固くなった大福を柔らかくする方法!固くならない方法やリメイクレシピ紹介!
小豆系の和菓子といえば大福。
しっとりとして柔らかく、一口サイズの大福では手が止まらなくなって、つい食べ過ぎてしまいます。
スーパーなどで手ごろな値段で買える大袋の大福を買い、食べきれずに残って大福が固くなってしまったことはないですか?
餅が固くなりすぎると、食べることもできなくなってしまいますよね。
そんな固くなった大福でも、柔らかくする方法があるんです。
今回、固くなった大福を柔らかくする方法や固くならない方法、大福のリメイクレシピを紹介します。
固くなった大福を柔らかくする方法!
固くなった大福は、電子レンジ、トースターで温めて柔らかくします。
トースターの場合、元のしっとりと柔らかい大福には戻りませんが、餅を焼いたような食感になります。
電子レンジで温める
大福の表面が少し乾いた状態であれば、そのままお皿にのせてふんわりとラップをして温めます。
温めすぎると餅が溶けしまうので、数十秒ずつ様子を見ながら温めてください。
電子レンジで温めると、中のあんこが熱いことがあるので、食べるときは火傷に気をつけましょうね。
大福がかなり乾いて固くなってしまった場合は、霧吹きや手で表面に水を浸けてから電子レンジで温めます。
こちらも大福を皿にのせてふんわりとラップをし、様子を見ながら温めてください。
トースターで焼く
しっとりではなく焼いた餅状態でもOKという方は、トースターで大福を焼いてみてください。
焼きすぎると固くなってしまうので、表面に焼き色がついたら取り出しましょう。
焼いた大福はいつもと違った食感にはなりますが、これはこれで私は美味しいと思います。
わが家では、大福をそのまま食べるだけでなく、大福を焼いて食べたりしていますよ。
大福が固くならないようにする保存方法!
大福は乾燥しないようにすることで、固くなるのを防ぐことができます。
その方法とは、
- 一個ずつラップする
- すぐ食べるなら常温
- すぐ食べないなら冷凍保存
すること。
大福は乾燥すると固くなってしまうので一個ずつラップをし、できるだけ早めに食べるようにしてください。
すぐ食べる場合は常温で、すぐに食べないのであれば冷凍保存がおすすめです。
常温でも冷凍でも一個ずつラップをしたら、ジッパー付き袋などの密閉できる容器入れて保存します。
ただ、冷蔵庫に入れると、大福が固くなりやすいので気をつけましょう。
冷蔵庫は乾燥しやすいのと、冷えて餅が固くなるからです。
そもそも大福は乾燥したり冷やすと、なぜ固くなるのでしょうか?
その理由は、餅の主成分であるでんぷんの性質にあります。
餅はもち米を蒸したり炊いたりして作りますが、でんぷんは生の状態ではベータでんぷんといって、そのままでは固くて食べられません。
この固いベータでんぷんは水と熱を加えると柔らかくなり、消化のいいアルファでんぷんに変わります。
でんぷんがアルファ化することで食べられるようになりますが、冷えて乾燥すると、また固いベータでんぷんに戻る性質があります。
ですから、大福は乾燥したり冷えると固くなってしまうのです。
このようなことから、大福は日にちが経ってしまったり、冷蔵庫に入れると固くなるわけですね。
先ほど、冷凍保存することをおすすめしました。
これは、アルファ化して柔らかくなったでんぷんを冷凍すると、ベータでんぷんになるのを防ぐので、すぐに食べない場合は冷凍保存がいいですよ。
食べるときは、自然解凍して食べてください。
私の場合、お得な大袋で大福を買ったときは大抵食べきれないので、冷凍保存しています。
大福が柔らかいうちに冷凍しているので、解凍して食べるときは柔らかい大福で美味しいです。
食べきれない分は、早めに冷凍保存するといいですよ。
固くなった大福をおしるこにリメイクする方法
固くなった大福を使ったおしるこを紹介します。
材料
- 大福
- お湯
- 砂糖(お好みで)
- ゆであずき(お好みで)
作り方
- 大福をトースターで焼き色がつくまで焼く
- お椀に1を入れ、大福が被るくらいお湯を注ぐ
- お好みで砂糖やゆであずきを入れる(なくてもOK)
- お椀のなかで大福を割ってあんこを溶いたらできあがり
かなり固くなった大福では、霧吹きや手で軽く水を表面に付けて焼いてください。
手順4で、ゆであずきを入れる場合は、大福のあんこを溶かずに食べても美味しいですよ。
まとめ
固くなった大福を柔らかくする方法や固くならない方法、大福のリメイクレシピについて紹介させていただきました。
まとめると、
- 電子レンジで温めると柔らかくなる
- 大福は乾燥したり冷えると固くなる
- 大福が固くならないように一個ずつラップする
- 冷蔵庫に入れると大福は固くなりやすい
- 大福が固くならないうちに冷凍保存する
です。
私も大福を食べずにおいていたら固くなったことがありましたが、電子レンジで温めたら柔らかくなり、美味しく食べることができました。
大福は乾燥したり冷えると固くなるので、今はすぐに食べない場合は、大福が固くなる前に冷凍保存しています。
そうすれば、解凍して食べるときに柔らかい大福が食べれます。
大福を大袋で買ったりすると、食べきれずに残ってしまうことありますよね。
そんなときは大福を焼いたりおしるこにして気分を変えて消費したり、すぐに食べない分は、できるだけ早めに冷凍すると大福が固くならずにすみますよ。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
関連ページ
- もちが冷凍できるって知ってた?美味しく食べられるレシピも紹介!
- もち、使い切れていますか?いつのまにか賞味期限を切らせてしまったり、知らない間にカビが生えていたり・・・なんて、無駄にしてしまうことも多いのではないでしょうか。 でも、実はもちが簡単に冷凍できるって知っていました?冷凍保存ができれば、賞味期限を気にすることなく消費出来て便利ですよね。 今回は、そのもちの冷凍保存の方法と、解凍法、そして、美味しく食べられるアレンジレシピを紹介します。
- 「カビの生えた餅は削れば食べれる」は嘘。もう二度と食べれなくなる。
- 正月と言えば餅ですね。 正月に餅を食べない人はいないのではないかというくらいみんな餅を食べます。 そんな餅ですが、実はあまり日持ちせず、カビが生えてしまった経験のある人は多いと思います。 でも昔から餅はカビの部分を削れば食べれると信じられてきました。 しかし、その考えは覆されたのです。
- よもぎ餅は冷凍保存できる?解凍方法やアレンジレシピを紹介!
- 美味しいよもぎ餅が食べきれないからどうにか保存したいけど、冷凍保存ってできるのだろうか? そのままにしておいたら固くなって悪くなってしまいそうだし、上手に保存して、違うときにまたよもぎ餅が楽しめたら嬉しいですよね! そんなよもぎ餅について、今回は冷凍保存できるのかどうか、その解凍方法、そして私の経験からよもぎ餅を使ったアレンジレシピをご紹介していきます。
- 固くなった団子を柔らかくする方法とリメイクレシピを紹介!
- 餅系のお菓子は、冷蔵庫で保存したり、冷めて時間が経つと固くなってしまいます。 このように固くなった団子でも、柔らかくする方法があるんです。 今回、固くなった団子を柔らかくする方法と、そのリメイクレシピを紹介します。