鶏肉の焼き時間は何分?鶏肉を美味しく焼くためのコツを紹介!
鶏肉ってほかのお肉と比べて火が通りにくいですよね。
ソテーにしても唐揚げにしても、どのくらいの焼き時間がベストなのかわからないという方も多いのではないかと思います。
私も料理初心者のとき、ソテーや唐揚げを作っても中までなかなか火が通らなくて結局電子レンジで温めなおしたり苦戦しました。
もう鶏肉を使うのは面倒だから使うことをやめていたくらいです。笑
しかし、実は誰でもしっかりと火が通って美味しく中まで焼ける方法がありました!
というわけで今回は調理別に鶏肉の焼き時間はどのくらいにすれば良いのか紹介していきますね。
鶏肉の焼き時間はソテーで何分?唐揚げは何分揚げる?
鶏肉の焼き時間はソテーだと片面中火で5分ずつ、唐揚げだと初めは強火でお肉が浮いてきたら弱火で計5〜6分がベストです。
あまり焼きすぎてしまうと鶏肉は固くなってしまいます。
逆に焼かな過ぎてもなかなか中まで火が通りません。
そのため、どちらも約5分間程度火を通してあげることで調度良い焼き加減で1番美味しく食べることができるのですよ。
さらに、それでも中まで火がしっかりと通るのか心配という方の場合には、調理をする際に先に鶏肉に楊枝などで全体的に穴を開けておきましょう。
それによって鶏肉にまんべんなく火が通るようになります。
火の通りにくい中までしっかりと火が届くようになるのです。
実際に火が通っているか確認する意味でも、調理後に楊枝などで1度鶏肉を刺してみて血ではなく透明な肉汁が出てくるか見てみるのも良いですよ。
グリルパン?フライパン?焼き肉が美味しく焼けるのはどれ?
鶏肉がより美味しく焼けるのは、フライパンよりもグリルです。
もちろんどちらで調理しても美味しく焼けることは間違いないですが、プロの味を目指すのであればグリルを使いましょうり
その理由はまず、グリルならば鶏肉から出る余分な脂が全て下に落ちてくれるということにあります。
フライパンの場合にはどうしても脂は拭き取りきれませんし、拭き取るとしてもキッチンペーパーなどを使うという手間がありますよね。
その分ただ焼くだけで勝手に脂が落ちてくれるグリルは素晴らしい役割を果たしてくれるのですよ。
その他の理由には、グリルだとこんがり香ばしく焼けるという利点があります。
フライパンですと香ばしく焼き色をつけるとなるとなかなか難しいですよね。
それだけ焼き時間も長くなりますし、その間に鶏肉が固くなってしまいがちです。
しかしグリルならば火が近いので中までじっくり火を通してくれると同時にこんがりと焼き目をつけてくれるのです。
私も普段は面倒だという理由でフライパンで調理をしていました。
でも実はグリルの方がひっくり返す程度で余計な手間がかからないことが判明しましたよ。
せっかく美味しく鶏肉を食べるならば、プロの味を目指してみてはいかがでしょうか。
鶏肉を中はジューシー、皮はパリッパリに焼くコツとは?
フライパンで鶏肉を焼く際に肉汁たっぷりジューシーで皮目をパリッとさせるコツは、じっくり焼くことと上から押さえつけることが重要です。
まず焼く時には必ず皮目から焼くようにしましょう。
そしてなにより「じっくり」がポイントです。
焦らず蓋をしないで4〜5分間ほど中火で焼いてください。
その時に1番のポイントとなってくるのが、上から押さえつけるということです。
4〜5分間ずっと押さえつける必要はありません。
1分に1度ほどのペースで良いので何度かフライ返しなどで皮を均一にパリッとさせる意味でも上から押さえつけるようにしましょう。
4〜5分焼いたのならば裏返して、蓋をして弱火で4〜5分間ほど焼いてください。
そうすることによって中までしっかり火が通ることはもちろんのこと、肉汁が溢れ出しジューシーにも仕上げることができますよ。
1度食べたらきっと病みつきになること間違いありません。
家族に出しても今までの鶏肉よりも美味しいと喜ばれることでしょう。
まとめ
以上、鶏肉を美味しく焼くための焼き時間を紹介させてもらいました。
鶏肉の焼き時間についてですが
- ソテーの場合には片面5分間ずつ、唐揚げの場合には初めは強火で鶏肉が浮いてきたら弱火で5〜6分間
- フライパンよりもグリルの方がプロ級の出来になる
- フライパンなら皮目を押しつけながら5〜6分、裏返して蓋をして5分間焼くとパリッとジューシーな仕上がりになる
ということでした。
私は鶏肉ほど調理が難しいお肉はないと思っています。
しかしながら調理の仕方次第で、誰でも簡単にとても美味しくプロのような味の料理を作ることができるのですよ。
この調理法を知ってからというもの、鶏肉の料理をするのが楽しく思えるようにもなりました。
この記事を読んだことでこれから鶏肉を調理する上でのお役立ちができるのであれば幸いです。
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