鶏肉と言えば、とても料理がしやすい肉で、唐揚げに煮物に炒め物に、何でも使えますよね。

 

我が家でも、スーパーに行けば必ず買いますし、冷凍庫にも常にストックがないと不安になるくらいです。

 

 

しかし、手羽元の唐揚げを作ると、毎回血のようなものがにじみ出てくるんです・・

 

 

それが唐揚げが揚がっても、真っ黒い血の塊のようなものになりついていることも。

 

この血のようなものは何なんだろう？と思いながらも毎回食べていました(笑)

 

今までは問題はなかったのですが、１歳の娘に食べさせるのが不安になり、詳しく調べましたのでご紹介したいと思います。

 

鶏肉の手羽元から出てくる血のようなもの。

 

てっきり血だと思っていましたが・・

 

 

実は、血ではなく髄液だったんです！！

 

 

赤い色はヘモグロビンの色で、熱で固まる前は赤い色の液体で、熱が通ると黒い塊のようなものになります。

 

髄液は、食べるころに出てきたことはなかったのですが、火が通ってしまえば出てこなくなります。

 

そして、問題の髄液は食べても大丈夫なのかというと・・

 

 

旨味が詰まっていて、とても美味しいので是非食べてください！！

 

 

 

 

見た目の問題から、食べたくない人はいるかもしれませんが、フライドチキンなども骨までしゃぶると美味しいのは、骨からの旨味が出ているからなんですよね。

 

気にならない人はぜひ、食べてしまいましょう。

 

 

毎日のように口にする鶏肉ですが、鶏肉でも食中毒にかかることがあります。

 

私は現在、妊娠中ということもあり、食中毒には、いつもより神経質になってるので調べてみました。

 

鶏肉のカンピロバクターに注意！

 

食中毒を起こす菌では、サルモネラ菌やＯ１５７などが有名ですが、鶏肉でかかりやすい食中毒の菌は、カンピロバクターという菌で、近年とても増えている菌なんです。

 

 

しかも、恐ろしいことに鶏肉の約４〜６割はカンピロバクターに汚染されています！！

 

 

すごい割合ですよね、とても驚きました。

 

また、カンピロバクターの潜伏期間は２〜７日と長いので、忘れた頃に症状が出ることもあります。

 

 

カンピロバクターの食中毒にかかると

 

 

下痢、腹痛、発熱、倦怠感、頭痛、めまいなど、さまざまな症状を引き起こします。

 

 

食中毒と言えば、高齢者や小さな子供、妊娠中の人や抵抗力が弱っている人がかかりやすいイメージですが、カンピロバクターは

 

 

０〜４歳の子供と、１５歳〜２５歳の青年がかかったとの報告が多いのが現状です！！

 

 

１５歳〜２５歳の青年と言えば、一番元気で体力もありそうな年齢なのですが

 

 

海外旅行やバーベキューなどの機会が多く、カンピロバクターにかかりやすいのでは？

 

 

と考えられています。

 

鶏肉の食中毒対策の方法は？

 

それでは、実際に鶏肉を食べて食中毒にかからないようにするには、どんなことに気を付ければいいのかをご紹介したいと思います。

 

• 鶏肉は十分加熱してから食べる。
• 生の鶏肉を触った箸などで、生野菜を触らない。
• 生の鶏肉を切るのに使った包丁やまな板は丁寧に洗う。
• 生肉を触った手は、よく洗う。
• 子供や高齢者、妊娠中の人などは、鶏肉を生で食べることは避ける。

 

 

カンピロバクターは、加熱することで死滅しますが、湯せん程度では菌は残ってしまうので、しっかり加熱しましょう。

 

菌を死滅させるには、鶏肉の厚さにもよりますが

 

 

７５℃以上で１分以上加熱すれば大丈夫です！！

 

 

これを目安に火を通してくださいね。

 

また、カンピロバクターは生の鶏肉についているので、生の鶏肉を触った後にサラダ用の野菜などを触ってしまうと、菌が付着することがあります。

 

 

我が家では、焼肉やバーベキューの時などに使うトングも、生の肉用と焼き上がりの物用のトングを分けて、口に入れないように気を付けていますよ！

 

 

生の鶏刺しやユッケも美味しいですが、安全のために家庭では作るのはやめた方がいいですね。

 

それでは、最初にご紹介した手羽元の血を抜く、血抜きの方法をご紹介したいと思います。

 

食べても問題はないのですが、見た目に抵抗もある人もいると思うので、簡単に血抜きできる方法をご紹介します。

 

 

 

色々と調べましたが、私がたどり着いた方法は、この方法でした！！

 

切り込みを入れた後に、流水で洗ってから茹でる方法もあるよですが、私はおすすめしません。

 

 

その理由は、生の鶏肉を流水で洗うと、カンピロバクターが台所に飛び散るから！

 

 

食中毒のことを考えると、生の鶏肉を洗うことはおすすめできず、二次感染を防ぐには先に茹でることをおすすめします。

 

 

また、茹でる時に水から茹でる方法もありますが、そうすると鶏肉の旨味も一緒に流れ出してしまい、もったいない！！

 

色々な方法はありますが、茹でてから洗う方法をおすすめします。

 

また、手羽元ではなく、鶏もも肉などに血のような物がついている場合も、洗わずにキッチンペーパーなどで拭き取るようにして取り除きましょう。

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