野菜を食べないデメリットは?野菜の栄養を他のもので補うには?
ピーマンとかゴーヤって苦くて苦手なんだよなぁ・・。
トマトは酸っぱいから嫌!
きのこもナスも、あのクセのある食感がどうも・・。
子供だけに限らず、大人でも苦手な野菜のある人は多いですよね。
わたしも小さな頃から野菜嫌いで、給食やお呼ばれでの食事会、レストランでのメニュー選びなど様々な場面で苦労をしてきました。
嫌いなら食べなくても良いでしょ!・・と言いつつも野菜を食べないのが良いことではないというのはもう薄々気づいています。
そこで今回は、野菜を食べないことで起こるデメリットや、他のもので野菜の栄養を補うにはどうしたら良いか調べました!!
野菜を食べないとどんなデメリットがあるの?
野菜を食べないと体はどうなってしまうのでしょうか?
十分に野菜を採れていないと起こるデメリットをピックアップしました!
@腸内環境の悪化
腸内環境の悪化、具体的に言うと
- 便が硬くなって排泄しにくくなり便秘になる
- 切れ痔になりやすくなる
- 便の色が黒くなる
などが挙げられます。
このような症状になる原因は、生活が不規則である・水分不足・食物繊維や脂質の不足・ビタミン欠乏症・体質などいろいろあります。
食物繊維やビタミンは野菜から多く摂取することが出来るものなので、大きな原因になるでしょう。
また、ダイエットをしているのになかなか痩せないという人はいませんか?
便秘になっていると便や老廃物が排出されていかないので体重が減らないのです。
心当たりのある人は野菜を十分に摂取できているか、見直してみてくださいね。
A体臭がきつくなる
「体臭がきつくなる」なんて、聞いただけでなんだかゲンナリとしてしまいますよね・・。
でも、野菜不足によって起こり得ることなんですよ。
加齢とともに臭いが強くなるのはよく知られていますが、食生活も加齢臭・おならの匂い・脇の臭い・汗の臭いなどに影響してるのです。
活性酸素がニオイ物質を増やすので、抗酸化作用のある野菜を食べることが、臭いの予防につながります!!
臭いは自分だけのことではなく、周りの人へのエチケットでもあるので、見過ごすわけにはいきませんね。
B肌が荒れる
良い化粧水や保湿剤を使ってもなかなか肌荒れが改善されない・・。
そんな人はもしかしたら野菜が足りていないのかもしれません。
野菜を食べないことによって老廃物が蓄積されたり血流が悪くなり、肌まで栄養が十分に行き渡らなくなって肌荒れを起こすのです。
肌荒れというと顔のニキビや吹き出物が想像しやすいですが、それだけでなく頭皮の炎症やフケ・なども含まれます。
頭皮の炎症は薄毛や抜け毛の原因にもなるので、気になる方は要注意です!
★アトピー・アレルギー・蕁麻疹などによる症状は、野菜不足との関連は医学的に確認されていません。
C自律神経が乱れる
自律神経が乱れるとどうなるのでしょうか。
イライラする・めまいが起こる・倦怠感・慢性的な疲労・頭痛・不眠・不安感など、身体的にも精神的にも様々な症状が出てきます。
カルシウムを摂取するとイライラに良いというのは有名ですよね。
でもカルシウムを摂取するだけでは十分ではありません。
しっかり吸収するためには野菜にも含まれるビタミン類なども必要なのです。
栄養素の働きをより良くするためにはバランス良く食べることが大切だということですね!
D生活習慣病の原因になる
農林水産省から、「ビタミンや食物繊維の豊富に含まれている野菜や果物を摂ることが、がんや心臓病の予防に効果的」といった旨の説明文が出ています。
発ガン物質の発生を抑える作用のあるビタミンや、高血圧予防や肥満予防にも大切な食物繊維が野菜には含まれているのです。
生活習慣病にならず健康的な生活を送っていくためには野菜の摂取は大切なことなんですね!!
野菜にはどんな栄養素があるの?
野菜には大切な栄養素がたくさん含まれていることがわかりましたが、実際に普段私たちが食べている野菜にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?
次はそこを掘り下げていきましょう!!
キャベツ
ビタミンC、カリウム、カルシウムを多く含んでいます。
ビタミンCについては、大きめの葉っぱ1枚を食べると1日の必要量の70%程が摂取出来るのです!
ただ、水溶性の栄養素で水に溶け出してしまうので、サラダ等の生食にすると十分に栄養が採れてオススメです。
ブロッコリー
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB2、カリウム、食物繊維を多く含んでいます。
レモンの2倍含んでいるビタミンC、粘膜や皮膚の保護をするビタミンAやカロチンも豊富なので、風邪予防にはぴったりの野菜です!
また、ビタミンCや食物繊維の作用で美肌効果も期待できますよ。
ほうれん草
ビタミンA、ビタミンC、鉄、ビタミンB1、カルシウムを多く含んでいます。
緑黄色野菜の代表とされる野菜で、栄養価がとても高いのです。
葉っぱや茎だけではなく、捨ててしまいがちな赤い根元の部分にもマンガン(骨を丈夫にする効果がある)がたくさん含まれているので、食べると良いでしょう!
かぼちゃ
ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、カルシウムを多く含んでいます。
かぼちゃの種には、たんぱく質やリノール酸という動脈硬化の予防が期待出来る栄養素が含まれているので、フライパンで炒って食べてみてください!
小松菜
ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、鉄を多く含んでいます。
ほうれん草とよく似ている野菜ですよね。
でも、カルシウムはほうれん草の5倍も含まれているのです!!
骨を丈夫にしてくれ、骨粗鬆症の予防にもなります!
トマト
ビタミンC、ビタミンA、ビタミンB1、カリウムを多く含んでいます。
トマトの赤色はリコピンという栄養素の色で、がん予防の効果があることが分かってきています。
夏が旬の野菜で、トマトの持つ酸味や甘みが疲労回復や食欲増進に役立ちます。
疲れやすく食欲も落ちやすい時期なので助かりますよね!
たくさんある野菜の中の一部をご紹介しました。
野菜には本当に多くの栄養があるんですね!!
野菜の栄養素を野菜以外のもので補うには?
いくら体に良いと言われても、どうしても食べられない!という場合の解決策です!
@野菜ジュースを飲む
野菜が苦手な理由として、味や独特の食感であったりすることが多いですよね。
それなら、ジュースとして飲みましょう!
野菜100%のものや果物と一緒にジュースになっていて甘みの強いものなど、種類は様々あります。
果物が入っていると飲みやすいものの、果糖も多く含まれるため太りやすくなるので注意が必要です。
野菜不足を補うのなら、出来るだけ野菜100%のものを選びましょう。
青汁を飲む
知っていますか?
青汁に含まれている野菜(大麦若葉、ケール、明日葉、ユーグレナ)の栄養価って、抜群に高いんですよ!!
カロリーも少なく、ジュースに比べ添加物も少ないのでダイエットにもオススメです。
サプリメントを摂取する
味も匂いもなく気軽に手に入り飲みやすいこともあり、サプリメントで栄養を摂取する人も多いですよね。
野菜を食べないことで不足している栄養を補うには効率的です。
しかし、飲みやすいからこそ気をつけなければならないのが栄養過多です。
特定の栄養素を採りすぎてしまう恐れがあるので注意して摂取してください!
これらの方法なら、野菜以外で栄養素を摂取出来ると言えるでしょう!
まとめ
野菜を食べないことのデメリットや、野菜を食べずに栄養を補う方法をご紹介させて頂きました。
野菜を食べないと体にこんなにも影響があるなんて、ちょっとショックでした。
体に良いとは知っていましたが、具体的に栄養について考えるとやっぱりなんでもバランス良く食べることって大事なんですよね。
サプリメントなどはどうしても食べられなかった時のお守りにして、まずは調理の仕方を工夫して自分にとって食べやすい調理方法を探してみようと思います!!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事があなたのお役に立てたら幸いです!
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