ヨーグルトで吐き気!?妊娠中つわりで辛い時にヨーグルトを食べてもいい?
ヨーグルトを食べて吐き気を起こしたことはありますか?
私もたまにヨーグルトを食べると、気持ち悪いなと感じることがあります。
人によっては嘔吐してしまう方もいるようですが、その原因は何か気になりませんか?
特に妊娠中の方は、つわりの辛い時に食べても大丈夫なのでしょうか?
ヨーグルトの吐き気の原因と妊娠中つわりの辛い時に食べても大丈夫なのか、そして吐き気への対処法を紹介します。
ヨーグルトを食べて吐き気や嘔吐をしてしまう原因は?
ヨーグルトを食べたときに、吐き気や嘔吐をしてしまう原因は何か知っていますか?
考えられる原因は3つあります。
1. 乳糖不耐症の可能性がある
1つ目は、乳糖不耐症の可能性です。
乳糖不耐症といわれても、何のことだかさっぱりですよね。
乳糖不耐症とは、乳製品に含まれる乳糖という糖分が、小腸で分解されずに消化不良を起こし、下痢や吐き気、腹痛などを起こしてしまう症状のことです。
牛乳を飲んでお腹が痛くなった、お腹がゴロゴロするなどの話をよく聞くかと思いますが、あれが乳糖不耐症なんです。
個人差はありますが、大人になって消化する酵素が減る場合が多いのも特徴です。
つまり、ヨーグルトを食べると吐き気がするのは、お腹の中で糖分が消化しきれていない状態といえます。
私は小さい時に牛乳を飲んでお腹が痛くなったことがあるのですが、ヨーグルトを食べて吐き気がするのはこれと関連していたともいえますね。
ちなみに子どもの場合は重症化すると、体重増加不良を起こすことがあります。
もしお子さんがかかった場合は、病院で相談することをおススメします。
2. 冷たいヨーグルトを食べてしまった
2つ目は、冷たいヨーグルトを食べてしまったことです。
冷たいものはそれ自体が消化の時に、胃腸に負担をかけてしまいます。
ヨーグルト自体は栄養も豊富なのですが、その分カロリーも高く、さらに冷たい状態で食べると、胃もたれや吐き気を起こす可能性があるのです。
冷たいものはデザートにぴったりですが、こうしたリスクもあるんですね・・。
胃腸が弱い方は冷えたヨーグルトを食べるのに注意が必要ですね。
3. 体質に合わないヨーグルトであった
3つ目は、自分の体質に合わないヨーグルトであったことです。
ヨーグルトの種類によっては、自分の体質に合わないものもあります。
毎日食べているのに効果がない場合やお腹が張った場合は自分の体に合わないヨーグルトといえるでしょう。
確かに私はいつものヨーグルトと違うものを食べたとき、吐き気がしたりお腹が痛くなったりした経験があります。
皆さんもヨーグルトを食べて体調に変化が出た場合は種類を変えるか、控えるかした方がよいですよ。
妊娠中つわりがひどい時にヨーグルトは控えるべき?
妊娠中つわりがひどい時は食べたくても食べられない方が多くいるかと思います。
そんな時にヨーグルトは食べても大丈夫なのでしょうか?
実は、食べても問題はないんです。
つわり時期は食べられる時にしっかりと食べることが大切なので、ヨーグルトなら食べられるといった場合は食べた方がよいでしょう。
特に妊娠中は便秘にもなりやすいため、ヨーグルトを摂取することで、便秘解消にもつながりますし、カルシウムも含まれているので、イライラの解消も期待できます。
ただし、ヨーグルトを食べるときに注意することが2つあります。
1. 食べ過ぎに注意する
1つ目は、食べ過ぎないようにすることです。
いくらヨーグルトなら食べられるからといって、そればかり食べていると、栄養に偏りが出てしまいますし、糖質や脂肪も含まれているため、体重増加につながります。
毎日同じものだと飽きてしまいますし、つわり時期の食事はできるだけ工夫が必要です。
特に妊娠中は体重の増減が厳しくチェックされるので、注意しましょう。
ヨーグルトの食べ過ぎで下痢や便秘に!?適量はどれくらい?効果は?
2. できるだけプレーンヨーグルトを食べる
2つ目は、できるだけプレーンヨーグルトを食べることです。
加糖のヨーグルトは体重増加につながりますし、低脂肪のヨーグルトはアレルギーから身を守るための脂肪を取り除く働きがあります。
特に低脂肪のヨーグルトは、生まれた子どもが喘息や花粉症などアレルギーにかかりやすくなる可能性が高いとされています。
つまり、プレーンヨーグルトが一番無難ということですね。
私も妊娠中はつわりがひどく、あまりにもご飯が食べられなかったことがありました。
食べられないと力も出ないですし、つわり自体は長時間続くものではないため、食べられる時は、栄養あるものをしっかりと食べた方がよいですよ。
ヨーグルトで吐き気を感じた時の対処法!
もしヨーグルトで吐き気を感じてしまったら、どう対処したらよいのでしょうか?
その対処方法は2つあります。
1. 温かくして食べる
1つ目は、ヨーグルトを温かくして食べることです。
冷たい状態であると、胃腸に負担をかけてしまいますが、温めることで負担を軽くすることができます。
ヨーグルト100gに対し、500w30秒を目安に、電子レンジで少し温めて食べるようにしましょう。
温かいヨーグルトに抵抗を感じるかもしれませんが、本来ヨーグルトは常温か温かくして食べるもので、冷たい状態で食べるのは日本人だけなんです。
1度挑戦してみてはいかがでしょうか?
2. 合わない場合は食べることをやめる
2つ目は、体質に合わない場合は食べるのを止めることです。
ヨーグルトは食べ始めると、一時的にお腹が張ったり、ガスが溜まったりしますが、腸内が改善されると徐々に収まってきます。
しかし10〜14日経っても症状が変わらない場合は、体質に合わないことが考えられるため食べるのを止めた方がよいでしょう。
それでも、できるだけ毎日食べたいという方は、食べても体調が変化しない自分に合ったヨーグルトを探すようにした方がよいですよ。
まとめ
ここまでヨーグルトの吐き気の原因とその対処方法、妊娠中つわりのひどい時に食べても大丈夫なのかをまとめました。
- ヨーグルトの吐き気の原因は、乳糖不耐症の可能性があること、冷たいまま食べたこと、自分の体質に合わないことの3つが考えられる
- 子どもで乳糖不耐症の可能性がある場合は、病院へ相談する
- 妊娠中つわりの辛い時でも、ヨーグルトは食べられるが、食べ過ぎに注意し、できるだけプレーンヨーグルトを食べる
- 妊娠中に低脂肪ヨーグルトを食べるのは、子どもへのアレルギーの影響もあるため、できるだけ控える
- ヨーグルトを食べて吐き気がしたら、レンジで少し温めて食べるか、食べることを止めるようにする
といった内容でした。
ヨーグルトは栄養もあって、体によいイメージの食べ物でしたが、実際はデメリットもあることがわかりました。
日本ではデザート感覚で冷たいまま食べていますが、それが胃腸に負担をかけているというのは、確かに胃もたれや吐き気がしてもおかしくない気はしますよね。
温かいヨーグルトは少々抵抗がありますが、一度試してみようと思います。
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