砂肝の火の通りを確認する方法は?中が赤くても食べられる?

砂肝の火の通りを確認する方法は?中が赤くても食べられる?

砂肝の火の通りを確認する方法は?中が赤くても食べられる?

砂肝

 

 

砂肝を家での食事で食べることありますか?

 

 

総菜として焼き鳥の砂肝を買ってくることはあっても、実際に砂肝のみを買って焼くと火が通っているか心配で時間もかかるんですよね。

 

 

この砂肝ですが、火の通りを確認する方法はあるのでしょうか?

 

 

もし確認する方法があれば、焼き過ぎて固くなることもないですし、ちょうどよい加減で食べることができますよね。

 

今回は砂肝の火の通りを確認する方法はあるのか、中身が赤くても食べることができるのか、焼き方や時間を含めて紹介します。


砂肝の火の通りを確認する方法!

まず、砂肝の火の通りを確認する方法にはどんなものがあるのでしょうか?

 

その方法は、2つあるんです。

 

1. 爪楊枝か竹串で刺して温度を確認する

 

 

1つ目は、砂肝を爪楊枝などで刺して温度を確認することです。

 

 

やり方としては、砂肝の分厚い箇所に爪楊枝を刺し、数秒置いた後に抜きます。

 

その後すぐに抜き取り、下唇に当てて爪楊枝が温度を確認します。

 

 

そこで熱を十分感じられれば、火が通っていることになります。

 

 

なかなか繊細な作業をしないといけないのですね。

 

 

ちなみに、刺した後に白い汁が出てきたら、火が中間までしか通っていないことになります。

 

砂肝は分厚いですし、しっかりと中まで火が通っているか分かりにくいのですが、作業自体は簡単ですので、試してみてはいかがでしょうか。

 

2. 身がプリっとしているか確認する

 

 

2つ目は、身がプリっとしているか確認することです。

 

 

やり方ですが、箸で砂肝を押し、プリっとしていれば火が通っていることになります。

 

とても簡単な方法ではありますが、なぜプリっとすると火が通っていることになるのでしょうか。

 

 

その理由ですが、砂肝を焼くと徐々に固くなる性質があるからです。

 

 

箸で押して砂肝が固かった場合は、火が通り過ぎていることになるのですが、プリっとした状態であれば、火が通り固すぎず、ちょうどよい歯ごたえで食べることができます。

 

とはいえ、これはどのお肉にもいえることではありますよね・・・。

 

火が通っているかどうか確認するには、このどちらか2つの方法を使うと確認しやすいですよ。

砂肝は中が赤くても食べられる?

砂肝を食べるとき、中が赤くても食べることができるのは知っていましたか?

 

 

実は、食べることができるんです。

 

 

砂肝は新鮮なものであれば、お刺身としても提供されることがあり、表面が焼けていれば食べることができます。

 

ただ、いくら中が赤くても食べられるとはいえ、あまりに生っぽいのも食べたくないですよね。

 

 

そこで食べ頃の目安ですが、肉の色が赤茶ぐらいの色であること、身がプリっとしている状態であることを確認しておきましょう。

 

 

これは先ほども話しましたが、身がプリっとしていると火が通った証拠であり、色も赤茶となります。

 

もし中がピンク色であった場合は、まだ肉が生であることを示しています。

 

砂肝を食べるときは、肉の色に注意というわけですね。

 

そもそも砂肝の部位はどこ?

砂肝は新鮮であればお刺身としても食べられるとのことでしたが、そもそも部位は鶏のどの部分になるのでしょうか?

 

 

砂肝はどの肉のどこの部位

 

 

砂肝の部位ですが、鶏の胃の一部になります。

 

 

実は、鶏には歯がないため、食べたものが直接胃に運ばれ、消化液で溶かしきれないものが砂嚢に送られます。

 

この砂嚢の中には石や砂がため込まれており、それらを使って食べ物を砕くため、脂肪はほとんどなく、主に筋肉でできています。

 

 

この砂嚢から石や砂を取り除いたものが、砂肝といわれる部位であり、「砂」をため込む「肝」という意味で、砂肝といわれるようになりました。

 

 

砂肝はほとんど筋肉でできているので、高たんぱく低脂肪でコリコリとした食感が特徴です。

 

ちなみに関西や九州、名古屋では「砂ずり」と呼んでおり、私の九州出身の知り合いも砂ずりと呼んでいました。

 

地域によって呼び名も変わるのが不思議なところですね・・・。

砂肝の焼き方や焼き時間

砂肝の焼き方や焼き時間ですが、どのくらいがちょうどよいとされているのでしょうか?

 

その焼き時間と焼き方について紹介します。

 

焼き時間はどのくらい?

 

 

まず焼き時間ですが、フライパンでは5〜7分ほどとされているんです。

 

 

これは砂肝をそのままフライパンで焼いた場合の時間なのですが、表面が焼けていれば食べられるとあって、さすがに短い時間ですね。

 

ただ事前に下処理をしておくとさらに早く焼くことができるんです。

 

 

その下処理の方法ですが、1つは5分ほど茹でておくこと、もう1つは薄く切って焼くことになります。

 

 

確かに事前に茹でたり、薄く切ったりしておけば火も通りやすくなりますよね。

 

下処理した場合の焼き時間ですが、茹でておいた場合は約3〜4分、薄く切った置いた場合は約4〜5分となります。

 

忙しいときやお子さんに食べさせたいときはこの下処理をしておくと、時間短縮につながりますし、火も通っているので安心ですよね。

 

焼き方はどうしたらよい?

 

 

次に焼き方についてですが、一番のおススメはフライパンを使って油で炒めることです。

 

 

何だか普通な気もしますが、先ほどのお話した通り、砂肝は本来お刺身としても食べられるので、表面が焼けていれば食べることができます。

 

つまり、フライパンで炒める方法が一番手っ取り早く、簡単といえます。

 

ただ、その焼き加減が難しいですよね・・・。

 

 

ポイントは、先にフライパンで油を熱し、砂肝は別で味付けをしておくことです。

 

 

十分熱したところで、砂肝を入れて炒め、最後はお酒を入れて蒸し焼きにすると柔らかくプリっとしますよ。

 

我が家の場合ですが、事前に砂肝を薄切りにして味つけしておいてから焼くことが多いです。

 

人それぞれ好みはあるかと思いますが、簡単に手早く焼きたい場合は、フライパンで炒めることをおススメします。

まとめ

ここまで砂肝の火の通りを確認する方法や中が赤くても食べられるのか、焼き方や焼き時間についてまとめました。

 

  • 砂肝の火が通りを確認する方法は、爪楊枝などで刺して、下唇で温度を確認するか、箸で押して身がプリっとするかの2つである
  • 砂肝は新鮮であればお刺身としても提供されるので、表面が焼けていれば中が赤くても食べることができるが、食べる目安は色が赤茶くらいである
  • 砂肝は鶏の胃の一部で、筋肉でできており、高たんぱく低カロリーである
  • 砂肝の焼き時間は、そのままであればフライパンで5〜7分ほどだが、事前に茹でた場合は3〜4分ほどで、薄切りしておいた場合は4〜5分ほどである

 

ということでした。

 

 

我が家でも砂肝を料理に使うことがあるのですが、火の通りがわからず事前に薄切りにしておくことが多かったです。

 

この作業が時短につながることは予想できましたが、表面さえ焼けばそこまで火の通りを気にしなくてもよかったのですね。

 

 

ただ事前に茹でる作業をしておくことで、さらに焼く時間が短縮されるのはとても参考になりました。

 

 

子供もいる身ですし、正直食べられるとはいえ、生は食べさせたくないので、これからは事前に茹でてから砂肝を調理したいと思います。

 

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