海苔を食べ過ぎるとお腹を壊す?適量なら体にいい?一日の摂取量は?

海苔を食べ過ぎるとお腹を壊す?適量なら体にいい?一日の摂取量は?

海苔を食べ過ぎるとお腹を壊す?適量なら体にいい?一日の摂取量は?

海苔

 

 

白いご飯と相性抜群の海苔。

 

おつまみやサラダなど使えてレシピも豊富で、たくさんあればある程つい食べ過ぎてしまいますよね。

 

 

わたしも家にあるとつい手が伸びてしまい、食べ過ぎてしまうのですが、なんだか食べた後はお腹を壊すことが多い気がします。

 

 

これは海苔を食べ過ぎたことと関係があるのでしょうか?

 

また、一日の適正摂取量はどのくらいで、何か効果などはあるのでしょうか?

 

 

今回は、そんな海苔を食べ過ぎてしまった時、適量を食べた時の体への影響などについてご紹介したいと思います。


海苔を食べ過ぎるとお腹を壊す?

お腹を壊す

 

みなさんは海苔を食べすぎた後に、お腹を壊してしまった経験はありませんか?

 

じつは海苔は食べ過ぎると腹痛や、下痢になることがあります。

 

海苔を食べ過ぎでお腹を壊すことには、消化が大きく関係しています。

 

 

まず、海苔は非常に食物繊維が豊富で、腸内をキレイにしてくれ、便秘改善の効果なども期待できるのですが、個の食物繊維は基本的に消化されません。

 

 

消化されない食物繊維が豊富な海苔を食べ過ぎることで、必要以上に食物繊維を摂取してしまい、腹痛や下痢につながるんです。

 

味付け海苔などは食物添加物が多く含まれていて、この食物添加物が消化に悪く、たくさん摂取してしまとお腹を壊してしまいます。

 

 

最近の食べ物には食物添加物がたくさん含まれているものが多いですが、どれも食べ過ぎには注意しないといけません。

 

また、海苔には日本人にしか消化できない特別な物質があり、日本人は問題ないですが、外国人の場合はこの物質が消化されずにそのまま出てきてしまいます。

 

 

その結果、海苔を食べると日本人よりも、外国人の方がお腹を壊しやすいそうです。

 

海苔はわたしたち日本人の生活に古くからあったものなので、日本人にだけ消化できるようになったのではないでしょうか。

 

 

とはいえ、やはり日本人と外国人で違いがあるのなら、日本人の中でも消化しやすい人としにくい人がいるのではないかと言われています。

 

もしかしたら、海苔でお腹を壊しやすい人は、この物質を消化する力が弱いのかもしれませんね。


海苔は適量なら体にいい?

 

 

じつは海苔はとても栄養がたっぷりで、「1日2枚で医者いらず」とまで言われています。

 

海苔はなんとたったの100gで、成人女性に1日で必要な食物繊維、カリウム、マグネシウム、鉄分、ビタミンA、ビタミンK、ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB12、葉酸の10種類もの栄養素を補うことができるとそうです。

 

 

もうこれだけで、海苔のすごさが十分に伝わりますね。

 

さらに、海苔は調理して食べるよりもそのまま食べることが多いので、栄養が壊されたり流されずに無駄なく摂取することができます。

 

 

食物繊維が豊富なので便秘の改善効果もあり、ミネラルが多く含まれていることで、貧血の予防、改善も期待できます。

 

カロリーも低く、胎児の成長に欠かせない葉酸もたっぷり含まれているので、妊娠中の女性にも優しい食べ物ですよ。

 

また、葉酸には固くなった血管を柔らかく戻す効果もあるそうなので、動脈硬化の予防にもつながります。

 

 

意外と知られていませんが、海苔は美味しく低カロリーで栄養も摂取できて、適量を守ればとても体にいい食べ物なんですよ。

 

効果をきちんと得るためにも、食べ過ぎには注意したいですね。

海苔は一日どのくらい食べると良い?

味付け海苔

栄養が豊富な海苔ですが、だからと言って食べ過ぎては先ほどにもご紹介したように。お腹を壊してしまったり、体にとって悪影響になります。

 

海苔に含まれる成分の量から考えると、一日の海苔の適正摂取量は、2枚ほどです。

 

海苔好きの方には少なく感じてしまうかもしれませんが、これ以上の量は食物繊維や食物添加物の摂りすぎとなってしまいます。

 

 

海苔は2枚からでも十分な栄養を摂取することができ、残りは他の食事で補うことができます。

 

海苔だけで栄養を補っているわけではないので、たくさん食べ過ぎる必要もないんですね。

 

海苔をいつも食べ過ぎてしまう人は、体に負担をかけないためにも2枚までと決めて、食べるようにしましょう。


まとめ

海苔は、

 

  • 消化があまりよくないので、食べ過ぎるとお腹を壊すことがある
  • 日本人にしか消化できない特別な物質が含まれている
  • 100gで10種類もの栄養素を、成人女性が一日に必要な分を摂取することができる
  • 便秘や貧血、動脈硬化の予防、解消の効果がある
  • 一日の適正摂取量は2枚ほど

 

ということでした。

 

 

まさか海苔にこんなにたくさんの栄養や効能があるなんて、びっくりです。

 

わたしも海苔を食べ過ぎていた日は2枚以上食べていたと思うので、これからは摂取量にも気をつけないといけませんね。

 

 

海苔は昔から今も変わらず多くの人に愛されていて、栄養たっぷりのとても健康にいい食材です。

 

ぜひみなさんも、適量の海苔を食べることで、医者いらずとまで言われる海苔の栄養、効能を取り入れましょう。

 

関連ページ

昆布のだしを取った後の保存方法は?だしを取ったとの活用法も一緒にご紹介!
昆布のだしを取った後、捨てるのはなんだかもったいないですよね。 もったいないのは、その通りです! だしを取った後の昆布はさまざまな料理に再利用できます。 今回は、昆布のだしを取った後の保存方法を調べてみました。 だしを取ったあとの昆布の再利用法や、昆布の栄養素などをまとめてご紹介します。
昆布を食べすぎるとどんな影響がある?1日の適量はどれくらい?
日本食には欠かせない昆布、ついつい毎日のように使ってしまいがちですが、食べ過ぎって体に悪いのだろうか?! も昆布の食べ過ぎは実は要注意なんです! 今日はそんな昆布について、食べ過ぎるとどんな影響があるのか、適量はどれくらいなのか、また身体にどんな良い効果があるのかなどまとめてみました!