油の酸化の見分け方!酸化した油はどう体に悪いの?酸化防止の保存方法は?

油の酸化の見分け方!酸化した油はどう体に悪いの?酸化防止の保存方法は?

油の酸化の見分け方!酸化した油はどう体に悪いの?酸化防止の保存方法は?

揚げ物

 

揚げ物なんかに使用する油を何度か使いまわしている人は多いはずですが油はそのままにしておくと酸化してしまいます。

 

 

この酸化した油、体にとっても悪いというのはよく聞きますよね。

 

 

ただ油が酸化しているかどうかというのは見てすぐわかるものでもなくどう判断すべきかわからない人も多いのでは?

 

そこで今回は油が酸化しているかどうかを見極める方法を紹介していきます。


油の酸化の見分け方!何を確認すれば良い?

 

 

酸化した油って酸化する前の油とどのような違いがあるのでしょうか。

 

そこでいくつか確認して欲しいポイントがあります。

 

 

1. 臭い

まずは臭いです!

 

 

なんとなく酸っぱいような嫌な匂いがする場合に酸化している可能性が高いですね。

 

 

2. 色の濃さ

2つ目は色の濃さ!

 

 

酸化すると色が濃くなります。

 

 

他には泡が消えない、粘りがある、揚げ物がカラッと揚がらないなんていうのも特徴としてはあるようですね。

 

 

油は加熱すればするほど酸化します!

 

 

もったいないので使い回すということ自体は悪いことではありません。

 

ただ使う前には毎回参加の有無をしっかり確認しましょう。

 

もしも酸化の兆候があれば必ず新しい油を使用してください!

酸化した油を摂取したらどんな影響がある?

胃

 

 

酸化した油の特徴がわかったところで今度は気になる古い油が体にもたらす影響です。

 

 

体に悪い!

 

 

というのは知っていても実際どんな影響があるのかまでは、あまり知らない人が多いはずです。

 

理由はいくつかあります。

 

 

肝臓に負担がかかる

 

 

まず1つ目が肝臓への影響です。

 

酸化した油には過酸化脂質というのが含まれているのですが、この過酸化脂質は実は肝臓でしか分解することができないとされています。

 

 

つまり肝臓への負担が大きくなってしまうのです!

 

 

そして結果どうなるのかというと最悪の場合に、肝機能障害、脂肪肝などを引き起こしてしまいます。

 

 

酸化コレステロールによる危険も

 

 

次に酸化コレステロールも気になるところです。

 

 

この酸化コレステロールは加熱などにより酸化した食品に含まれる成分で酸化してしまった油にも含まれています!

 

 

そして酸化コレステロールはどうなるのかというと血管に悪影響を与えて動脈硬化などを引き起こす場合があります!

 

 

例えば同じ酸化コレステロールを多く含むものとしてはインスタント食品やマヨネーズなんかが挙げられますが、体ににとっても良いイメージはあまりないですよね。

 

それにはこういった理由があったんです。


油の酸化を防ぐ保存方法は?

 

 

油は酸化すると体に影響が出てしまうということもわかったところで今度は酸化をできるだけ防ぐための保存方法についてです。

 

まずみなさん使った油、そのままオイルポットなんかに入れていないでしょうか?

 

 

これでは酸化はどんどん進んでいってしまいますz、

 

 

ではどうするのが良いのでしょうか?

 

 

不純物を取り除く

 

 

まずはじめに揚げカスなんかをこし器などを使い綺麗に取りましょう。

 

キッチンペーパーなんかを結構使う方もいますね。

 

こし器の上にセットします。

 

 

これをやるかやらないかで酸化スピードも結構変わってきます!

 

 

ちなみに油が熱いうちに行います。

 

 

密閉する

 

 

そしてオイルポットなどの容器に入れると今度は外の空気と接触しないようにします!

 

 

どういうことかというと密閉するのです。

 

 

油が酸化するのは空気に触れるためです。

 

ですから空気に触れさせないのが1番です!

 

そのまま鍋に放置して置かずに専用の容器に入れるようにしてください。

 

 

置き場所に気をつけて

 

 

次に置き場所ですが、コンロの近くに放置なんていうのは危険なのでやめてくださいね。

 

冷暗所で保管します。

 

ただし冷暗所に保管するにしても早めに使い切らなければなりません。

 

 

だいたい目安は3回くらい!

 

 

期間でいうと2週間くらいと思っておいてください。!

 

 

このようなことに気をつけて保管していれば出来るだけ長く油を使うことが出来ますよ。

 

ちなみにですが、油を長持ちさせる方法として他に梅干しを一緒にあげること、またジャガイモの皮を最後に揚げるなども油が綺麗になると言われています。

 

知らなかった方は一度試して見てはいかがでしょうか。

 

 

最後は必ずポリ袋や牛乳パックなんかに新聞紙を入れて処理をするか油凝固剤を利用することも忘れないでくださいね!

まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

揚げ物に使用する油はすぐに捨てるのはもったいないけれど、ちょっと再利用するための手順が面倒…

 

そう思っている人も多そうですね。

 

 

ただ今回挙げたように道具さえあればそこまで手順も多くなくすぐにできてしまう作業です!

 

 

説明の中にあった、キッチンペーパーでこす!

 

などのポイントをしっかり抑えつつしっかり保管しましょう。

 

 

古い油で揚げた揚げ物と、綺麗な油で揚げた揚げ物は見た目にはそこまで違いはもしかすると分からないかもしれません。

 

 

ただ食べてみると風味なんかはやはり変わってきますよ!

 

しかも健康面でも違いがあります。

 

家族には健康的でなおかつ美味しいものを食べて欲しいものですよね。

 

 

正しい判断方法と処理方法をしっかり覚えておいてください!

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