酸っぱいみかんを甘くする方法!酸っぱい理由や見分け方!
みかんの中には、とても甘くて美味しいみかんと、酸っぱくて食べられないようなみかんもありますよね。
もしも酸っぱいみかんを買ってしまった場合、みなさんはどうしていますか?
酸っぱいみかんでも甘くて美味しくすることができる方法や、酸っぱいみかんを見分ける方法などがあれば、知りたいですよね。
今回は、そんなみかんが酸っぱい理由や甘くする方法、甘いみかんとの見分け方などについて、ご紹介したいと思います。
みかんが酸っぱい理由とは?
みかんが酸っぱい理由としては、熟しきっていない、太陽の光をあまり浴びていない、果糖が少ないなどの理由があります。
また、みかんにはクエン酸という酸味成分が含まれていて、甘いみかんは糖度が高いだけでなく、この酸味成分が少ないので、甘く感じるということもあります。
太陽の光を浴びていない酸味が強くなる傾向があるので、太陽の光をよく浴びて、しっかり熟しているみかんは甘くて美味しくなります。
もちろん、果糖がたくさん含まれていても、糖度が高いので甘いみかんになりますよ。
酸っぱいみかんを簡単に甘くする方法!
みかんの酸っぱさは酸味が原因なので、甘くするにはまずその酸をなくさなくてはいけません。
みかんを甘くする方法はいくつかありますので、ご紹介します。
揉む
みかんを揉むと甘くなるという方法は、有名ですよね。
みかんは傷つくことでクエン酸を使って修復しようとするので、揉んで傷を作ると酸味がなくなり、甘くて美味しく感じるようになるんです。
揉む以外にも、衝撃を与えることで同じような効果を得ることができます。
日光に当てる
日光に当たるとみかんの呼吸が活発になり、酸味がエネルギーとして使われるので、酸味がなくなり甘くなります。
美味しく食べるには、2〜3日ほど太陽に当てておきましょう。
お湯につける
40℃前後のお湯に10分くらいつけておくと、酵素が酸素を分解するので酸味がなくなり、甘くて美味しいみかんになります。
食べる前に冷蔵庫などで冷やしてから食べると、より美味しくなります。
リンゴと一緒に置いておく
リンゴと一緒に置いておくと、リンゴから発生する「エチレンガス」という成分がみかんを追熟させてくれるので、より甘いみかんになります。
リンゴと一緒に置いておく場合は、1週間以上涼しい場所で保存しておきましょう。
電子レンジで温める
みかんに切れ目を入れて30秒ほど温めると、酸味が飛んで甘くなります。
しかし、温めすぎたり切れ目を入れ忘れると、みかんが破裂してしまうので注意しましょう。
甘くて美味しいみかんの見分け方
みかんには酸っぱいみかんと甘いみかんがありますが、買う前に甘いかどうかを見分ける方法があります。
甘いみかんの特徴を、いくつかご紹介しましょう。
皮の色が濃いオレンジ
みかんの皮のオレンジ色の成分は「カロチノイド」といいますが、この成分は果糖の量に応じて増えます。
オレンジが濃いものはカロチノイドが多く、つまり果糖がたくさん含まれているということなので、甘くて美味しいみかんだと分かります。
ヘタの切り口が小さい
みかんのヘタの切り口の大きさは枝の太さということになりますが、枝が細いと木の外側に実がたくさんついていたということです。
外側についているということは太陽の光をたくさん浴びているので、甘いみかんになります。
表面の粒がきめ細かい
表面の粒が細かいみかんほど、枝の先についていたみかんであり、枝の先についていると太陽の光を浴びやすいので、甘くて美味しいみかんになります。
平らで小さい
まん丸のみかんよりも、平たいみかんの方が甘糸言われています。
また、小さいみかんの方が果糖が多く含まれているともいわれているので、小さくて平たいみかんは甘いみかんです。
弾力があって実と皮がくっついている
固いみかんはまだ熟していないので酸味も強く、酸っぱくなりやすいです。
また、みかんと皮の間があいているものも、甘さが少ないので、弾力があり、皮と実がしっかりとくっついているみかんを選びましょう。
まとめ
酸っぱいみかんは、
- 熟していない、太陽の光を浴びていない、果糖が少ないなどの理由がある
- 衝撃を与えたり、お湯や電子レンジで温める、日航に当てたりリンゴと一緒に置いておくと甘くなる
- 色が濃く、ヘタの切り口が小さい、平らで小さいなどの特徴があるみかんは甘くて美味しい
ということでした。
わたしもみかんを食べる時には、つい揉んでから食べてしまうのがクセになっています。
実際に揉むようになってからは、甘いみかんを食べることが多くなった気がするので、本当に効果があると思いますよ。
買う前に美味しいみかんを見極めることが出来れば、食べる前のひと手間がなくなりますね。
もしも買ったみかんが酸っぱい時は、ぜひご紹介した方法で甘いみかんにしましょう。
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