大根の皮に栄養はあるのか?美味しい食べ方も!

大根の皮に栄養はあるのか?美味しい食べ方も!

大根の皮に栄養はあるのか?美味しい食べ方も!

大根の皮

 

 

大根の皮を料理として使ったことありますか?

 

私はいつも皮をむいてから大根を使っているので、正直皮は捨てています。

 

 

この大根の皮ですが、栄養はあるのでしょうか?

 

 

確か人参の皮には栄養があるといった話を聞いたことありますし、大根の皮に栄養があってもおかしくなさそうですよね。

 

大根の皮に栄養はあるのか、皮を使った美味しい食べ方を含めて紹介します。


大根の皮に栄養はあるの?

大根の皮に栄養は・・・

 

 

あります。

 

 

やっぱりと予想していた方もいるかもしれないですね。

 

特に多く含まれている栄養を紹介します。

 

1.ミロシナーゼが豊富に含まれている

 

 

1つ目は、ミロシナーゼが豊富に含まれていることです。

 

 

ミロシナーゼといわれても、何のことかさっぱりですね・・・。

 

実際に大根おろしを食べたとき、辛味を感じることありませんか?

 

 

あの辛味はイソチオシアネートといわれる成分なのですが、実はこの成分を生成しているのがミロシナーゼという酵素なんです。

 

 

つまり、あの辛味がミロシナーゼといってもよいわけですね。

 

この成分には解毒作用や抗酸化作用などが含まれており、免疫力向上やガンを抑制する研究も進められています。

 

 

特に大根の皮や先端部分に多く含まれているのですが、私は大体捨てていましたね(汗)。

 

 

おそらく多くの方が同じように捨てているかと思いますが、一番栄養が含まれているところなので、ある程度は取っておくことをおススメします。

 

2. ビタミンCが豊富に含まれている

 

 

2つ目は、ビタミンCが豊富に含まれていることです。

 

 

大根にビタミンCはイメージつかないですね。

 

実は、大根にもビタミンCが含まれているのですが、その量は中心部に比べると、皮の方が約2倍も含まれているんです。

 

2倍も含まれているなんて意外ですよね。

 

 

このビタミンCですが、肌の調子を整える効果があり、しわやシミなどの老化防止にもつながります。

 

 

アイチエイジングや美肌にも効果があるので、美容に関心がある方にとってはうれしい情報といえますね。

大根の皮の美味しい食べ方

大根の皮には免疫力向上や美肌に効果があるとわかりましたが、皮を捨てないとしたら、どう調理したらよいのでしょうか?

 

おススメのレシピを2つ紹介します。

 

1. 大根の皮で簡単おつまみ

大根の皮で簡単おつまみ
出典:https://cookpad.com/recipe/3001886

 

1つ目は、大根の皮を使った簡単なおつまみです。

 

 

大根の皮は余ることが多いので、おつまみで食べられれば最高ですよね。

 

材料(1〜2名分)

  • 大根の皮・・・1/2本分
  • ごま油(炒め用)・・・大さじ1
  • しょうゆ・・・小さじ1/2〜1
  • 米酢・・・小さじ1/2〜1
  • めんつゆ・・・小さじ1/2〜1
  • 乾燥わかめ・・・大さじ1
  • ごま・・・小さじ2
  • 一味唐辛子・・・お好み
  • ごま油・・・お好み

 

作り方

  1. 大根の皮を2回むきます。
  2. 1周分の皮を3〜4等分して、千切りにし、ごま油で熱したフライパンでしんなりするまで炒めます。
  3. 別容器に移し、しょうゆ、米酢、めんつゆを入れて混ぜ合わせます。
  4. 水などで戻しておいた乾燥わかめと和えて、お好みで一味唐辛子やごま油をかけて完成です。

 

夕食前のおつまみとしてもよいですし、何より捨てる皮を活用しているので、無駄がないですよね。

 

 

調理時間も5〜10分ほどなので、簡単に作ることができます。

 

 

大根の皮を2回むくのは手間ですが、1回だとにおいが残ってしまうので、気になる方は2回むいたほうが無難かもしれないですね。

 

2. 大根の皮とちくわのきんぴら

大根の皮とちくわのきんぴら
出典:https://cookpad.com/recipe/5671813

 

2つ目は、大根の皮とちくわのきんぴらです。

 

 

何だかこちらも手軽に作れそうですね・・・。

 

材料(1〜2名分)

  • 大根の皮・・・1本分
  • ごま油・・・大さじ1
  • ちくわ・・・3本
  • みりん・・・大さじ1
  • めんつゆ・・・大さじ1

 

作り方

  1. 大根の皮をむき、3pくらいに切ります。
  2. フライパンにごま油を入れて熱し、大根の皮とちくわを炒めます。
  3. みりんとめんつゆを加えて炒め、完成です。

 

 

調理時間はこちらも5〜10分程度で、簡単に作ることができます。

 

 

大根1本分と紹介しましたが、実際は余った分で皮を切り分け、調味料の腸を調整して作ってもよいかもしれないですね。

 

 

紹介したレシピはどちらもおつまみとして手軽に作れるので、わざわざ作るよりは皮が余ったときに作る方が良いかと思いますよ。

上手な大根の皮のむき方

 

ここで、大根の皮をむくときは上手くきれいにむきたいですよね。

 

大根の皮を上手にむく方法を紹介したいと思います。

 

1. 爪楊枝を使ってむく

爪楊枝

 

1つ目は、爪楊枝を使って皮をむくことです。

 

 

爪楊枝を使って、どうやってあの大根の厚い皮をむくのでしょうか・・・。

 

やり方ですが、大根を皮がむける適度に輪切りにし、大根の皮の外側から爪楊枝を3oほど刺し、縦に切れ目を入れます。

 

 

あとはその切れ目から手で皮をむくことができ、きれいにむくことができます。

 

 

ちなみに3oほど爪楊枝を刺すのは、皮と身の境目がおよそ3oだからです。

 

少々力はいりますが、包丁は使いませんし、きれいにむくことができますよ。

 

2. 包丁を使ってむく

 

 

2つ目は、包丁を使って皮をむくことです。

 

 

これはかつらむきといわれるものですね。

 

とはいえ、包丁ではむきにくいという方もいるかと思いますので、上手にむけるポイントを紹介します。

 

 

それは、包丁の根元を使い、包丁を持つ手の親指で皮を添えながら剥くことです。

 

 

包丁の先端でむくのはとても難しいため、根元の方が安定しやすく、親指を添えることでさらに安定するので、大根がむきやすくなります。

 

あとは材料である大根を回すことできれいに皮をむくことができるでしょう。

 

なかなか包丁は慣れないと難しいかもしれないですが、安定させるポイントをつかめば、包丁の方がむきやすいですよ。

まとめ

ここまで大根の皮に栄養はあるのか、皮を使った美味しい食べ方や川の上手なむき方についてまとめました。

 

  • 大根の皮にはビタミンCやミロシナーゼが豊富に含まれており、しわやシミなどの老化防止や免疫力向上、ガン抑制の研究が進められている
  • 大根の皮を使った美味しい食べ方は、大根の皮を使ってごま油で炒めたおつまみと大根の皮とちくわのきんぴらがおススメである
  • 大根の皮を上手にむくときは、爪楊枝を使って切れ目を入れるむき方か包丁を使ったかつらむきである

 

ということでした。

 

 

大根の皮をむくとき、爪楊枝を使うことで、簡単にきれいにむくことができるのは衝撃的でした。

 

 

大根をむくときはいつも包丁だったのですが、慣れるまでが大変ですよね。

 

ただポイントを掴めばむきやすいのですが、包丁は使いたくない場合は爪楊枝の方がおススメといえるでしょう。

 

 

また大根の皮は捨てることが多かったので、おつまみとして食べられるのも参考になりました。

 

 

大根は時期によっては大量に安く手に入るので、おつまみをさっそく作ってみようと思います。

 

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