長芋の下処理のメリットと簡単なやり方!かゆくならない方法も紹介!

長芋の下処理のメリットと簡単なやり方!かゆくならない方法も紹介!

長芋の下処理のメリットと簡単なやり方!かゆくならない方法も紹介!

長芋

 

長芋は、瑞々しくてシャキシャキとした食感で、サラダや和え物によく合います。

 

でも、変色して茶色くなったり、扱うときに手がかゆくなったりして、どう調理したらしたらいいか悩んだことはないですか?

 

 

長芋は下処理することで、変色やアク、ぬめりを抑え、調理するときにかゆくなるのを防いでくれるんですよ。

 

今回、長芋を下処理するメリットと下処理の方法を紹介します。


長芋を下処理するメリット

長芋は下処理したほうが扱いやすく、かゆみも抑えてくれて、美味しく食べることができます。

 

 

下処理することで、

 

  • 酸化による変色を抑える
  • アクを取って食べやすくする
  • ぬめりを取って扱いやすくし、かゆみを抑える

 

などのメリットがあります。

 

 

酸化による変色を抑える

皮を剥いた長芋は、時間が経つと酸化して変色してきます。

 

これは、長芋に含まれるポリフェノールが原因。

 

ポリフェノールが酸素に触れることで、白い長芋が茶色くなります。

 

サラダやとろろなど、生で食べるときに茶色くなってしまうと、見た目が悪くなるので、酢水に浸しておくことで白さを保つことができるんですよ。

 

 

アクを取って食べやすくする

長芋にはアクがあり、これが苦味や渋みとなって料理の味を悪くすることがあります。

 

酢水に浸すことでアク抜きができるので、すっきりと美味しく食べることができます。

 

 

特に、長芋を生で食べるときは、皮の近くや根の方に苦味成分があるので、皮は厚めに剥き、根の部分は使わないようにしましょう。

 

根の部分は、炒め物や煮物に使うといいですよ。

 

 

ぬめりを取って扱いやすくし、かゆみを抑える

長芋は皮を剥くとヌルヌルとして切りにくいのと、皮ふや粘膜、触れた部分がかゆくなることがありますよね。

 

酢水に浸すことで、ヌメリやかゆみを抑えてくれます。

 

 

私の場合、サラダやとろろなど、長芋を生で食べること多いです。

 

ですから、アク抜き、変色防止のため、酢水に浸けて下処理をしてから調理しています。

 

そうすると、ヌメリもとれて滑りにくいですし白さも保て、何より苦味がなくなるので美味しく食べることができます。

長芋の簡単な下処理の方法

酢

長芋には、アクやぬめりがあり、長芋に触れるとかゆくなることがありますよね。

 

これらを取り除く簡単な方法があり、それは酢水に浸けることです。

 

 

簡単な下処理の手順

  1. 長芋の表面についたおがくずを払いのける
  2. ピーラーや包丁で皮を厚めに剥く
  3. ボウルに2と長芋が被るくらいの水を入れる
  4. 3に酢を1、2滴入れて、長芋を酢水に5〜10分浸す
  5. 4をキッチンペーパーなどで水気を取る

 

 

長芋は収穫後、おがくずの中で保存されることがあるので、スーパーで買ったとき、おがくずがついていることがあります。

 

このおがくずを水で洗い流すとぬめりがでるので、水で洗わずに払いのける程度にしましょう。

 

 

 

手順4で、酢の量は少しでOKで、目安として水500ml〜1Lに対して酢大さじ1くらい。

 

長芋を酢水に浸けることで、アク、ぬめり、変色、かゆみを抑えてくれます。

 

 

ちなみに、長芋を切ったときに使ったまな板もヌルヌルとして、洗ってもなかなか落ちないことありませんか?

 

こんなときも、酢で解消できます。

 

調理器具を酢水で洗い流すとヌメリが取れるので、是非、試してみてください。


長芋でとろろを作る時かゆくならない方法

料理手袋

先ほど、長芋を酢水に浸けることでかゆみを抑えることを紹介しましたが、とろろを作るときは、長芋を手で持ってすりおろすので、かゆくなりやすいです。 そこで、かゆくならない方法として、
  • 持ち手の部分の皮を剥かずに残しておく
  • 手袋をして直接長芋に触らないようにする
があります。 かゆくならないようにするには、直接長芋に触らないことが一番です。 持つところは皮を残しておき、手袋をしてすりおろすことで、手に触れないようにします。 ここでも、ヌメリが取れて滑りにくいのと、変色も抑えてくれるので、すりおろす前は、酢水につけてから行ってくださいね。 ところで、とろろを作って茶色く変色してしまっては、見た目が悪くなり、美味しくなくなってしまいますよね。 そこで、変色しにくいとろろの作り方を紹介します。 酢水に浸けて変色を抑える方法をお伝えしましたが、長芋をすりおろすときに金属製のおろし器を使うと、変色しやすくなるんです。 金属製のおろし器は酸化しやすいため、プラスチック製かセラミック製、すり鉢を使ってすりおろしましょう。 おろしてから時間が経つと変色してくるので、その日のうちに食べない場合は冷凍保存がおすすめです。 冷凍したとろろを食べるときは、自然解凍して食べてください。

まとめ

長芋の下処理の方法、下処理するメリットについて紹介させていただきました。

 

まとめると、

 

  • 酢水に浸けて下処理をする
  • 下処理をすることで、変色やかゆみを抑える、アクを取って食べやすくなる、ぬめりを取る
  • とろろをつくるとき、持つ部分の皮を残して手袋をするとかゆくならない
  • おろし器は金属製ではなく、プラスチックやセラミック、すり鉢を使う

 

です。

 

 

私も長芋を素手で扱うとかゆくなるので、酢水に浸けて下処理してから調理しています。

 

下処理することで、かゆみを抑えるだけでなく、ヌメリを取って滑りにくくなるので、扱いやすいですよ。

 

 

長芋をサラダやととろなど、生で食べるときに茶色く変色してしまっては、美味しさも半減してしまいます。

 

長芋を酢水に浸けることで白さを保ち、また、アクが取れて美味しくなるので、是非、下処理してから食べることをおすすめします。

 

 

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

 

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