固くなった食パンを柔らかくする方法とおすすめリメイクレシピを紹介!
忙しい朝には、欠かせない食パン。
始めはしっとりと柔らかかった食パンが、パサパサして固くなると美味しくないですよね。
そんな固くなった食パンでも、柔らかくする方法があるんです。
今回、固くなった食パンを柔らかくする方法、おすすめリメイクレシピを紹介します。
固くなった食パンを柔らかくする方法!
固くなった食パンを柔らかくするには、電子レンジ、トースター、蒸し器を使います。
電子レンジで温める
電子レンジを使う場合は、水分を足してから温めると食パンが柔らかくなります。
水分の足し方には、
- 霧吹きで水を吹き付ける
- 濡れたふきんやペーパーに包む
方法があります。
霧吹きで水をかけるか、濡れたふきんなどで食パンを包んで、電子レンジで数十秒ずつ温めます。
温めすぎると固くなってしまうので、気をつけてくださいね。
トースターで焼く
トースターでは、霧吹きで水を吹き付けてから焼きます。
アルミホイルを敷いてから食パンを焼いた方が、下につかずにすみますよ。
蒸し器で蒸す
蒸し器を使って柔らくする場合は、食パンに水分を足さずに、蒸気がでてきた蒸し器の中に入れて蒸します。
乾燥が進んでカチカチに固くなった食パンでは、蒸し器を使うといいです。
食パンは封を開けてから何日か経つと、乾燥して固くなってしまいますよね。
そんなとき、私は濡れたふきんで食パンを包み、電子レンジで温めています。
そうすると、固かった食パンが柔らかくなるので、簡単にできますよ。
固くなった食パンを使ったリメイクレシピ!
固くなった食パンを使った 「ラスク」 「フレンチトースト」 を紹介します。
ラスク
材料
- 食パン
- バター
- グラニュー糖(砂糖でも可)
作り方
- 食パンの両面にバターを塗って、グラニュー糖を振りかける
- 1を食べやすい大きさにカットする
- トースターにアルミホイルを置き、その上に2を並べる
- お好みの固さになるまで焼いたらできあがり
固くなった食パンをラスクにすると美味しく食べれますし、おやつにもぴったりですよ。
サンドイッチなどで余った耳もラスクにすると、美味しく消費できます。
フレンチトースト
材料
- 食パン・・・1枚
- 卵・・・・・1個
- 牛乳・・・・100〜120t
- 砂糖・・・・大さじ1
- バター・・・適量
作り方
- 食パンを4等分にする
- 卵、牛乳、砂糖を混ぜる
- 2に1を浸す
- フライパンにバターを入れ、弱火で3を焼く
- 両面に焼き色がついたらできあがり
手順3で、食パンに十分しみ込ませてください。
手順4では、焦げないように弱火でじっくりと焼いてください。
食パンが固くなるのを防ぐ方法は?
食パンが固くならないように保存するには、乾燥させないことです。
保存方法には、
・一枚ずつラップをして、ジッパー付き袋に入れる
・すぐ食べるなら常温保存
・食べきれない分は、すぐに冷凍保存する
があります。
食パンの入った袋を開けたら、そのときから乾燥が始まりますので、一枚ずつラップをしてジッパー付き袋に入れ、きちっとジッパーを閉じます。
食べきれない分は、早めに冷凍庫に入れて保存しましょう。
冷蔵庫には入れないの?と思われるかもしれませんが、冷蔵庫ではなく冷凍庫で保存する理由があるんです。
食パンの原料である小麦粉は、主にでんぷんからできていますが、このでんぷんは、乾燥したり冷やすと固くなる性質があります。
調理する前の生のでんぷんは、ベータでんぷんという固い状態で、水と熱を加えるとアルファでんぷんに変わり、柔らかくなって食べられるようになります。
ただ、アルファ化したでんぷんは、乾燥したり冷えるとベータでんぷんに戻って固くなってしまうのです。
ですから、冷蔵庫は湿気が少ないので乾燥してしまい、温度も低いので固くなりやすいです。
そのかわり、冷凍庫では、アルファ化したでんぷんをベータでんぷんに戻るのを抑えてくれるので、解凍したときに柔らかい状態で食べることができます。
このようなことから、冷蔵庫で保存すると食パンが固くなってしまうので、冷凍保存のほうがおすすめなんです。
解凍するときは、ラップをしたまま自然解凍するか、電子レンジで数十秒温めてくださいね。
まとめ
固くなった食パンを柔らかくする方法、おすすめリメイクレシピについて紹介させていただきました。
まとめると、
- 固くなった食パンは電子レンジ、トースター、蒸し器で温めると柔らかくなる
- 電子レンジ、トースターでは食パンに水分を足して温める
- 食パンは乾燥すると固くなるので、一個ずつラップをして乾燥を防ぐ
- 冷蔵庫に入れると食パンは固くなりやすい
- すぐに食べない場合は冷凍保存する
ということでした。
私の場合、食パンを買ってきたら一個ずつラップをして、すぐに食べない分は冷凍保存しています。
できるだけ早めに乾燥する前に冷凍保存しておくと、解凍したとき、柔らかい食パンを食べることができるんですよ。
ただ、長い間、食パンを冷凍庫に入れたままにすると、冷凍焼けを起こして乾燥し、解凍したときにパサパサになってしまいます。
ですから、冷凍してから1〜2週間くらいで食べることをおすすめします。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
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