛肉を塩麹に漬けると柔らかくなる?美味しい塩麹ステーキや炒め物レシピ!
- 安い牛肉でも柔らかくなり、さらにおいしさがUPする食材があるんです。 その食材とは 塩? です。 塩?ってどうやって使うの? それはとても簡単で、牛肉に漬けておくだけでいいんです。 今回、塩麹を使って牛肉を柔らかくする方法と、美味しい塩麹ステーキや炒め物レシピを紹介します。
- 外国産牛肉の臭みを取る方法を紹介!臭い原因はなに?
- でも、外国産牛肉って硬いし、臭みもあるし… そう思って外国産牛肉を敬遠していませんか? ちっとしたコツで、臭みのないおいしいお肉に変身させることができるんです。 今回、外国産牛肉の臭みを取る方法、おいしい食べ方を紹介します。
- 牛肉をコーラに漬けると柔らかい高級肉になる!?ステーキや煮込みのレシピ!
- 牛肉を柔らかくするにはお肉専用の叩き器具やお酢、またはお酒を使用して試行錯誤していたのでもっと簡単な方法はないかと悩んでいました。 しかし、実はもっと簡単になんと炭酸飲料のコーラ1つで牛肉が柔らかくなるということを発見しました! ということで今回はコーラで牛肉が柔らかくなるのはなぜなのか紹介するので、是非参考にしてください。
- 牛肉を電子レンジだけで調理できる?何分加熱?臭みが取れないときは?
- フライパンを使用せずに、牛肉を電子レンジだけで調理できたらとても嬉しいですよね。 実は電子レンジのみを使用して牛肉を調理することは可能なのです! というわけでフライパンを使わずに牛肉を調理する方法や注意する点を紹介したいと思います。
- 牛肉を生で食べるのは危険?生食用やレアなら大丈夫?安全な加熱時間は?
- 牛肉は生食でも食べられるのだろうか? 日本国内では実は牛肉は部位によって生で食べることが禁止されています。 なぜ牛肉は生で食べない方が良いのかということを紹介していきたいと思います。