生卵はいつまで食べられる?賞味期限が切れたら食べられない?
ほとんどの家庭の冷蔵庫に入っている食材といえば…そう!卵です!
茹でても炒めても、生で食べてもおいしい卵。
忙しい朝の卵かけご飯は主婦の味方ですよね!ニワトリさん感謝です!
でも常に冷蔵庫にあるが故、うっかりして賞味期限が切れちゃった!なんてことありませんか?
私は恥ずかしながらしょっちゅうあります。
スーパーの特売で安くなっているとついつい買ってしまい、冷蔵庫の中に卵が3パック…
しかもまるまる1パックは明日が賞味期限!なんてことも。
卵は生ものだから、賞味期限が切れたら食べちゃだめなの?と悩みます。
ということで今回は生卵について、賞味期限が切れてしまった場合、卵の保存方法について紹介したいと思います!
生卵はいつまで生で食べられる?
結論から言うと、卵を生で食べるなら基本的には賞味期限を守りましょう!
卵の賞味期限とは?生で安心して食べられる期限?のことなのです。
ただここでひとつ!
実際の賞味期限は時期によってかなり異なるんです。
夏は産卵後16日以内・春や秋は25日以内・冬は57日以内とされているそうですよ。
冬は産卵後57日!?と驚き。
そんなにもつの?2か月近くも生で食べられるなんて!
卵は生ものだから賞味期限は短いものだと思い込んでいました。
しかしメーカーやお店では年間を通して、パックしてから2週間程度を賞味期限と設定しているんだそうです!
冬場の基準からすると、かなり短めの設定期間ですよね。
それであれば数日賞味期限が切れていたとしても生食が可能かと思われますが、保存状態によっては控えたほうが良いでしょう。
卵は保存状態によって急激に菌の増殖が進みます。
安心して生で食べるのであれば賞味期限内に食べるのがおすすめです!
賞味期限切れの卵は危険?
うっかり賞味期限が切れてしまったからといって、捨てるのは待ってください!
先ほど書いた通り、卵の賞味期限は「生で安心して食べられる期限」のことです。
卵は意外と日持ちがよくて簡単には腐りません!
賞味期限が切れちゃったから生食はちょっと…という方は、加熱調理をすれば菌を死滅させることができます。
70〜75℃で1分以上加熱しましょう。
ただし食中毒の原因となるサルモネラ菌は温かい環境が大好きなので、卵は冷蔵保存がマスト!
殻にヒビが入った場合は、そこから雑菌が入り腐敗が進んでしまいます。
目には見えない雑菌、とっても怖いですよね。
卵を割ってみて変な臭いがしていたり、黄身が崩れて水っぽくなっている場合はダメになっています。
賞味期限切れの傷んだ卵をそのまま生で食べてしまうと、ひどい胃腸炎になる可能性があります。
生の卵をよく見ている人であれば、割った時の異変に気づくでしょう。
賞味期限切れの卵を加熱調理して使う場合は、自己判断でしっかり見極めましょう!
生卵を長持ちさせる保存方法はあるの?
- なんと!冷蔵庫のドアポケットに卵を入れるのはNG!
- 卵の向きは尖っているほうを下に!
- 買ってきた卵は洗わないで!
私は入れていましたよ、冷蔵庫のドアポケット…
だって卵を入れるトレイがついていますよ!
ここに入れないで他にどこに入れるって言うんですか!?
なんて思いましたが、実はドアポケットは卵の保存場所には向いていないそうです。
なぜなら何度も開ける冷蔵庫のドア、一日に何度開けることか…
この振動により卵にヒビが入る可能性があるんです。
それに加えドア付近は温度変化が大きいので、やめたほうがいいです!
卵の保存はパックのまま冷蔵庫内のなるべく奥がおすすめ!
温度変化が少なく、振動も伝わりにくくて最適です。
私もこれからはそうします!
冷蔵庫メーカーの方にも伝えたい!(笑)
鮮度を保つには卵の向きは尖っているほうが上?それとも下?と迷った経験ありませんか?
正解は尖っているほうが下です!
パックから出して保存する際は注意しましょう。
パックのまま保存する場合は、基本尖っているほうが下になっていることが多いのでそのままの向きで保存しましょう。
尖っているほうは丸いほうより殻が厚くなっているんです!
なので振動などの衝撃から、ヒビが入ってしまうのを防いでくれます。
買ってきた卵を、洗ってから冷蔵庫に入れる方もいるのではないでしょうか?
実は卵の殻には小さな穴が無数に開いています。
卵を洗うと穴から水が入ってしまい、雑菌を繁殖させてしまうことがあります!
きれいにしようとしているのに、これでは逆効果ですね。
でもちょっと汚れとかが気になるわ…というきれい好きの方は、しっかりと絞った布で軽く拭きましょう。
くれぐれも殻の表面に水分が残らないように注意してくださいね!
まとめ
ということで今回は生卵についていろいろと書いてみました!
生で食べる場合は、賞味期限を守っていれば問題なし!
賞味期限を過ぎてしまっても、割ってみて異常がなければしっかりと加熱していただきましょう!
保存方法によっては、より鮮度が長持ちする!ということです。
常に切らさないようにいつもある卵。
あら!今日安い!という理由だけでとりあえずカゴに入れてしまう私…
お料理からお菓子、お弁当にまで幅広く活躍してくれる卵さん。
これからは振動が少なく、温度変化も少ない冷蔵庫の奥で保存してあげたいと思います!
卵について悩んでいる方のお役に立てれば嬉しいです!
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