大根サラダが辛いのはなぜ?辛味の取り方や辛い部分は?

大根サラダが辛いのはなぜ?辛味の取り方や辛い部分は?

大根サラダが辛いのはなぜ?辛味の取り方や辛い部分は?

大根サラダ

 

 

大根サラダを作ったけど辛い!なぜ??

 

 

そう思ったことありませんか?

 

 

私はあります!

 

いざ食べようと思って口に入れたら、

 

 

うっ!!辛い!!白い色からは想像できない辛さ!!

 

なんでこんなに辛いのだろう!?

 

 

なんて思ったことがありました。

 

 

できれば、辛い理由をきちんと理解して辛くない美味しい大根サラダが食べたいですよね!

 

 

そこで今回は、大根サラダが辛いのはなぜなのか、その辛味の取り方や特に辛い部分についてまとめてみました!


大根サラダが辛い理由とは?

大根サラダが辛くなってしまう理由には次の3つが考えられます。

 

 

筋が残っているため

大根の皮の下には、繊維質が詰まって筋となっていますが、そこに多くに辛味成分ポリフェノールが含まれているといわれています。

 

ピーラーなどで皮むきをした場合、むける部分が薄く、その筋がまだ残っていて辛い大根サラダになってしまった可能性があります。

 

 

大根の下の部分を使ってしまったため

大根の葉がついている方を上とした時、下に行くにつれて大根は細くなっていきますよね。

 

その細い部分の方が葉に近いところに比べて辛いです。

 

イソチオシアネートという辛味成分が下の方が多いからだそうです!

 

 

旬の大根ではないもしくは夏大根なため

大根は秋からゆふにかけての根菜ですが、品種によっては夏に取れるものも市場には出回っています。

 

旬の時期にとれた大根でなかったり、夏に収穫された大根は、冬の大根に比べて辛さが強い傾向があります。

 

 

逆に冬の大根は寒さから身を守るために糖を体に蓄えるため、甘いものが多いのです!

大根サラダの辛味はどうすれば取れる?

大根の皮むき

 

 

ではどうしたら大根サラダの辛味を取りのぞけるのでしょうか?

 

 

しっかりと皮むきをする

ピーラーではなく、包丁でしっかりと大根の筋を取り除くように皮むきをしましょう。

 

 

サラダには葉に近い部分の大根を!

サラダを作る時は、葉に近い方の大根を使うようにしましょう!

 

 

そして大根は火を通すと辛味とえぐみが取り除けますので、煮物やお味噌汁など加熱して使う時は下の方を使いましょう。

 

何を作るかによってどの部分を使うのか使い分けることがおすすめです。

 

 

水もしくはお湯に数分さらす

サラダにあの食感を残したいときは、水に少しさらしてから使うようにしましょう。

 

食感は失わず、辛味を多少は取り除くことができます。

 

 

完全に取り除きたいときはさっとお湯に通しましょう!

 

火を通しすぎると食感が失われてしまうので気をつけてくださいね。

 

 

美味しい大根を選ぶこと

当たり前のことですが、大根選びもとても大切です。

 

購入する際には次のことに気をつけて大根を選んでくださいね!

 

  • 色は綺麗な白色で、ずっしりとした重みがある大根
  • 葉がついて入ればその勢いがいい大根
  • 大根のヒゲがらせん状になっていない大根

大根で一番辛いのはどの部分?

大根で一番辛い部分は、葉っぱのついている方を上としてみた時、細くなっていく下の方が一番辛い部分です!

 

これは下にいけばいくほど、イソチオシアネートという辛味成分が増すからだそうです!

 

 

また繊維質もしっかりしており、辛味成分ポリフェノールもたっぷりありますので、あまりサラダなどの生大根として食べるには向かない部分といえます。

大根サラダのおすすめレシピ

一番シンプルで簡単な大根サラダは、細切りにして水にさらし、水気を切った大根にお好みのドレッシングをかけて食べることです。

 

大根の味には強い癖がありませんので、比較的どんなドレッシングでも相性がよくサラダを楽しむことができますよ!

 

 

さらに別の材料も使ってアレンジした大根サラダもご紹介していきます。

 

 

大根と雑魚のサラダ

大根の食感とさっぱりポン酢、ジャコの旨味がたまらない一品です!

 

材料(4人分)

  • 大根・・・1/3本
  • 雑魚・・・2つかみ分
  • ごま油・・・大さじ2
  • ポン酢・・・適量
  • めんつゆ・・・適量

 

作り方

  1. 大根の皮をむき、スライサーで千切りにしたらしばらく水につけておきます。
  2. 水気をしっかりときり、お皿に盛ります。
  3. 雑魚はフライパンでごま油と炒めカリカリにします。
  4. 大根の上に雑魚をのせ、ポン酢とめんつゆをかければ完成です!

 

 

大根と豆腐のサラダ

豆腐も入るのでとても食べ応えのあるサラダになります!

 

材料(3人分)

  • 大根・・・5cmくらいを千切り
  • 豆腐・・・半丁
  • 水菜・・・1束
  • 人参・・・少々

 

  • 醤油・・・大さじ1と1/2
  • 酢・・・大さじ1と1/2
  • 砂糖・・・小さじ1
  • ごま油・・・大さじ1
  • すりごま・・・小さじ2
  • 鰹節・・・お好みで

 

作り方

  1. 豆腐は角切りにして水気をしっかり切ります。
  2. 大根と人参は千切り、水菜は一口サイズに切ります。
  3. 醤油、酢、砂糖、ごま油、すりごまをよく混ぜ合わせます。
  4. 野菜と豆腐をお皿に盛り、上からドレッシングをかけます。
  5. お好みで鰹節を上からふりかければ完成です!

 

 

大根と鶏肉のサラダ

鶏肉も使ってヘルシーな一品になります!

 

材料(2人分)

  • 鶏肉(ささみ)・・・100g
  • 大根・・・5cm
  • 粒マスタード・・・大さじ1/2
  • 塩胡椒・・・適量
  • マヨネーズ・・・大さじ2
  • かいわれ大根・・・適量

 

作り方

  1. 大根は千切りにして、水にさらしておき、しばらくしたら水からあげてしっかり水気を切ります。
  2. 鶏肉は火が通るまで弱火で加熱します。(加熱しすぎると固くなるので火加減に注意!)
  3. 鶏肉をさいてボウルに入れ塩胡椒で軽く味付けをし、そこに大根も入れます。
  4. 粒マスタードとマヨネーズをよく合わせ、3を入れてからめ合わせます。
  5. よく混ざったらかいわれ大根を散らし、さっと混ぜれば完成です!

まとめ

いかがでしたか?

 

大根サラダが辛くなってしまう理由について、またどう辛味を取り除くかについてもご紹介してきました!

 

 

そして大根のどの部分を使うかによって調理法を変えることもおすすめしてきました。

 

 

私もいつも買ってきて新しい上の部分はまずサラダが大根おろしなど生で食べるようにしているので、辛味ではなく甘みを楽しむことができています。

 

残りの下の部分は、お味噌汁やおでん、煮物など過熱する料理に加えて使うとあっという間に大根1本がいつもなくなってしまいます。

 

 

また今回は、美味しい大根サラダのレシピもご紹介してきました。

 

大根サラダは基本的にどんな味付けでも、どんなほかの食材と合わせても相性のいいサラダです。

 

 

しかも大根サラダにして生の大根を食べるとたくさんの酵素も体にとりいれることができます。

 

美味しくて体にもいい効果があるなんて嬉しいですよね!

 

 

ここでご紹介したレシピを参考ししていただきながら、大根サラダをお楽しみいただければ幸いです!

 

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