焼き魚がグリルにくっつくのを防ぐには?グリルの上手な洗い方も紹介

焼き魚がグリルにくっつくのを防ぐには?グリルの上手な洗い方も紹介

焼き魚がグリルにくっつくのを防ぐには?グリルの上手な洗い方も紹介

焼き魚(グリル)

 

魚を焼くときって、グリルを使うことも多いのではないでしょうか。

 

が家で焼き魚のときは必ずグリルを使うのですが、網にくっついて洗うのが大変だったことを覚えています。

 

 

この焼き魚がグリルにくっつくのを防ぐために何か方法はないのでしょうか・・・。

 

焼き魚がグリルにくっつくのを防ぐ方法やグリルの上手な洗い方について紹介していきます。


焼き魚がグリルにくっつくのを防ぐ方法

まず、焼き魚がグリルにくっつくのを防ぐためにはどんな方法があると思いますか?

 

その方法は主に2つあります。

 

1. 網に油か酢を塗っておく

酢

 

 

1つ目は、グリルの網に油か酢を事前に塗っておく方法です。

 

 

そもそもなぜ網に焼き魚がくっつくと思いますか?

 

実は、魚のタンパク質には熱が加わると、金属と反応してくっついてしまう現象があります。

 

 

これを熱凝着といいます。

 

 

つまり、魚のタンパク質が金属に触れなければくっつくのを防ぐことができるわけです。

 

事前に網に酢を塗っておけばタンパク質と金属の間に壁ができるわけですから、くっつくことはありませんし、油は表面のタンパク質を固める性質があります。

 

 

酢と油の性質を使って、くっつかないようにするのはなかなか納得できますね。

 

 

洗う時には手間ですが、くっつくのは防げるので、試してみてはいかがでしょうか?

 

2. アルミホイルを使う

アルミホイル

 

2つ目は、アルミホイルを使うことです。

 

 

アルミホイルと聞けば、予想つくかもしれないですね。

 

やり方ですが、グリルの上にアルミホイルを敷き、その上に魚を乗せて焼くだけです。

 

焼き終わったら、魚を皿にのせてアルミホイルを捨てるのみなので、簡単ですよね。

 

 

この方法のデメリットですが、魚の油がたまりやすいところです。

 

 

焼いている間、別の料理をしていて、魚の油に引火することも考えられなくはありません。

 

我が家でもアルミホイルで魚を焼いているのですが、ホイルの所々に穴をあけておくと引火の心配が減りますよ。

焼き魚に使ったグリルの上手な洗い方

焼き魚に使ったグリルを洗うのはかなりの手間なのですが、上手に洗う方法があればうれしいですよね。

 

グリルの上手な洗い方についておススメを紹介します。

 

重曹を使って洗う

重曹

 

まず、グリルの網を洗う場合ですが、重曹を使います。

 

 

重曹は掃除などによく使われますよね。

 

網の場合、油汚れと焦げ汚れが特に目立つかと思います。

 

 

そんなときは、網を付け置きにしましょう。

 

 

やり方ですが、網がつかるくらいの桶か袋を用意し、ぬるま湯1リットルを入れて網を入れます。

 

重曹大さじ3を入れて、30分ほど付け置きしておきましょう。

 

汚れが浮いてきたところで、スポンジか歯ブラシでこすると、汚れが取れますよ。

 

 

ちなみにスチールたわしなどでゴシゴシとこするように汚れを取ると、コーティングがはがれてしまいますので、できるだけ柔らかい素材のもので洗うことをおススメします。

 

なかなか力任せにして汚れを落とそうとするのは良くないですね(笑)。

 

セスキ炭酸ソーダを使って洗う

 

 

受け皿やグリル庫内を掃除するときは、セスキ炭酸ソーダを使いましょう。

 

 

その前にセスキ炭酸ソーダとは何でしょうかね・・・(笑)。

 

セスキ炭酸ソーダとは重曹よりも水に溶けやすいだけでなく、アルカリの強さもほどほどなので、手荒れも少ないアルカリ剤で、洗剤の成分としても含まれています。

 

 

やり方は、受け皿がつかるくらいの桶か袋を用意し、ぬるま湯1リットルにセスキ炭酸ソーダを大さじ1入れて、受け皿を入れます。

 

 

あとは30分〜1時間付け置きしておくだけでOKです。

 

網と同様、汚れが浮いてきたらスポンジで洗いましょう。

 

またグリル庫内については、スプレーボトルに水500mlとセスキ炭酸ソーダ5gを入れて混ぜ合わせます。

 

 

庫内をまんべんなくスプレーで吹き付け、キッチンペーパーを貼り付け、30分〜1時間そのままにしておき、汚れが浮いてきたら歯ブラシなどでこすって汚れを落とします。

 

 

仕上げに水しぶきをかけて終了ですが、どれも付け置きですね。

 

受け皿やグリル庫内の主な汚れは油汚れなので、アルカリ性の強いセスキ炭酸ソーダが一番おススメです。

 

ちなみにこのセスキ炭酸ソーダは薬局でも売っているので、汚れ落としに試してみるのもよいかもしれないですね。

グリルを使わない焼き魚にチャレンジ

グリルを使うとどうしても汚れがつきものですが、グリルを使わない焼き魚にも挑戦したいですよね。

 

グリルを使わないおススメ焼き魚レシピを紹介します。

 

1. タラのおろしポン酢がけ

タラのおろしポン酢がけ
出典:https://cookpad.com/recipe/5532993

 

1つ目は、タラのおろしポン酢がけです。

 

 

グリルを使わなくてもできそうな印象ですね。

 

材料(1人分)

  • タラの切り身・・・1切れ
  • 塩・・・少々
  • ゆずこしょう・・・小さじ1/4
  • 大根おろし・・・40g
  • ポン酢・・・大さじ1

 

作り方

  1. タラは塩を振って15分ほど置き、水気をキッチンペーパーで拭き取ります。
  2. 表面にゆずこしょうを塗り、ラップに包んで10分ほどおきます。
  3. ラップをはずし、耐熱皿にタラをのせ、電子レンジ500w1分で3回ほど加熱します。
  4. お皿に盛り付け、大根おろしをのせ、ポン酢をかけて完成です。

 

調理時間は30分ほどかかりますが、グリルを掃除しなくてよいと考えると、片付ける側としては楽ですよね。

 

 

加熱の回数を3回としていますが、タラの火の通り具合やお好みの加減に合わせて加熱の回数は調整するとよいでしょう。

 

 

実際にほかの料理を作っていれば30分もあっという間なので、試してみてはいかがでしょうか?

 

2. ぶりのごま味噌焼き

 

 

2つ目は、ぶりのごま味噌焼きです。

 

 

名前を聞くだけでもおいしそうですね。

 

材料(4人分)

  • ぶり・・・4切れ
  • すりごま・・・大さじ5
  • 味噌・・・大さじ3
  • 酒・・・大さじ2
  • みりん・・・大さじ1
  • しょうゆ・・・大さじ1

 

作り方

  1. すりごまと味噌を混ぜ合わせ、その後しょうゆ、酒、みりんを加えて伸ばすように混ぜ合わせます。
  2. 適度な大きさの袋にぶりを入れ、混ぜ合わせた@を入れてからめ、30分〜1時間ほど冷蔵庫で下味をつけます。
  3. フライパンにクッキングペーパーを敷き、その上にAのぶりを並べて弱火で焼きます。
  4. 焼けてきたら裏返して蓋をし、裏も焼いていきます。
  5. 焼きあがったら、皿に盛り付けて完成です。

 

漬け込む時間を抜いて考えると、約15〜20分なので簡単にできますよね。

 

 

下味をつける時間が少々かかりますが、夕食を作り始めるときにぶりに下味をつけておき、最後にフライパンで焼くと、魚も焼きたてなのでおいしくできますよ。

 

 

ごまからすって作っても風味が出るので、時間があるときはごまをすりながらタレをつくってもよいかもしれないですね。

まとめ

ここまで焼き魚がグリルにくっつくのを防ぐ方法やグリルの上手な洗い方、グリルを使わない焼き魚のレシピについてまとめました。

 

  • 焼き魚がグリルにくっつかないようにするには、網に酢もしくは油を塗るか、アルミホイルを網の上に敷いて焼くことである
  • グリルの洗い方について、網は重曹で桶か袋に入れてつけおきにし、受け皿やグリル庫内はセスキ炭酸ソーダを使ってつけおきやキッチンペーパーを濡らして貼っておくとよい
  •  

  • グリルの網や受け皿、グリル庫内は汚れが浮いてきたら、柔らかいスポンジで落とすとよい
  • グリルを使わない焼き魚は、電子レンジを使ったタラのおろしポン酢がけとフライパンを使ったぶりのごま味噌焼きである

 

ということでした。

 

 

焼き魚でグリルを使うとき、アルミホイルを使うとくっつかないとのことでしたが、私は普段アルミホイルを敷いて焼いていました(笑)。

 

 

ただ実際油が溜まるので、ちょっと困っていたのも事実です・・・。

 

今回アルミホイルに穴をあけることで、引火も防ぐことを知れたので勉強になりました。

 

 

またグリルの掃除についてはやはりつけおきがよいのですね。

 

 

私も掃除をするときは時間を見つけて、つけおきで掃除してみようと思います。

 

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