ドライフルーツのカロリーはどれくらい?種類別の効能とカロリーをチェック!
おやつに、栄養補給に、健康対策に、とドライフルーツの注目は高まるばかりです。
ダイエットにドライフルーツがいいとよく聞きますが、種類が多すぎてどれを選んだらいいのか分からなくない!
となってしまいますよね。
高カロリーだからダイエットに向いてない、低カロリーだからおすすめ、と多くの情報に左右しないようにドライフルーツの魅力についてまとめてみました。
ぜひ参考にしてくださいね。
ドライフルーツのカロリーはどれくらい?
ドライフルーツはフルーツそのものの水分を飛ばしただけなので、カロリーは生フルーツとほぼ同じです。
乾燥させることによりフルーツの質量が減り、個数が食べられる様になるので高カロリーと言われるんですね。
代表的なドライフルーツの100g当たりのカロリーは
ドライフルーツ | カロリー |
---|---|
アプリコット | 246kcal |
いちご | 341kcal |
いちじく | 271kcal |
キウイ | 337kcal |
マンゴー | 335kcal |
プルーン | 237kcal |
ブルーベリー | 299kcal |
レーズン | 301kcal |
バナナ | 287kcal |
ラズベリー | 326kcal |
レモン | 359kcal |
パイナップル | 365kcal |
ご飯1杯(140g)のカロリーが235kcalなのでそこそこ高いものが多いですね。
しかしドライフルーツは一度に100gも食べないと思うのでそこまで高いというわけでもないと思います。
ただし、カロリーは生フルーツ=ドライフルーツでも、多くの市販のドライフルーツには砂糖でコーティングしたりザラメをまぶしたりしてあります。
生フルーツ一個分としてカロリー計算するためには、原材料にフルーツ以外の記載がないか確認しましょう。
砂糖やザラメでコーティングしてある場合はカロリーがより高くなります。
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ダイエット中のおやつに向いてるドライフルーツは?
ドライフルーツを取り入れたダイエットの方法は、ゆっくり少量をよく噛んで、食前と食後に取り入れる、というものです。
間食のお菓子の代わりにドライフルーツを取り入れるのも効果的です。
ドライフルーツの魅力は噛めば噛むほど甘みがでるところでしょう。
ゆっくり噛んで食べると満腹感が上がるので、量は必要なくなります。
ダイエットに向いてるドライフルーツの代表は3つは
・プルーン :100gあたりのカロリー237kcal
・アンズ :100gあたりのカロリー246kcal
・イチジク :100gあたりのカロリー271kcal
です。
ご飯の普通盛り一杯(140g)のカロリーは約235kcalです。
あれ?やっぱり意外に高カロリー?と感じた人に、この3種類のドライフルーツがダイエットに向いている理由をご紹介します。
プルーン
プルーンがダイエットに向いたドライフルーツなのは、プルーンに多く含まれる腸の動きを促進させる食物繊維の多さからです。
食物繊維は腸を活発にさせて老廃物の排出を即すだけでなく、水に溶けやすい食物繊維の水溶性食物繊維は、余分な糖質や脂質も除去する作用があります。
生のプルーンはなかなか手に入りにくいですが、ドライフルーツになったプルーンはスーパーにて購入できます。
便秘解消にも取り上げられるプルーンですが、食べ過ぎるとおなかがゆるくなるので1日2〜3個にとどめる様にしましょう。
アンズ
アンズは他のドライフルーツよりカロリーも糖質も低めです。
食物繊維が多いだけでなく、疲労回復に効くクエン酸やリンゴ酸などの有機酸を含みます。
クエン酸は疲労回復だけでなく、筋肉痛の軽減にも効果があるので、運動系のダイエットをしている人におすすめです。
有機酸は胃液の分泌を促すので消化を助ける働きもありますが、食欲を高めることでも知られています。
うっかり食べ過ぎて食欲旺盛にならないよう注意です!
イチジク
イチジクは、2種類の食物繊維多く含みます。
そして、イチジクのドライフルーツに含まれる植物繊維は、生のイチジクのおよそ10倍です。
あらゆる便秘の解消薬として古くから知られるイチジクは、あらゆる栄養素も含んでいるので、ダイエットで不足しがちなミネラル補給にもぴったりです。
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美容効果にはこのドライフルーツ!
カロリーは乾燥前とたいして変わらないドライフルーツですが、栄養素は水分が飛んで凝縮され、数倍〜数十倍になっています。
その豊富なビタミン群で美肌を手に入れましょう!
美肌に効果的な成分、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンCを多く含むドライフルーツを紹介します。
ナツメヤシ(デーツ)のドライフルーツはビタミンEを多く含みます。
シミ、くすみを抑える効果があるビタミンEをおやつと一緒に摂取できるのはうれしいですね!
ナツメヤシのドライフルーツのカロリーは100gあたり282kcalです。
他のドライフルーツより控えめなので、美容効果とダイエット効果が一緒になった理想のドライフルーツですね!
ビタミンAには新陳代謝を即し、肌の生まれ変わり即すので、乾燥肌にも効果があります。
ビタミンAは皮膚の栄養素ですから、不足にならないように気をつけましょう。
ビタミンAを多く含むドライフルーツはマンゴーとプルーンです。
他にも柿やアプリコットのドライフルーツもビタミンAが豊富に含まれています。
気になるカロリーは100gあたりマンゴーが368kcal、プルーンが237kcal、そしてアプリコットは288kcalです。
ビタミンCは、肌のコラーゲンの生成を強力にサポートしたり、皮膚のメラニン色素の生成を抑えるため日焼けを防ぐ効果があります。
りんごやアンズのドライフルーツはビタミンCを多く含みます。
キンカンや柑橘系のピールにもふんだんに含まれています。
ビタミンCは熱に弱いため、フルーツの乾燥過程で失われてしまいます。
しかし、りんごのドライフルーツに含まれるビタミンCは、なんと生のりんごの約50倍もあります。
美肌には強い味方のビタミンCですが、過剰摂取しても体外に排出されてしまいます。
りんごのビタミンC含有量は100gあたり214mgと群を抜いて1位です。
成人推奨量である1日100mgを摂取するのに50g、りんごの100gあたりのカロリーは315kcalですが、半分で済みますね!
健康補強食に、症状別ドライフルーツのすすめ
ただおいしいだけではないのがドライフルーツの魅力です。
凝縮された栄養素をドライフルーツで不足がちな養分を補強しましょう!
貧血にはレーズンやプルーン、そしてアンズを食べて鉄分を補強しましょう。
鉄分は多く取りすぎるとおなかが緩くなるので、食べ過ぎに気をつけましょう。
どんな種類の便秘にも効果があるといわれるのがイチジクです。
他にもプルーンやココナッツのドライフルーツは豊富な食物繊維で便秘解消の効果が期待できます。
骨粗鬆症、高血圧、動脈硬化症、糖尿病、関節リウマチ、白内障、アルツハイマー型認知症。
これらの病気は全てカルシウム不足が起因していること、ご存じでしょうか?
イチジクやマンゴー、パパイヤには他のドライフルーツよりもカルシウムが多く含まれています。
病気の予防をドライフルーツのおやつでしてみませんか?
イチジクはカロリーも控えめで便秘にも効果があってビタミンCも豊富です。
他にもカリウムやリン、マグネシウム、鉄分もほかのドライフルーツと比べて豊富という、夢のようなドライフルーツですね!
最後に参考までにドライフルーツの栄養成分票を載せておきます。
参考:日本食品標準成分表・五訂日本食品標準成分表
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まとめ
以前、旅行のお土産にもらったドライフルーツを食べて、南国のフルーツの甘さに感動していたら原材料名に砂糖としっかり記載されていました。
せっかくカロリーを調べて計算していたのに、その努力は水の泡になってしまいました。
カロリー計算のみでなく、効用を調べながらドライフルーツを選ぶのもいいですね。
味が魅力のドライフルーツの楽しみ方は食のみに留まりません。
美肌も健康も、ドライフルーツでおいしく楽しく身に付けましょう!